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「セブルスにね、私のこと好き?って聞いたんだ。」
「え?!彼に?」
「うん。」
「で、返事は?」
「『嫌いじゃない。』って。」
「うんうん。」
「……………」
「…え、それだけ?!」
「?それだけ。」
「………そう…。」
「あ、でも私はセブルスが好きってちゃんと言ったよ?」
「言ったの?」
「うん。」
「……それで?」
「そしたら『そうか。』って、ちょっと笑ったの。ね、すごくない?セブルスが笑ったんだよ。」
「そう……嬉しかったのね?」
「うん。本当に嬉しかった。」
伏し目がちに頬を染める、幸せそうな彼女の位置からはきっと見えないに違いない。彼もまた彼女を見つめ暫し動けないでいることを。
「じれったいったらないわ!」
「?何が?」
「こっちの話よ。」
2009.6.30
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