3校合同合宿!!
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
【テニスコート】
明日香「珍しいわね。あなたが怪我するなんて。」
手塚「油断した。」
明日香「油断しないように気をつけなさい。」
明日香がコートの外側で業務をしていると手塚が来て怪我をしたので救急箱が欲しいと言ってきた。明日香は救急箱を取ると手際よく手塚の怪我した場所を手当てした。
手塚「明日香はなんでも出来るんだな。」
明日香「そんなことないわ。」
手塚「・・・。」
明日香「どうしたの?」
急に黙り込む手塚に明日香はどうしたのかしらと手塚の顔を見た。
手塚「・・・明日香はいつまで壁を作っているんだ?」
明日香「どういう意味よ」
手塚「今まで何があったかは分からない。お前はいつも誰も引き寄せない雰囲気を出している。まだ会って間もないが俺は明日香が心配だ。」
明日香「別に・・・心配されなくて結構よ。はい出来たわ。」
手塚「・・あぁありがとう。」
明日香は手当てを終えると救急箱を片付けた。手塚は何か言いたそうだったがお礼を言うと練習に戻った。明日香は少し横目に手塚の後ろ姿を見た。なによっと言い明日香も仕事に戻った。
【厨房】
葵「さくのー。これ盛り付けて」
・・・・返事がない。また葵は桜乃ー!と言った。
跡部「これやればいいんだな」
葵「はぁ?練習はどうした?戻れ」
差し出していたお皿を受け取ったのは桜乃ではなく跡部。休憩時間だったので厨房の様子を見に来ていた。跡部はお皿をもらうと食材を盛り付けた。意外にもキレイに出来ていた。。
跡部「毎回こんだけの量作るの大変だろ?」
葵「あんだけの人数いればな。」
跡部「くっくっく。葵たち、喧嘩はするけどたまに素直な時あるよな」
葵「うるせ。黙って手動かせ。」
跡部はくっくっくと笑うとどんどん盛り付けていった。葵と跡部は手を動かしながら話した。
跡部「過去にお前たちが何があったかは聞かねぇ。だけどな少なくとも俺様は葵たちのことを良く思っているぜ。」
葵「・・!!」
跡部「何回目だ。俺様の胸倉掴むのは。」
葵は跡部の言葉に反応し胸倉を掴んだ。ギッと睨むが跡部は何とも思わなかった。
葵「なんもしらねぇくせに!!うぜぇんだよ!!」
跡部「あぁ。知らねぇな。何があったか知らねぇが俺はお前を絶対にそんな顔させねぇ。」
葵「・・・・。」
胸倉を掴んでいた手を放し作業に戻る葵。跡部が見た葵の顔は今にも泣きだしそうな表情だった。少し時間が経つと葵はまた元の表情に戻る。夕飯の時間になり練習を終えたレギュラーがやったきた。葵は何もなかったように振る舞った。
そして夜・・・。
【バルコニー】
花梨「なんかさぁ。葵と明日香変じゃなかった??」
優奈「確かにー。なんかあったの?って聞いてもなんもないっていわれるしー!」
2人は夕食を終えお風呂も済ませバルコニーで飲み物を飲みながら煙草を吸っていた。今の時間は夜の22時。
丸井「よぉ!お前らも涼みにきたのかよぃ?」
不二「僕たちに涼みたくてね。」
やってきたのは不二と丸井。偶然廊下で会って一緒にバルコニーまで来たのだ。2人が来て花梨と優奈はうげぇっと言った。
丸井「お前ら煙草吸ってんのかよぃ。」
不二「体に毒だよ?」
花梨「うるさい。吸ってないと死ぬー。」
優奈「そうだね!煙草は嗜好品!!」
不二「もう心配して言っているのに」
丸井「そうだぜぃ!!」
花梨「うるさい!!」
花梨は座っていた椅子から立ち上がり不二を睨む。
花梨「お生憎様!!あんたらに心配されることなんて1つもないね!!あたしには葵、明日香、優奈がいるんだから!調子乗ってんな!!」
不二「でもそれって寂しいじゃないか。せっかく僕たちもいるのに距離置かれてもう少し僕たちにも頼ればいいじゃないか。」
優奈「花梨・・それ以上は太郎との約束破ることなるよ。やめな」
花梨「・・っち。太郎ちゃんに感謝しな。」
丸井「お前らはもう少し周りを頼れよぃ。俺たちにも何か出来るかもしれないだろぃ?」
優奈「本当にそう?あたしらの今までのこと聞く覚悟はあるの?ないでしょ?どうせドン引きすんだから!!いい加減にしてよ!!口では何とでも言えるよ!!信用なんないよ!!」
はぁはぁと肩を動かし言いたい事を言いまくった優奈。信用できないんじゃなくて信用するのが怖いんだよと言う言葉は言わなかった。また裏切られるのが怖いその考えが頭を過る。
丸井「すまねぇ。軽率だった。けど俺はお前らをなんとかしてやりたいんだよぃ。いつもいつも合宿中は暗い表情が多くあるから」
不二「僕もだよ。君たちには笑って欲しいんだ。この合宿来てから笑ってないでしょ?」
不二と丸井に言われ気づいた。確かに腹から声出して笑ったのなんて本当何年前の事だろうと思った。黙り込んだ2人に対して不二は顔を覗き込んだ。
不二「ごめんね?勝手な事ばかり言って。僕は君たちが心配なのは本当だよ。でもこれ以上はなにも言わない。余計なお世話になると思うから。」
丸井「俺も。なんかわりぃな。行こうぜ不二。」
丸井と不二はバルコニーから去った。花梨と優奈はタバコの火を消すとイライラしながら葵の部屋に向かった。
【葵の部屋】
花梨「あー!!もうむかつく!!!あの細目!!」
葵「なんでこんな怒ってんだよ。」
バンっと大きな音を立てて葵の部屋に入った2人。花梨はベッドにダイブして文句を言う。明日香は先に部屋に来て紅茶を飲んでいた。優奈はソファに座ると状況を説明した。
優奈「さっきバルコニーでタバコ吸ってたらさ、やな奴が来て好き放題言われて怒ってんのー!」
花梨「マジムカつく!!!あの青学の細目で小柄なやつ!!!」
明日香「なんとなくわかったわ。」
紅茶を飲みながら状況を把握した葵と明日香。
明日香「私ね、話してみようと思うの。」
葵「あ?なにを話すんだ?」
花梨「まさか!!昔のこと話すんじゃないの!?」
明日香「全員には言わないわよ。もちろん。話してもいいかなって人にしか話さないわよ。」
優奈「もし言いふらされたり、変な態度取った時はどうするの??」
明日香「そんなの簡単よ。潰せばいいのよよ。」
コクッと紅茶を飲みながら言う明日香。なんでこうなかったかを話す事に決めたみたいだ。
葵「そうだな。ちったぁ前進んで見るか。」
花梨「ちょっと考えるわ。」
花梨は部屋から出て行き自分の部屋に戻った。花梨だって本当は悩んでいる。話すかどうか。
優奈「太郎にも言われたもんねー。信用できるかどーか。」
明日香「いつまでもこのままで良いはずないもの。」
優奈「そうだね!!」
4人は前に進もうとしていた。確かに過去の過ちはずっと残るけど、このままずっとこの殻に閉じこもっていたくないと判断した。花梨も部屋に戻ってから考えていた。話してみようかなって。
花梨「癪に障るけどあたしもあいつになら話してみる。」
そう優奈に連絡をした。決めた人にだけ言えばいいよと返ってきた。花梨はその返事を見るとスマホの画面を決してベッドに入って眠りについた。
.
