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お題メーカーにお借りしました!



※ナチュラルに同棲してます

※寝室は2人一緒

※勝が喋らない、でも後からは狸寝入りです


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「ただいまぁ〜」



夜勤明けから帰宅すれば、中から声が聞こえず「あれ?」となった。
本日は自分と同居で無く、同棲している恋人はホワイトボードにでかでかと【非番】っと書いてあった筈だっと思いながらリビングに足を向ける。


「…あれ? うわぁ、珍しいこともあるなぁ」


ひょこっと覗き込むと、そこには珍しくいつもつり上がった眉、そして目元をしている恋人が今は筋肉を休ませているのか目元も眉も筋肉を使っていないのか皺ひとつ無く穏やかな表情で小さな寝息を立てて眠っていた。
身体の大きさや体格からして、恋人の拘りから選んだソファーだとしても寝づらい筈だっと思い、起こそうとするが、彼がこういう場所で転寝するくらい疲れているのならゆっくりさせてあげたい気もする。
自分とて夜勤明けなのだから眠たいけど、珍しい相手の顔を眺めるのも悪くないなぁっと一人表情を見つめつつ口元を緩めた。


「よっし、風邪引かないようにブランケット持ってこよ!! 確か大爆殺神ダイナマイトコラボあったよね」


パタパタとスリッパの音が家の中に響き渡り、生活感のある空気に眠っている相手はリラックスしているのか、起きる気配も無いし顔も穏やかで幸せそうだなぁっと、部屋から持ってきた彼とのコラボブランケットを掛けてやる。 前髪を少し触るも起きる気配が無いことを僕は凄く安堵してしまう。
起きる気配がないということは=警戒必要が無いということなのだから、恋人としても幼馴染としても嬉しい事だっと口元緩めたまんま顔をよせ、閉じられた彼の目元に“ちゅっ”とリップ音を立てて離れた。
一度眉間に皺がより「うっ」と口を紡ぐが、一瞬でにこやかな笑みを零した所を確認すれば嬉しくて何度も何度も“ちゅっ、ちゅっ”と続けてしまうも、独りよがりの口付けを堪能した後に、ブランケットをかけ直して「おやすみ、お疲れ様マイヒーロー」っと口にも口付けてから立ち上がり、二人の寝室に足を向けた。



起きた時に隣で眠っていた相手にベットで犯されることになるのはまた別のお話だ。








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