拍手置場
※すと/ぷりの『リスクテイカー』を参考に書きました
※第5/人格パロです
※8対2の気持ちなのに誰も出てこない
※暗い、ひたすら暗い
※CPは→勝デク、切上
※あくまでも参考なので全てそのまんまお借りしてません
↑上記が注意事項の拍手文となります。なんでも許せる方はどうぞ、
薄暗い、暗い系、カプ苦手な方はスクロールしてスルーしてやってください
________
【リスクテイカー】
はぁ、はぁ、はぁっと数人の息遣いが木霊する。
森の中に迷い込む少年たちは、急いで足を進め駆け足で森の出口を探すように走る。 時折止まっては周りを確認しつつも、仲間を見つけるためにまた走り出す。 気持ちは全員同じ気持ちだ、緑谷達『サバイバー』とされたもの達はその命を持って志を共にしていた。
『逃げ出してみせる』
その言葉を秘めながら、息を殺し走り続けた。
時折ある、暗号の解読機を心臓が落ち着いた辺りで解読を始める。 すこしでも心音が鳴ると危険の合図だっとカチャカチャと何人かで取り囲んでは始める。 その瞬間に近づいてきては楽しそうに緑谷達の惨憺を見つめる。
皆で考えた算段すら覆され、追ってきた彼らから親指を下に下ろされ「ざまぁねぇな」の合図をされる。 逃げろ、逃げろっと追ってくる彼らから散らばるように走り直す。 脱出してみせるんだ、僕らはっと悪魔が迫ってくる夜に走り続けた。
今、逃げられるか逃げられないかのゲームに追ってくるハンターに緑谷達は森の中へ入っていく事しか出来なかった。
________
「さぁ、俺たちと遊ぼうぜぇ…デェク♡」
鬼の声が響き渡り、勝敗を決める戦いに息を潜め立ち向かうことになる。
僕らが散り、負けるか、彼らが先に音を上げて僕らが抜け出せるか、そんなどっちかの鬼ごっこだ。 BOOOOMと派手な音をたて、「さぁ、ゲームの始まりだ」っと告げられれば、隠れていた全員が身を震わせる。
スリリングな状況、決して楽しむことなどできるわけが無い。
正確な位置も掴めないまんま、眩んだ距離、道のりを考えてもアイツらの追跡を逃れ出口にたどり着ける算段はとうに阻まれてしまっていた。
吐息と鼓動が確かに鳴る。緑谷の鼓動がなり出すと言うことは彼の近くに居るのは自分だと言い聞かせ焦らないように息を吐いた。 怖さと理性が反発しあうように自分の心臓と鼓動のはずなのに言うことを聞かないリズムを奏でている気がした。 周りを見渡せば、未だに解読出来ていない散らばる暗号機と、その空気に飲み込まれ始めたのか、逃げ惑う緑谷達はスリルを楽しみ病みつきになりそうになっている。
『ほら、隙だらけだぜぇ…デェク』
ドクンッと心臓が早く鳴り響いた。 振り向いたその瞬間に瞳に捉えるは、人を殺しても何も感情のない無慈悲な視線が絡む。 心臓が高なったまんま殺されるか殺されないかの命の淵に立たされた気分になる。
緑谷の心臓が跳ねる音はそばに居た数人にも伝わり「ハンターが近くにいる」っと通信機で送れば、彼らも怖さの中にいながら足を奮い立たせ逃げるために用意する。
出口にたどり着くために走る、こんな無慈悲な夜に見る悪夢なんて、早く消し去ってしまいたいっと自分たちが放り込まれた世界の舞台に迷わないように、誰の命も差し出さないっと駆け出した。
________
幾度も捕まりかけ、仲間に助けられては逃げ惑う緑谷達。
どこに居ても、逃げても瞳の中にまとわりつく霞 が視界の邪魔をする。 どこに走っても、どこに隠れても彼らのいる場所に誘い込まれるように抜け出すことの無い迷宮に足を捕らわれ狩場に戻される。
足音が聞こえないのに心臓の音は跳ねる。その瞬間に後ろからゾクッとした背筋が凍るような視線に周囲を見渡した…その一瞬だ。
