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幼馴染



※甘々を目指しすぎて誰だお前らはになりました

※完璧な勝、完璧なデを求める方は見ない方がいいかもしれません。

※砂糖だけを多めに詰め込みました

※ほんの少しだけ会話卑猥的表現あるので注意です

※お触り程度です

※上鳴くんの独白が多いです

※更に向こうへPlus ultra6期記念に書きましたけど、内容は全くもって関係ありません!! 皆でテレビ見よう的な発言あるだけ




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【037723は周囲を気にしない】






「かっちゃーーーん」

「…ん」

「あ、いたいた。昨日、部屋に僕シャツ忘れていかなかった?」

「ん…」

「あ、本当に? ありがとう、助かります」

「…んっ」

「?あっ! ありがとうかっちゃん」

「……ん」


一連のやり取りの後に、普通に爆豪の隣に座る緑谷の姿を見つめながら、後ろから眺めていた俺らは何を見せられたんだと思った。
ん? 君たち、俺らの存在見えてます? 今、共有スペースでアンタら何してんのよって俺らの顔が無に近い顔になってました。
説明しよう、俺は上鳴電気、元気じゃねぇよ?電気な?個性は帯電って俺の説明はいい?確かに、今はアイツらの話だったよな、あそこに見える共有スペースピンク色問題児は俺ら雄英高校1年A組に通う幼馴染の“爆豪勝己”さんと“緑谷出久”さんの2人でございます。
今ですね、あの二人ナチュラルに部屋の中での会話した挙句、爆豪の「ん」だけでやり取りしたんですよ?わかります?普通わかんねぇよな。
爆豪の「ん」とか全部「ん」じゃねぇか!! それなのに1人で話す緑谷が俺はびっくりだよ。
あ、因みに今のは「あ、本当に?」の部分の「ん」は洗ってるって意味らしいですよ、顎で洗濯場を指したみたいですね、わかるかぁっ!!てなるよな?な? お前らは通常で電ぴは安心しております。
そして、その後の「…んっ」は頬を相手に向けており、緑谷は何かに気づいたのか普通にほっぺにちゅーして隣に座ったんだぞ!! わかるか? 普通、頬を向けただけでお礼のキスしろとかわかる? 俺はわからねぇな、寧ろ皆わかんねぇよな!!って視線を周囲に向けたら、頷いてくれた。だよなーっと俺は並んで座る幼馴染にニコニコと視線を戻すことにした。
2人が座っているのはテレビから少し離れた2人席。 ならば俺らはテレビを見える真ん中やその他の位置だなっと皆でバラバラに座り始めた。





「爆豪、緑谷、お前らもこれからテレビか?」

「うん、楽しみにしてたのが今から始まるんだぁ。もしかして皆も?ならチャンネル争いかなぁ?」

「あー、俺らは多分見てぇのが緑谷達と同じだから大丈夫だって」

「え、もしかして皆も待機!? だよね、土曜日だもんねっ!!」

「そうそう、俺らも皆おなじ、だってすげぇ楽しみだろ?」

「おい、出久…」

「え? あ、そこに…流石に恥ずかしいんだけど」

「別にいいだろォが、…んっ」

「それじゃあ、そのっ…お邪魔しまっす」



緑谷は少し迷いつつも、拗ねたような爆豪の顔に「んんッ」と少し不細工な面をしつつ飛びついて膝の上に跨るように座った。 あれ?幼馴染だよな?って顔をした俺はニコニコしながら2人を見ていると、爆豪の手は普通に腰と後頭部に置かれ、顔が近づいていく。流石に此処は共有スペースだぞっと立ち上がれば、空気に呑まれそうだった緑谷が胸元に手を置いて「か、かっちゃん!! 流石に此処では…せ、狭いし、こんなにくっついてると、そのぉ…」と赤面していた。
いや、その赤面する姿にはグッとくるものあっけど、あっけどさぁ、あ…爆豪の目が怖い、はい。すんませんってかその爆破用意の手をやめたげて、電ピのライフは既にゼロですっっ!! でも俺悪くなくない?悪くねぇよなっ!!




