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知ったかぶり

【弓と矢について】


*ここに書いてあることは緑青が個人的に調べた事をまとめてあります。
なので、勘違いや勝手な想像なども含まれます。
今まで読んだ本、テレビ、ネットなどで調べた事ですが、必ずしも正しいとは限りません。
世の中には色々な説が存在します、その中の1つなのだなぁと考え下さると助かります。
勿論、原作者様・制作会社様・出版社様とは全く関係ありません。

ご注意下さい。





露時雨の夢主は旅弓を得意武器に設定しています。
なので、弓にいて語ってみたいと思います。


我が家の夢主の得意武器に弓を選んだ理由は、外出時に携帯する矢の隠し場所を知ったからです。
今まで、弓矢はどこに隠してあるのか不思議でした。

落乱での弓と矢の話は、落乱39巻で清八さんが矢で怪我した時に短弓の話がちょことありました。

短い弓と矢を忍者が使うんだと思い調べて見つかったのが、旅弓の事でした。



旅弓

二つ折りにして長さ27㎝、伸ばして55㎝ほど、鯨のヒゲと竹を幾重にも重ねて膠で固めた短弓。強い強度をもつ。
内に沿った方の背の中心に蝶番をつけ、携帯時には二つ折りにして背中や荷物の中に隠す。
使用時は蝶番が外に向くように弓を張る。





12~15本を菅笠の内側に放射状に差して携行する。
鏃を笠のふちに向け、矢羽根を中心部に集めるように差しておけば、笠の内側を覗かれても、まず発見されない。


笠に矢が隠してあったのかと、この文章を読んだ時にビックリしました。

菅笠は菅で出来た笠の事との事なので、私の中で夢主の外出時は菅笠を被った服装。
分かりやすいイメージは、落乱46巻で乱太郎や左近達に道を訪ねられた時の尊奈門の服装をイメージしています。

いつか、長編の中で夢主に旅弓を使わす話しが書きたいと思っています。




日本で弓と言えば和弓、長い弓が特徴的です。
短い弓の事は中々見つかりませが和弓に関しては幾つか見つけることが出来ました。

弥生時代が160㎝、古墳時代が200㎝、奈良時代が200㎝を越える長弓。この時代以降弓の長さが固定し、後世に引き継がれたと考えられます。
近世以降、弓の長さは7尺5寸(約207㎝)が基準とされてきました。とは言え実際は用途によって長さは違ったようです。

その中で面白いなぁと思ったのが、弓の長さの由来の話しです。



弓が7尺5寸の理由は“七徳五行”に由来するからである。
七徳とは、仁・義・礼・智・信・忠・考。
五行とは木・火・土・金・水をさす。古代中国の世界観を弓の長さに当てはめた。
矢の3尺2寸の理由は“三義”の天・地・人と“二義”の陰・陽にもとずくもの。

と[今川大双紙]にある。と書いてあった事です。

勿論、諸説あるのでそれだけが理由ではないと思いますが、とても興味深く思いました。

本当に弓は歴史のあるものでとても奥が深いです。

私自身は弓道など一切関わりのないので、あまりリアルに感じるものは書けませんが、少しでも良い文章になるよう今後も色々と調べてみたいと思います。








 
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