プロローグ
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真っ暗な闇の中
真っ白な少女は眠っていた
「おはよう ニーナ」
いつの間にか白衣の男がそういった
白い少女はぴくりと反応し口を開く
「起動パスワード確認
機動まで3…2…1
おはようございます
「今日はゆったりめだね」
「すいません 遅くまで本を読んでいました」
「そんなに面白い本だったのかい?」
ニーナと呼ばれる少女は素直に頷く
「はい」
「そうか あぁ その話もいいが 今日がお前の独り立ちの第1歩だ 用意はできているかい?」
「後は朝ごはんを食べるだけです」
「よろしい! では朝食といこう! もちろん キミのパートナーと共にね!」
白衣の男は少女よりも嬉しげに笑い歩き出す
少女はその後をゆったりついて行く
道中くすくすと笑い声が聞こえてきた
「おそよう ニーナ ねぼすけ 珍しい」
「おはようございます ティキ」
それは白とオレンジの生き物だった
トカゲのようなしっぽを可愛らしく揺らしながら 少女の指を小さな両腕で抱きつく
少女は無表情ながらもその生き物を撫で
ゆったりと またあるきだすのだった
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