3校合同合宿!!
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【氷帝学園高等部 正門】
跡部「おい、全員いるか?」
忍足「全員おるで。」
向日「くそくそ!葵たちがいねぇぞ!!」
跡部「あいつらは別で行くって言っていたから現地集合だ。」
跡部たちは全員集合していた。マネージャー4人は現地集合とのことで、レギュラーはバスに乗り込み合宿所へ向かった。その頃の4人は・・・?
葵「忘れもんねぇーか?」
明日香「ええ。大丈夫よ」
花梨「お菓子!!お菓子!!」
優奈「いえーい!楽しみ!!」
葵「遊びじゃねぇぞ。」
明日香「ふふ。それより車ありがとう。」
花梨「いつみてもかっこいい車!!!」
優奈「いいねぇ!!!」
葵「早く行くぞ。太郎待たせることなるぞ。」
4人は葵の車に乗り込み目的地に向かった。葵が運転。明日香が助手席、後ろに花梨と優奈が乗った。葵は眩しいなと言いながらサングラスをかけた。
【高速道路】
宍戸「見てみろよ!長太郎!」
鳳「うわー!景色が綺麗ですね!」
忍足「本間やな」
日吉「田んぼが多いですね」
向日「すげーな!!」
樺地「そうです・・ね」
芥川「俺眠たいC-!!」
跡部「着いたら起こしてやる。」
氷帝のメンバーも高速道路に乗っていた。景色はどんどん田舎になっていき、窓の外から景色を見ていた。すると隣に黒い車が氷帝のバスと並んだ。
向日「うっわー!!あの車かっこよすぎだろ!!」
忍足「なんや、アストンマーティンやないか。ごっつい高い高級車やで。」
宍戸「馬鹿高ぇな!しかも黒ってのがかっこよすぎだろ。」
鳳「高級車でもいくらくらいするんですかね?」
跡部「アストンマーティンはイギリスの車だ。あれは日本でも388台しかねぇ貴重な車だ。大体1000万円~2000万円もするもので、最高峰額は8億くらいだ」
日吉「一体どんな人が乗っているんですかね」
芥川「すっげー!!かっこE!!」
樺地「あ、窓が…開きました。」
レギュラーは高級車をずっと見ていた。窓が開いたのでどんな人が乗っているんだろうと見ていると・・・。
明日香「・・・ふーっ」
宍戸「あれは明日香!?」
明日香「あら。あなたたち」
窓を開け、煙草の煙を吐く明日香がいた。明日香と呼ばれ右を見ると氷帝レギュラーがこっちを見ていた。花梨と優奈も窓を開けてレギュラーを見た。
花梨「なんだ!じーっと誰か見てきてるなーって思ったら君たちか!!」
優奈「ねぇー花梨!!お菓子1人で食べないでよ!!」
向日「いやいや!!なんでそんな高級車!!??」
※高速走っているときは窓開けて隣の車と話すと危険です※
明日香「うるさいわね。」
忍足「ごつい車乗ってるんやな」
宍戸「え・・・!?3人がそれに乗っているってことは」
日吉「もしかして運転は??」
跡部「葵か?」
葵「私だ。おら、スピード出すから窓閉めろ。」
運転は葵だった。花梨たちははーいっと返事すると窓を閉めた。葵は先ほどよりもスピードを上げて氷帝のバスを追い抜いた。その車の後ろ姿を見て、レギュラーは唖然としていた。あいつら何者だよと宍戸がつぶやいた。4人の事を調べていても何も手掛かりはなかった。
【合宿所】
手塚「久しぶりだな。」
幸村「そうだな。全国大会ぶりだね」
真田「手塚ぁぁぁああ!」
不二「相変わらず真田はうるさいね。手塚見るなり叫ぶのもう発作だよ」
真田「ぐぅ!」
柳「静かにしろ弦一郎。ほら、氷帝が来たようだ」
少し遅れて氷帝のバスが到着した。跡部たちはぞろぞろと降りてくるが先ほどバスを抜かした4人がいないことに気が付いた。
跡部「おい。女4人ここに先に来てなかったか?」
