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【広くていろいろある公園】
学校の後4人はどこかの公園に行った。その公園は広くて、遊具や、スポーツできる場所が多くある公園。もちろんテニスコートもある。
葵「ここの公園広くていいんだよな」
明日香「本当ね。バイクも止めれる駐車場も広いわ」
花梨「いえーーーい!!」
優奈「ちょ!!まってー!花梨!!」
4人は公園の中をふらふらと散歩していた。公園を散歩していると自然にテニスコートの入口に着いてしまった。
葵「はっ。なんでここに来ちまったんだか」
明日香「あら。いつの間に。体が染みついてるのかしら?」
花梨「本当だね!!まぁ用事は無いから行こうよ!!」
優奈「うんうん!もう縁もゆかりもないところ!」
4人はテニスコート入口に入る前に去ろうとした時・・・。
「ちょっと!!離してよ!!」
「だ、、誰か!!来てください!!」
「ちょ!!やめてよ!!」
テニスコートの奥から助けを求める声が聞こえた。足をピタっと止めて4人は顔を合わせた。
明日香「はぁ。聞いちゃったら・・ねぇ」
花梨「本当だね!!これはこれは!!」
優奈「行ってみようか?」
葵「あぁ、行くぞ」
4人はテニスコートに向かった。
【テニスコート】
男1「可愛い女の子いるじゃーん!」
男2「なになにー!?テニス練習しに来たのー?」
男3「俺たちが教えてあげようかー!?」
男4「そんな短いスカート危ないよぉ??」
杏「ちょっと!!触らないでよ!!」
朋香「杏先輩!!」
桜乃「杏先輩!!ど・・どうしよう・・。」
男4人に絡まれていたのは中学生の時、関東大会、全国大会で知り合った、不動峰高校の橘杏と青春学園高等部の竜崎桜乃と小坂田朋かだった。杏は男に手首を掴まれていた。周りの人は巻き込まれたくなくて見て見ぬ振りだった。
バコーン!!!・・・ビュウウウウ。バシ!!
男1「いってぇ!!誰だよこの野郎!!」
遠くからテニスボールが飛んできてそれが男1の手首に命中。杏は手を放され離れた。ボールが飛んできた方向を男たちと杏たちは見た。
葵「おう。ありがとうなこれ」
子供「どういたしまして!!」
明日香「なにダサいことしてるのかしら?」
花梨「プップー!!!くそダサいね!!」
優奈「かっこ悪い・・・。」
ボールの方を見ると葵が近くにいた子供にラケットとボールを借りて男の手首を狙ったのだ。明日香たちは杏と桜乃と朋かを男たちから遠ざけた。
男2「なんだよ!!女じゃねぇかよ!」
男1「俺の手首どうしてくれんだよ!!」
葵「知るかぼけ。お前の手首よりこっちの子の方が心配なんだよ。」
男3「たまたま命中したからっていい気になりやがって!!」
男4「あぁ!!痛い目見て貰わないとな!!コートに入れ!!」
花梨「あーあー。売っちゃいけない相手に喧嘩売ったね!」
優奈「ご愁傷さまです。ちーん」
杏「あれ止めなくていいんですか!?」
桜乃「あの人達怖いですし・・・。」
朋香「いっけえー!がんばれー!」
桜乃「朋ちゃん・・・。」
男1「俺たちに喧嘩売ったこと後悔させてやるよ!!」
男3と男4VS明日香と花梨の試合が始まった。男たちは花梨達からのサーブで良いと言った。
男3「ち、俺たちはな、有名大学のテニス部サークルの人間だぞ!負けるわけが・・・!!」
バシュ!!・・・・・。
花梨「15-0!!よっしゃー!いえーい!!」
男1「なーにやってんだよ!!しっかり玉みろ!!」
男3「うるせー!!みてるよ!!」
明日香「うるさいわね。害虫ども」
男4「ひぃ!!」
点差はどんどん広がっていく。4-0で相手は1点も点数取れていない。ギャラリーで見ていた葵と優奈に杏たちは聞いた。
杏「あの人達・・・何者なんですか?」
桜乃「すごく強い。」
朋香「きゃー!!かっこいいー!!」
葵「あー、少しテニスやってたってやつ。」
優奈「そうだねー!」
杏「少しで1点も取らせないなんて・・・」
花梨「もう遊びはこれでいいんじゃなーい!!ねぇ!」
明日香「えぇ。そうね。」
男2「は・・?右利き?だって左でやってたじゃん!」
[#dn=1#]「遊んでんなーあいつら。」
優奈「手加減されたってことね!!」
男3「くそ!!」
結果は花梨と明日香の完全勝利。1点も取れなかった男たちはイライラしていた。男1と男2は走って明香と桜乃と杏に向かって走った。
杏「きゃぁぁ!」
桜乃「きゃぁ!」
朋香「桜乃!!」
男1「このくそ野郎ー!!」
男2「ふざけやがっえぇ!!!」
男1と男2はか弱そうな桜乃と朋香と杏に向かって走りだした。
桜乃「きゃぁ!!」
朋香「いやぁ!!」
杏「あぶない!!」
3人は殴られると思ったとき。葵が桜乃と朋香を片腕で抱きしめるような形で守り、右脚で思いっきり男1の頭部を蹴り倒し、男は2回転しながら転がった。優奈は杏の前に飛び出し、男2の腹部を殴り、頭を掴み固定し、膝で顔面を蹴った。
男1「くっそー!!俺に兄貴暴走族だからチクッてやる!」
男2「覚えてやがれ!」
男3「待てよー!!」
男4「おいていくなよー!!」
男たちはそそくさと逃げていった。
葵「じゃぁあたしらも帰るか!マジくそ雑魚だった」
明日香「そうね。帰りましょう。これ以上ここにはいたくないわ」
花梨「よっしゃー!!気合いれて帰るぞー!!」
優奈「疲れるからやめて。」
4人は桜乃と朋香と杏の横を通り過ぎた。葵は桜乃と朋香の頭をクシャっと撫でてその場を去った。
朋香「桜乃。今の人かっこよすぎ・・・。惚れたよ」
桜乃「そ、そうだね!かっこいい人だったね。」
杏「氷帝の制服着てたから氷帝の学生じゃない??・・・って聞いてないか!」
4人の強さに名前も知らない人に憧れを持った2人だった。
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