『なぁ、こっち向けや』
鋭い赤い瞳に捕らわれ、「うわぁぁぁぁぁ」っと叫ぶ。
彼は楽しそうに嬉しそうに掌を爆破させながら近づいて緑谷を組み敷く。
快感を覚えた子供のように「おら、鳴けよ…聞かせろよ、その悲鳴 をよぉぉぉぉぉ」っと声を荒らげる。 命の声が逃げろ、逃げろと語りかけてくるのに、彼に上を取られ絶望の叫ぶような音が「ゴォン」と鳴った。
その瞬間に周りの烏は飛び立ち、緑の少年が綺麗に叫び声と共に美しく彼の腕の中で飾られた姿になる。「はぁ、やっぱりテメェはその叫び声、俺を見る時の怯えた表情がいいなぁ、そそるぜデェク」と倒れて赤い物で彩った彼の顔に頬を擦り寄せ、鬼は甘美な声を上げた。
「ほら、堕ちろや…皆、まとめて殺してやんよ…堕ちて、堕ちて朽ちて、俺らに最高な夢をみせてくよぉぉぉぉぉ、なぁぁぁぁあ?」
「オレとバクゴーは甘美な夢を欲しがってる。 ほら、踊れ…踊ってくれ…オレたちが用意した死の舞台に上がってくれるよな、オレの描く脚本 は上鳴、お前をご所望してるんだぜ」
1人を捕まえ、遂に始まった終わりのないショーが幕をあける。
出口のないこの舞台に登って、彼らに血を見せるまで終わらない。
準備が出来ていない? それなら、さらに恐ろしい終わりの見えない気持ちの準備をするのはどうだ?と語りかけられてる気がした。
1人の少年は捕まって腕の中、既に一度殴られてよろよろの黄色い頭の彼に手を伸ばしかけるも目の前で「ゴォン」と鳴れば、床に倒れる仲間の身体。
上鳴も緑谷もその鬼の腕に抱え込まれ、連れていかれそうになる。
超常現象のような夜に巻き込まれた彼ら くらいの丁度いい獲物。
次々と殴られては運び込まれる椅子の上と軋む音に、やがて目を覚ました緑の少年は薄らと瞳を開く。 そこで見たものは、無慈悲に見下ろしてくる赤い鋭い瞳と逃がさないっと容赦なく聞こえてくる心臓の音。
あぁ、惨劇 はまた、繰り返される。
『この勝負、俺らの勝ちだ…挑戦者 共』
END
※第5/人格パロです
※8対2の気持ちなのに誰も出てこない
※暗い、ひたすら暗い
※CPは→勝デク、切上
※あくまでも参考なので全てそのまんまお借りしてません
↑上記が注意事項の拍手文となります。なんでも許せる方はどうぞ、
薄暗い、暗い系、カプ苦手な方はスクロールしてスルーしてやってください
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【リスクテイカー】
はぁ、はぁ、はぁっと数人の息遣いが木霊する。
森の中に迷い込む少年たちは、急いで足を進め駆け足で森の出口を探すように走る。 時折止まっては周りを確認しつつも、仲間を見つけるためにまた走り出す。 気持ちは全員同じ気持ちだ、緑谷達『サバイバー』とされたもの達はその命を持って志を共にしていた。
『逃げ出してみせる』
その言葉を秘めながら、息を殺し走り続けた。
時折ある、暗号の解読機を心臓が落ち着いた辺りで解読を始める。 すこしでも心音が鳴ると危険の合図だっとカチャカチャと何人かで取り囲んでは始める。 その瞬間に近づいてきては楽しそうに緑谷達の惨憺を見つめる。
皆で考えた算段すら覆され、追ってきた彼らから親指を下に下ろされ「ざまぁねぇな」の合図をされる。 逃げろ、逃げろっと追ってくる彼らから散らばるように走り直す。 脱出してみせるんだ、僕らはっと悪魔が迫ってくる夜に走り続けた。
今、逃げられるか逃げられないかのゲームに追ってくるハンターに緑谷達は森の中へ入っていく事しか出来なかった。
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「さぁ、俺たちと遊ぼうぜぇ…デェク♡」
