1
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「聞いてくださいよザキ先輩~」
「ちょ、服を引っ張るなよ。話聞くから。なに。」
「…振られました。」
「は?」
「彼氏にふられました。昨日。他に好きな子ができたって。」
「ああ…」
「お前ならきっともっといい奴が見つかるよ、だって。ふざけんなって感じしません?しかもクリスマスにですよ?ありえないっすよね。」
「ははは」
「お前ならっつうその台詞がまた…。自分は綺麗なまま去ろうとするんですアイツ。最後まで元カノを気遣う優しい男を演じてるつもりなんでしょうね。他にもっといい男がいるよ、ファイト!って。あああ思い出したらまたムカムカしてきた…!」
「…あながち間違いではないと思うけど。」
「え?」
「いや、なんでも。」
「そうですか…」
「うん。」
「…よーし今日は飲むぞ!ザキ先輩、付き合ってくださいね!」
「いいよ。」
「え゛!?」
「なにその顔。」
「なんか今日優しすぎて怖い…!」
「ふーんそういうこと言う…」
「あーっ嘘です嘘ですごめんなさい!!一緒に飲みに行ってくださいお願いします!!」
「うむうむ、素直でよろしい。」
さて、どう調理してやろうかな。
2012.1.7
--------------------
fascinating様よりお題をお借りしました。
45/76ページ