幼馴染の凄さをしる



【個性掛かる前の出来事】


「かっちゃんのバカ!浮気者!」

「あ? てめぇこそみんなにいい面しやがって!」

「さっきの女の子誰だよ可愛かったじゃないか!」

「お前こそさっきの男は誰だよ!てめぇには俺がいんだろーが」


ワーワーっと男女の前で喧嘩を始めた2人に、当方に告白した2人は置いてきぼりを食らった後に狼狽えていた。

その瞬間、女子生徒のほうが、互いをもっと分かり合うべきでは?と言った為に、男子生徒が僕の個性、入れ替わりなので1度、互いになりきって気持ちを感じ取ってみては?の言葉に、「どっちがより上手く互いを演じられるか」などと馬鹿なことをしでかした事が、この事故のはじまりであった。

個性事故というより、自分たちから始めたこの個性については後に男女の生徒が言い出したという事でA組に囲まれ謝っていたらしい。



戻る時は、単に好きあったもの同士がキスするだけという至ってシンプルな解除でA組は脱力するのであった。


今日もA組名物バカップル馴染みが世界の平和を守っているのだ。







END
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