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【バイク走行中】
葵「晴れてよかったな!!」
明日香「ええ。そうね!すごく風が気持ちがいいわね」
花梨「風が気持ちー!!!!最高!!」
優奈「あ!江の島向こうだって!!」
明日香「じゃぁあと少しね!」
葵「よし!行くぞ!」
花梨「いえーーーい!!!」
4人は目の前に広がる海に向かってバイクを走らせた。
【海到着】
明日香「じゃぁここで待ってて。私たちはバイクを止めてくるわ。」
葵「変なとこ行くんじゃねぇーぞ」
花梨・優奈「はーい!!」
そういうと2人はバイクを止めに向かった。花梨と優奈は2人が戻ってくるのを待っていた。
花梨「ねぇ!!早く遊びたい!!海だよ!!気持ちがいいー!!」
優奈「そうだね!!風が気持ちがいいね!!」
明日香「お待たせ。行きましょう。」
葵「シート持ってきた。」
花梨「最高!!シート引いて座ろ!!」
4人は砂浜を歩き、場所が良いところを探しそこにシートを引いて座った。葵と明日香は早速煙草に火を付けて吸い始めた。
葵「海眺めながら吸う煙草は格別にうますぎ!」
明日香「心が落ち着くわね」
花梨「煙草吸っているから心は落ち着くだろうね!!」
優奈「私も吸う!!」
2人も煙草に火を付けて吸っていた。その近くで何やら揉めている声が聞こえた。4人は耳を澄ませた。
「お前がぶつかったんだろ!!謝れ!!」
切原「俺じゃねぇし!!お前だろ!!」
「ボクちゃーん?俺らにそんな口聞いていいのかなー?」
丸井「おい!赤也!やめとけ!」
「可愛がっちゃおうかなぁ??」
仁王「おぉ。物騒じゃのぉ。」
チャラい男3人が何やら高校生に絡んでいる様子。せっかく気分良く海を見ながら煙草を吸っていた4人は気分が悪くなった。
丸井「赤也!落ち着けって!」
切原「止めないでください!丸井さん!こいつら俺がぶっ飛ばしてやるっす!!」
仁王「落ち着着んしゃい」
「いいぜ?まずはお前から来いよ!!くそがき!!!」
切原「上等だよ!!」
「俺を誰だかわかってんのか?おらぁ!!」
切原「・・・!!」
男は切原に拳を振りかざした。切原は咄嗟に目をつぶってしまった。
パシッ!!!!
葵「うぜぇ・・・!!」
「ぐはぁ!!」
切原「・・え?」
葵が切原の顔に拳が当たる前に相手の拳を受け止めた。受け止めた拳は離さず、右脚で相手の顔面を蹴った。
明日香「あーあ。またやったわね」
花梨「いやー!!機嫌悪いと誰彼構わず殴るの恐ろしー!!!」
優奈「機嫌悪くなると怖いんだよね!!」
仁王「誰じゃ?」
丸井「赤也!!」
葵の後に続いてのらりんくらりん煙草を咥えながら、葵のもとにやってきた。切原はバランスを崩して後ろに倒れそうなのを丸井が支えた。
「おい!!女!!!!やんのか!!??」
「俺たこう見えてボクシングやってたんだぜ!!」
「さっきのはまぐれだろ!!」
明日香「あら?まだ懲りてなかったのかしら??」
花梨「さっさとくたばればいいのにね!!」
優奈「あー、君たちは向こうに行ってていいよ。」
仁王「じゃが・・」
丸井「大丈夫かよぃ」
切原「やらせろ!!」
葵「ガキは下がってろ。邪魔なだけだ。」
切原「・・・くそ」
「おうおう。かっこいいねぇ!ねぇちゃん!!」
「たっぷり可愛がってやる!くくくく」
「俺たちを怒らせたこと後悔するなよ!!」
男たちが一斉に4人に向かって殴りかかってきた。
「さっきの仕返ししてやるぜ!!」
葵「お前は私に指一本触れないだろ?」
「ふざけんじゃねぇ!!」
葵「あーうざ。」
「ち!ちょこちょこ避けやがって!!」
葵「お前の攻撃なんて煙草吸いながらでも避けれる」
「んだと!!」
葵は攻撃を避けながら煙草に火を付けた。煙草を吸いながら相手の技を避けていく。
葵「もう満足か??じゃぁこっちの番だ!!!」
「うがぁ!!・・はぁはぁくそ!!」
ドガ!!・・・バキ!!バキバキバキ!!
