出会い
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【音楽室】
榊「休みなのに呼び出してすまないな」
明日香「構わないわ。」
花梨「どういう用件!?」
優奈「太郎のお願いなら聞くよ!!」
葵「あぁ。そうだな」
榊「それは助かる!!今度マネージャーをして欲しい!!」
・・・・・・・??
明日香「はぁ!?なんのよ!?」
葵「何を言うかと思えば、頭の検査したほうがいいんじゃねぇか」
花梨「ええええ!!!???」
優奈「なーにそれー!?」
榊「いったん落ち着け。やるといっても期間は12日間だ」
葵「マジで嫌な予感しかしねぇよ」
明日香「ちなみになんのよ?」
榊「・・・・・」
花梨「言え!太郎ちゃん!」
優奈「まさか・・・」
榊「テニス部合同合宿のだ」
4人「はぁぁぁぁぁあああ!!??」
榊「もうマネージャー連れて行くといってしまった。」
明日香「ちょ、情報が多くて。ちょっと一服させて。」
榊「あぁ。構わない」
花梨「構わないんだ!」
4人は整理するため屋上に行った。榊は決まったら連絡してくれとのこと。
【屋上】
葵「やー。まさかマネージャーやれと言われると思ってなかったぞ」
明日香「それは私もよ」
花梨「一瞬時止まったよね!!」
優奈「どうしようか?榊にも冗談で言ったわけじゃないだろうね」
4人はうーんっと考えながら煙草を口に咥えながら、屋上の柵に寄りかかった。屋上からはテニスコートが見える。
明日香「でも太郎は私たちの恩人よ。」
花梨「助けたいけど、こればかりはねぇ!」
葵「テニス・・・か。」
優奈「関わりたくないけど太郎ちゃんのお願いも聞いてあげたいよね。」
葵「どうすっかなぁ・・・。ふー」
4人は考えて考えていた。その頃のテニスコートは??
【テニスコート】
跡部「はぁ!!」
越前「まだまだだね!!」
忍足「ふっ!!」
向日「もっと飛んでみそ!!」
桃城「はぁ!!」
海堂「ふしゅぅぅ!!」
テニスコートは今、青学が練習試合で氷帝に来ていた。榊は今部活を見ていた。ベンチに座って試合を見ていた。ちらっと榊は屋上に目を向けた。
榊「煙草の煙が目立っているぞ」
榊が見たことに気が付いた4人は屋上から榊に手を振った。榊は腕組しながら小さく手を振った。
【屋上】
葵「期間限定だろ?」
明日香「12日間よ。」
花梨「その間授業はどうなるの!?」
優奈「さっき太郎ちゃんがメールで、授業は土日に振り返りだって!!」
明日香「まぁもともと授業出ていなかったわね。私たち」
葵「しゃぁーね。太郎の為だ」
[#dn=3#]「そうだね!!少しでも恩返ししたいし!!」
優奈「やってやろう!!」
明日香は榊にメールで【期間限定よ】っと連絡を送った。すぐさま榊から【ありがとう】と連絡がきた。
【正門前】
手塚「今日は世話になった」
不二「また練習試合しようよ」
跡部「いつでも来い」
忍足「やったるでぇ」
菊丸「俺も負けないぞー!向日!」
向日「上等だ!もっと飛んでミソ!!」
大石「こりゃ大変」
宍戸「次もやろうぜ!!」
河村「俺も楽しみにしているよ!」
鳳「もう帰っちゃうのかぁ!」
日吉「もう帰宅時間だからだ」
越前「日吉さん、次は試合してよ」
桃城「腹減ったなぁ!!」
海堂「うるせー!!」
乾「落ち着け。俺も腹減ったな」
海堂「ですよね」
青学テニス部が帰宅するのでそれのお見送りしている氷帝テニス部。そして後ろから声がした。
葵「おい。そこに溜まっていると通れねぇだろ。どけ」
明日香「名残惜しいのかもだけど邪魔よ」
花梨「はいどいて―!!」
優奈「通れないよー!!」
跡部「お前ら。」
後ろから声をかけてきたのは4人だった。バイクを押しながら来たのだ。
跡部「バイクは禁止だと言ったはずだ。」
葵「今日は祝日だろ。いいんだよ」
忍足「なんで学校おるん?」
明日香「うるさいわね」
向日「補修か!?」
花梨「うるさ!!どいて」
日吉「いつも寝てるもんな。」
優奈「なんとでもいいな!邪魔―!!」
4人に普通に話しかけている氷帝のメンバーに青学は驚いていた。
不二「君たちは・・」
手塚「この前の」
鳳「知ってるんですか?」
明日香「知らない人よ」
大石「この前、竜崎先生のお孫さんをカツアゲしていたんだ!」
優奈「違うし!!」
海堂「この前のケリつけようじゃねぇか!」
桃城「海堂の意見に賛成!!」
越前「(それより前から見たことあるような、ないような)・・・。」
わちゃわちゃと揉めている後ろから葵がギロッと睨んだ。それに対して青学は背筋を凍らせた。
葵「邪魔って言ってんだろ。どけ」
葵の一言で道を開けたテニス部。明日香と葵は花梨と優奈にヘルメットを投げて受け取った。バイクの後ろにまたがった。
葵「行くぞ。」
花梨「はいはーい!」
明日香「行くわよ」
優奈「よーし!!明日香の家行くー!」
2台のバイクは青学、氷帝テニス部の真ん中を通って走って行った。
手塚「あの人達はなんだ?」
宍戸「あー。怖いぜ!」
菊丸「えー!?見た目そんな感じじゃないのに!」
日吉「普通に喧嘩とかしますよ」
鳳「この前、暴走族50人と喧嘩していたよ!」
桃城「まじかよ!」
海堂「やばいやつじゃねぇか!!」
跡部「けどまだ俺様達は危害はねぇ。」
芥川「俺よく寝てるからわかんないけど顔きれいだC-!!」
不二「芥川らしいね。」
跡部「このことはいいんだよ!暗くなるからさっさと帰れ。」
手塚「そうだな。ありがとう。跡部」
越前「ツンデレなんだから」
跡部「あーん?なんだ越前」
越前「なんもないっす!」
青学は氷帝を後にし、駅へと向かった。これからある合宿が大変になるとも知らないだろう。
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