「くっついてるとなんだよ…」

「…うぅ、意地悪だなぁキミは…」

「早く言えよ…な、出久」

「みっ、耳元はやめてよねっ!! だからぁ、かっちゃんと引っ付いてるとそれなりに僕だってムラムラするんだよっ、わかってよっ」

「ふは、俺も同じだわっ、ならお揃いだろ」

「え、か、かっちゃんもしてるの?」

「あたりまえだろォが、恋人前にして逆にムラムラしねェほうが男としてどうだよ」

「そ、それも、そうか? そうだね、かっちゃんの言う通りだよ」

「(ちょろっ)」



とか爆豪思ってそうだよなぁとは言ってやらない、言えない。
緑谷気づいてくれ、全世界の男だって恋人といるからってどこやかしこで盛る奴ばかりではないし、寧ろ男だからって理由なら俺らもそうだぞっとは口を開かないまんま心で叫んでみる。
なら恋人いない奴らが可愛い子にムラムラするのはなんなんですかねェ爆豪のかっちゃんさんやっ!! てか、今から俺らがテレビ見るって時にどんな会話だよっ、リア充しねっ!! などと思っていると、先程は向かいあわせで座っていた緑谷がモゾモゾと身体を動かして、背中から抱っこの状態になる。 さりげなく腹に手を回してイチャイチャすんなっと言いたくなったが時計を見ると既に俺たちが待っていた作品が始まる時間が迫っていたので、爆豪の膝に緑谷、爆豪と緑谷の隣に轟、そしてその横の少し長椅子に飯田、俺、切島、瀬呂、そのすぐ近くの椅子に女子陣が固まっていた。
俺はその膝に乗って埋もれたいと小声で口にしたら峰田がオイラもだぜぇぇぇぇぇ、同士よっと言ってきたのでひしっと抱き合った。
近くから「きめェ」と聞こえてきたのだがお前に言われたくないからねっ!?と少しぶうたれた俺がいた。



「そ、そろそろだねっ…」

「おー、出久、俺の勇姿みのがすんじゃねェぞ」

「もちろん!! お母さんには録画も頼んであるよ、高画質だよっ」

「俺もだ、高画質なうえに部屋のテレビデッキにも予約しとるし、家にも連絡済み、ちなみに携帯の動画サイトにも課金済みで購入予定だわ」

「え、そ、そこまで!? かっちゃん…」

「出久…」



ひしっと抱き合うバカップルを横目に隣で拍手する轟と感涙する飯田、そして何も言わず無言で拍手する切島達をみつめながら変な光景っと俺は感じつつ、カチッと時間を確認し、テレビを付けた。
俺らの今までの活躍がテレビで披露されると聞きつけたからには見なくてはっとA組全員で出動し、今共有スペースに居るのだ。





________



(30分後…)




「最高だったなぁ…」

「おう!! かっこよかったなオレら!!男らしかった」

「うん、皆の成長が感じられる話だったよ!! 後でノートにまとめることにするねっ」

「おい、デェク…」

「あ、かっちゃん。もちろんキミは最高にかっこよかったよ!! 流石は僕のヒーローだよ」

「…おう」



30分間手に汗握る場面や話にドキドキしていたのに、共有スペースの中気にせず手を繋いだり、恋人繋ぎにしてみたりとか擦り寄ったりとかなんなんだお前らはって感じの空気を出しているけど、テレビが始まった時は大人しく見ていたからそこは認めてやらんでもないなっと何様だと言われてもおかしくないほど上からの気分で頷いた。




「あのぉ、俺ら…そろそろ部屋戻るけど…」

「ん」

「かっちゃん、もう少し此処に居るみたいだから、皆はゆっくり休んでね、おやすみなさい」

「お、おう。皆行こうぜ」

「…デク、デェク…いずくぅ」

「わっ、ちょ、かっちゃん!? 変なとこに手を入れないでっ…」



変なとこってどこですかねぇ…此処は共有スペースなんでそういう行為は辞めてくれよお前らなんて言ってもきっと聞いて貰えないんだろうなっと俺らは背を向けてぞろぞろと部屋に戻っていくことにした。
俺らのクラスの幼馴染は今日も今日とて周囲を気にせずイチャイチャするのだっと俺は悟った。





________








「ん、…かっちゃん、やぁだ…ダメ」

「…んっ、無理だろ」

「もぉ…かっちゃん!! 此処ではダメ、ね? 身体痛くなっちゃうよ」



するっと頬を撫で、真っ直ぐ見つめ合いながら唇を重ねる。
水分をとってないのか、カサついた勝己の唇を舐めて唾液を贈り濡らし水分を渡すように口付けを繰り返した。
勝己の手は既に腰と後頭部に置いてあり、口付ける顔を固定され苦しくなりながら鼻で息を吐き出す。 勝己の腰に置いてあった手は既に背中をなぞる手つきに変わっていき、ゾワゾワっとした感覚に肩を震わす。



「…無理、動けねぇ…」

「嘘ばっかり、見られても、知らないからねっ」

「あ? 皆気ィきかして部屋戻ったろォが」

「気を利かしてというか…半ばそうせざるおえなかったんじゃ」

「だぁぁぁ、グダグダうるせェ…やんのか、やらねェのかだろ答えなんざ」

「うっ、…したい、です」



その言葉を言うだけで恥ずかしいのに、この男は楽しげに聞いてくるから質が悪いっと相手のシャツを掴んでぽすっと肩に顔を埋めながら向かい合わせに座ったまんま口付け、徐々にソファーに身体を押し倒されていった。


朝方、勝己の部屋で目覚めた出久は、全ての片付けをしてくれた勝己に「なんでもするよ」と言ってしまった為に日曜は起きれなくなったそうだ。







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