「ぐわぁぁぁぁああ!!」
葵「やべぇ。骨折っちゃったかもしれねぇな。まぁ良いか。」
葵は煙草の火を携帯灰皿にジュッと押し当ててその場を立ち去った。
明日香「はぁ・・めんどくさいわね」
「お前良い身体してんじゃん!!」
明日香「・・・ぶち殺してやるわよ。」
「おあらぁぁぁ!!」
明日香「はぁ!!」
ドゴ!!・・シュ!!バキン!!
「ぎゃぁぁぁぁあ!!歯が!!歯が!!」
明日香「あら?前歯が3本取れちゃってよりかっこよくなったんじゃない??」
「ふざけんじゃねぇ!!」
明日香「まだやるつもりなのね。もう大変だわ」
「くたばれぇぇぇぇ!!」
明日香「くたばるのはあなたよ!」
明日香は最後の足技で相手の男を気絶させた。明日香は煙草に火を付けて葵のところに向かった。
花梨「そっちいったよー!!」
優奈「任せて!!」
「はぁはぁ!!!!・・・くそ!!しんどい!!」
花梨「あはは!!私らから逃げられるといでも!?」
優奈「ほらほら!!走れ走れぇ!!」
「もう限界だ・・・!!」
花梨と優奈に追いかけられ体力の限界が来た男は砂浜に倒れ込んだ。ニヒヒっと花梨と優奈は笑い、砂浜に大きな穴を掘って、男の顔以外を砂で埋めた。
花梨「いいんじゃない!!??どう!?」
優奈「最高だよ!!」
「お前ら!!ふざけんじゃねぇ!!」
花梨「はー!!すっきりした!!2人所いこ!!」
優奈「爪取らなくてよかったかな?」
花梨「あんな不細工の爪はいらないよ!!」
2人は笑いながら明日香と葵のところに戻った。
明日香「終わったかしら?」
花梨「余裕だよ!!!埋めてきた!!」
葵「おー、いいじゃんか」
優奈「泣いてたよー?(笑)」
4人はケラケラ笑っていた。その様子を見ていた丸井と切原と仁王が声をかけた。
丸井「その・・・助けてくれてサンキューな!」
仁王「ほれ、赤也も礼をいいんしゃい。」
切原「・・・す」
葵「・・・ち」
ドゴォ!!!
丸井「赤也!!」
仁王「おい!!!!」
明日香「あらあら。」
切原「いってぇな!!何すんだよ!!」
葵「勝てねぇのに喧嘩売ってイキがってんじゃねぇぞ。くそがき」
切原の顔面を思いっきり殴った葵。切原は倒れ込み丸井と仁王が駆け寄った。
真田「赤也!!どうした!!」
幸村「大丈夫かい!?」
柳「なにがあったんだ」
柳生「大丈夫ですか?切原君!」
桑原「なにすんだよ!!」
仁王たちと待ち合わせしていた真田たちが丁度、切原が殴られるところを見て、走って駆けつけてきた。
明日香「あなたたちの知り合い?」
柳「そうだが、赤也がどうして殴られるんだ?」
花梨「ちゃんと教育しておきなよー!!」
優奈「本当本当!!弱いくせに!!」
切原「てめぇ!!」
葵「うざ。」
ツン。
切原「うわぁ!!」
葵「脚引っかけたくらいで転ぶなんてまだまだだな。」
柳生「なにするんですか!」
明日香「あそこの2人に事情を聞けばいいんじゃないかしら?」
真田「その前に赤也を殴ったことに対して謝罪しろ!」
幸村「大けがしたら大変じゃないか。」
4人とテニス部はバチバチになっていた。けどそんな空気をさらにピリつかせたのは葵だった。
葵「どけ。」
真田「・・・!!」
葵はギロッと真田を睨んだ。その気迫は凄まじい物だった。真田は一歩後ずさりした。その横をスルッと通り抜けた葵。そのあとに続いて明日香と花梨と優奈は葵を追いかけた。残されたテニス部は・・?
柳「一体何があったんだ?」
切原「・・・」
丸井「こいつが別の男に絡まれてるの見てあの4人が助けてくれたんだよぃ!」
幸村「じゃなんであの人達は赤也に怒ってたんだい?」
仁王「さっきのイケメン女子に勝てないならイキがるな言われて腹がたったんじゃろ?」
切原「・・そうっす」
真田「ばかもん!!本来なら礼を言うはずだ!」
柳「弦一郎。そこまでだ。」
幸村「次会えたらその人にちゃんとお礼言うんだよ。いいね?」
切原「はい!!」
テニス部も海沿いを歩き始めた。喧嘩を見ていた切原、丸井、仁王はあの女子たち強いのぉー、怖かったぜぃ!。顔面いてぇなどの会話をしていたようだ。
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