長編のボツネタ。

愛佳が理佐をばちんてビンタしてから、土生が間に入るところから。
↓↓↓







「みいちゃん、こっち来て」

「え?」

「いいから」


少し固めの表情で小池を呼ぶ土生。

小池は愛佳と理佐の間を抜けて、土生の元へ行く。


「ここ座って」

「な、何言うてんの、」

「いいから」



ここ、とは土生の膝の上だった。
小池は、後ろ向きに座り理佐達に顔を向けるのが恥ずかしくて、横向きで土生の膝の上に座る。
土生は「いい子」と言って小池の頭を撫でた。


そうして、小池の上半身だけを自分に向かい合わせる。

「土生ちゃん?」

「………」


土生は、少し乱暴に小池の首筋を顕にし、舌を這わせてからその白肌に牙を突き立てた。


「っ!?あ、はぶ、…ちゃ、」

「………」



ぐちゅ、と生々しい音が木霊して
愛佳は顔を歪めた
理佐も思わず目をそらす。



「趣味悪…」

「………っ、」



ひとしきり飲んで、牙を抜く。
くたりと脱力した小池は体を土生に預けた。小池の浅い呼吸が届く。

土生は愛おしそうに小池を抱きとめると、ゆっくりと理佐に視線を移した。




「理佐」

「……、なに」

「こうやって、ねるが襲われてもいいの?」

「!」


土生の言葉に、理佐の体が強ばる。


「そういうことになるんだよ?」


そう言って、
そっと小池の顔をあげさせる。


「ごめんね、みいちゃん。大丈夫?」

「……あほ、もっと…方法あったやろ」

「ふふ。ごめん。美味しかったよ」

「………っ、」


そう言って土生は小池の傷跡を撫でる。
敏感になっているそこは、触れられただけでも小池の体が反応した。


「も、触らんでっ、」

「………かわいいなぁ」

















続かなくてボツ。
( ´ ཫ ` )
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