君との7日間戦争-恋愛-
かっちゃんにそろそろ気持ちを伝えたいのに、昨日の出来事があっていえずに居る。 あの可愛い女の子といやんな関係なはずなのに僕にもキスするとか、かっちゃんはなんなんだ? いや、そもそも僕らは付き合っていると2日目か3日目位に言ってなかった?っと首を傾げた。
「付き合ってるんだからキス普通かぁ〜」
「もっとロマンチックな場所でしたかったなぁ…」
「そもそもかっちゃんにロマンとかあんのかなぁ…」
とか口にしながら心臓はバックバクだった僕。やっぱりかっちゃんは手馴れてるのかなぁとか思いつつ、自室の部屋のダイナマイトコラボのクッションを抱きしめた。
「いやいや、こうやってウジウジしている場合じゃ無いよ僕!」
スクッと立ち上がって学校に行く用意をして、かっちゃんに聞きたいことを聞くんだっと歩いて通学路を通っていると、まさかの相手と昨日の女子ぃぃぃぃぃっと僕は隠れてしまう。 隠れる理由ないだろっ僕っと言い聞かせつつ、林の中を通り抜けようと四つん這いになって地面を這っていく。
その瞬間に聞こえた2人の言葉に、僕の身体は止まってしまった。
「したくねぇことはしたくねぇ、だから、お前に言っとんだわ」
「…でも、それだと緑谷先輩があまりにも可哀想すぎますっ」
「あ? んだよ、お前は俺が結ばれんの嫌なんかよ…」
「嫌じゃないです、嬉しいです! だって、爆豪先輩が…愛してるだなんて、えへへ」
「ふんっ、これ終わったら恋人同士だわ、安心しろや」
「…はいっ!」
そんな会話を聞いてしまった僕は立ち直れそうになかった。
僕が可哀想ってことは、あそこがお付き合いを始めるから僕は幸せに慣れないから、可哀想って事だよな?っと頭がぐるぐるし始めている。
昨日のキスは幻? あー、あれだな…轟くんに聞いてた「まぼろきくん」現象だぁっと1人で解決した。「マボ勝己くん?」とか1人で呟いて1人でナイナイとか突っ込んでしまった。
「…今はそんなくだらないこと考えてる場合じゃない、別れを切り出される前に、自然消滅狙いだろこれは!」
「何が自然消滅なんだ?」
「おはよう緑谷くん、朝から林の中で訓練かい? まずはホームルーム受けてからにしようっ!」
「あ、うん…そうだね」
僕の意気込みをあっさりと友人に聞かれ、恥ずかしくなりました。
あの後から、僕は普段通りに彼を視界にはいれず入らず、普通のクラスメイトの距離で接していた、接しているはずなのに、視線が怖いですっと昼食のカツ丼を前に冷や汗を大量にかいていた。
「おい、クソナード…なんか隠してやがんな」
「隠してないよっ! むしろ、隠し事事態ないというか…」
「…ふぅん、ならいいけどよ」
「君こそ、ないの?」
「…あ?」
箸を止めて目の前の彼に僕は恐る恐る聞いてみた。 聞くなっと心が頭が訴えてるのに聞いた口が塞がらなかった。
「…かっちゃんこそ、僕に隠し事してるんじゃない、かなぁって…なんて」
「…あ? …別に、ねぇよ」
ふいっと視線逸らされて、誤魔化されて僕はぎゅっと箸を握れば「そうだよね、変なこと聞いてごめんね」っと彼に告げてからカツ丼を急いで食べた。
食器を持っていこうと立ち上がった瞬間に「…デク」っと呼ばれたけど、僕は聞こえなかった振りをして走り出した。
今から振ろうとしてる君が、そんな声出すなよっと言えなかった。
「…どうしよ」
「逃げ出すにしても夜だしなぁ」
「…はぁぁぁぁぁ」
などとベットでゴロゴロしながらクッションを抱きしめる。
前回の全面戦争にて人気になった彼のポスターを眺めながら起き上がり、ポスターの相手への唇にちゅっと口付けては恥ずかしさに悶えることとなった。
「ねぇ、かっちゃ…勝己は何を考えてるんだよ」
僕の独り言は、部屋に溶けて消えていった気がした。
これが6日目、君との
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