鬼の声が響き渡り、勝敗を決める戦いに息を潜め立ち向かうことになる。
僕らが散り、負けるか、彼らが先に音を上げて僕らが抜け出せるか、そんなどっちかの鬼ごっこだ。 BOOOOMと派手な音をたて、「さぁ、ゲームの始まりだ」っと告げられれば、隠れていた全員が身を震わせる。
スリリングな状況、決して楽しむことなどできるわけが無い。
正確な位置も掴めないまんま、眩んだ距離、道のりを考えてもアイツらの追跡を逃れ出口にたどり着ける算段はとうに阻まれてしまっていた。
吐息と鼓動が確かに鳴る。緑谷の鼓動がなり出すと言うことは彼の近くに居るのは自分だと言い聞かせ焦らないように息を吐いた。 怖さと理性が反発しあうように自分の心臓と鼓動のはずなのに言うことを聞かないリズムを奏でている気がした。 周りを見渡せば、未だに解読出来ていない散らばる暗号機と、その空気に飲み込まれ始めたのか、逃げ惑う緑谷達はスリルを楽しみ病みつきになりそうになっている。
『ほら、隙だらけだぜぇ…デェク』
ドクンッと心臓が早く鳴り響いた。 振り向いたその瞬間に瞳に捉えるは、人を殺しても何も感情のない無慈悲な視線が絡む。 心臓が高なったまんま殺されるか殺されないかの命の淵に立たされた気分になる。
緑谷の心臓が跳ねる音はそばに居た数人にも伝わり「ハンターが近くにいる」っと通信機で送れば、彼らも怖さの中にいながら足を奮い立たせ逃げるために用意する。
出口にたどり着くために走る、こんな無慈悲な夜に見る悪夢なんて、早く消し去ってしまいたいっと自分たちが放り込まれた世界の舞台に迷わないように、誰の命も差し出さないっと駆け出した。
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幾度も捕まりかけ、仲間に助けられては逃げ惑う緑谷達。
どこに居ても、逃げても瞳の中にまとわりつく
足音が聞こえないのに心臓の音は跳ねる。その瞬間に後ろからゾクッとした背筋が凍るような視線に周囲を見渡した…その一瞬だ。
『なぁ、こっち向けや』
鋭い赤い瞳に捕らわれ、「うわぁぁぁぁぁ」っと叫ぶ。
彼は楽しそうに嬉しそうに掌を爆破させながら近づいて緑谷を組み敷く。
快感を覚えた子供のように「おら、鳴けよ…聞かせろよ、その
その瞬間に周りの烏は飛び立ち、緑の少年が綺麗に叫び声と共に美しく彼の腕の中で飾られた姿になる。「はぁ、やっぱりテメェはその叫び声、俺を見る時の怯えた表情がいいなぁ、そそるぜデェク」と倒れて赤い物で彩った彼の顔に頬を擦り寄せ、鬼は甘美な声を上げた。
「ほら、堕ちろや…皆、まとめて殺してやんよ…堕ちて、堕ちて朽ちて、俺らに最高な夢をみせてくよぉぉぉぉぉ、なぁぁぁぁあ?」
「オレとバクゴーは甘美な夢を欲しがってる。 ほら、踊れ…踊ってくれ…オレたちが用意した死の舞台に上がってくれるよな、オレの描く
1人を捕まえ、遂に始まった終わりのないショーが幕をあける。
出口のないこの舞台に登って、彼らに血を見せるまで終わらない。
準備が出来ていない? それなら、さらに恐ろしい終わりの見えない気持ちの準備をするのはどうだ?と語りかけられてる気がした。
1人の少年は捕まって腕の中、既に一度殴られてよろよろの黄色い頭の彼に手を伸ばしかけるも目の前で「ゴォン」と鳴れば、床に倒れる仲間の身体。
上鳴も緑谷もその鬼の腕に抱え込まれ、連れていかれそうになる。
超常現象のような夜に巻き込まれた
次々と殴られては運び込まれる椅子の上と軋む音に、やがて目を覚ました緑の少年は薄らと瞳を開く。 そこで見たものは、無慈悲に見下ろしてくる赤い鋭い瞳と逃がさないっと容赦なく聞こえてくる心臓の音。
あぁ、
『この勝負、俺らの勝ちだ…
END