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「こっじゅうろうすわぁあん! あけましておめでとうございまーす!」 「…」 「がっ!あだっ!ちょ、無言で締め出すことないじゃないですか部屋入れてくださいよぉ!きゃわゆいきゃわゆい愛娘が新年のご挨拶に来ましたよーっ!」 「…生憎、俺は生まれてこのかた娘なんぞ持ったためしがねぇもんでな。悪いが余所を当たれ。」 「わ、冷たい!」 「…」 「…っていうかですね、ぶっちゃけここの廊下めちゃくちゃ寒いんで中に入れてもらっちゃったりできたら嬉しいなぁ、なーんて… さっきから足が冷えて仕方がないんですよ。ね、このとおりっ!」 「知らねぇな」 「えええええ」 「そうしてそこにつっ立ってりゃぁちったぁ頭も冷えんだろ それが嫌だったらとっとと自分の部屋へ帰れ。」 「……………………………………小十郎さん、なんか今日は妙につっかかってきますね。」 「気のせいだ」 「………」 「………」 「…………、お、鬼嫁…」 「…」 「…こ、小十郎さんのあーほあーほ このお野菜ふぇち。小十郎さんなんか新年早々政宗さんに叱られ…るぁああああッ!!?いだだだだだだ痛いです小十郎さん痛いです痛い痛い痛いごめんなさいごめんなさいごめんなさい…!!!」 「いーい度胸だテメェ…。初めは見逃してやろうかと思ったが止めだ、こっち来い。」 「っえ、ちょ、いやいやいや…え?なんで着物脱が…え?お布団?なんでお布団?」 「なァなまえ」 「え?え??」 「“姫始め”って知ってるか…?」 「!っう、」 うわぁあああああああ!!??? あけおめ騒動 と、まぁ。 なんだかんだ言って結局“そういうコト”には一切及ばず(小十郎さんが『何本気にしてんだ気色悪ィ…』と言ってきた時は、さすがに私も怒る気力が失せてしまった)、火鉢の火にあたりながら仲良く新年の抱負を語り合いました。 「こ、今年こそっ!今年こそ私は小十郎さんとラブラブになります!いっちゃいっちゃのラーブラブになります!」 「生きてたらな」 「ちょ、それはどういう…?!」 (に、しても。あの時の小十郎さん、若干目がマジだったような気がしたんだけど………気のせい?) 2011.9.1 ------------- |
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