越前「いや、俺たちが先でそのあと幸村さんたちであとは誰も来てないっす」
忍足「なんやねん。俺らのより先にいったやないか」
仁王「なんじゃ。誰か来るんか?」
宍戸「あぁ。榊監督が今回の合宿で期間限定でマネージャーやることなった4人の女子だよ。」
切原「へー!!めっちゃ楽しみっすね!」
向日「先に来てなかったんだな!」
丸井「俺ら以外来てないぜぃ?」
芥川「その子たちマジマジかっけぇんC!!」
真田「遅刻してくるとはたるんだる!!」
大石「何かあったんじゃないのかい?」
手塚「連絡先は知っているのか?」
跡部「しらね。そのうち来るだろ」
先に来ていると思いきや着ていなかった4人がまだだった。駐車場に集まっていたので、場所を移動しようとした時、車が1台入ってきた。華麗なハンドルの使い方で駐車場に一発で決めた。ガチャッとドアが開き乗っていた人が降りてきた。
葵「お前のせいで時間かかったじゃねぇか!」
花梨「ぎゃ!!痛いし!!」
明日香「お菓子食べすぎたからいけないのよ。」
優奈「本当だよ!途中でお腹壊しちゃうんだから!」
降りてきたのは4人だった。葵は煙草を咥えながら、時間がかかった原因の花梨の頭をげんこつした。痛ーいと言いながら出来たたんこぶを撫でる花梨。やれやれとした顔で出てきた明日香。優奈もあきれていた。個性的な4人が降りてきたことに対してレギュラー陣はなんだなんだと思っていた。
榊「遅かったじゃないか。」
葵「あ、太郎。花梨がお菓子食べ過ぎて腹壊してSAでトイレ行っていた」
榊「事故に巻き込まれたと思った。」
葵「私の運転なめんなよ」
榊「そうか。ほら、行くぞ」
4人は榊の後に続いた。その後ろから榊についていく青学、立海、氷帝。後ろでひそひそしていた。柳と乾はアストンマーティンをみて4千万(オプション込み)と言った。
合宿なので一応開会式が行われた。立海の監督は体調不良でお休み。氷帝からは榊太郎。青学からは竜崎スミレ。それぞれ監督が話していた。榊が今回期間限定でマネージャーをしてくれる4人だと言い4人は気怠そうに並んでいた。
榊「自己紹介を頼む。」
葵「氷帝3年。桧山葵」
明日香「同じく3年。青山明日香」
花梨「氷帝2年。夏目花梨」
優奈「同じく2年。鳴海優奈」
4人は必要最低限の自己紹介のみ。切原があんときの!と言って真田に静かにせんか!と頭をげんこつされた。
竜崎「青学からも今回のお手伝いじゃ!ほれ!」
桜乃「えっと、青学高等部1年竜崎桜乃です!お願いします!」
朋香「同じく1年の小坂田朋香です!!・・・ってきゃぁあ!この前のイケメン!!」
朋香は今気が付いたのか4人を見て叫んだ。きゃぁ!私の王子様ー!と言い葵を見た。竜崎が小坂田静かにせんか!と言いその場は収まった。
明日香「あんたいつから王子様なったのよ」
葵「知らねぇよ。誰だっけ?」
明日香「本当。興味ないと覚えないわよね。」
榊「部屋割りは各部長に渡しているので見るように。それと、今回は大きんじゃスポーツ施設なので他の人もいるので迷惑ならないように。Aテニスコートは12日間私たちが使えるように確保している。BCDテニスコートもあるがAだ。迷わないように。では、1時間後に集合だ。いって良し!」
ビシッと決め、早速レギュラー達は部屋割りを確認していった。
葵「へー。私ら2人部屋なんだ」
明日香「別に2人じゃなくてもいいんだけどね」
花梨「優奈と一緒だ!!」
優奈「夜はお菓子partyだ!!」
4人が部屋割りを確認していると後ろから桜乃と朋香が来た。
朋香「あのときの私の王子様!!」
桜乃「ちょ!失礼だよ朋ちゃん。あの、先日はありがとうございました」
葵「あー・・・」
花梨「本当に覚えてないね」
明日香「お互い頑張りましょうね」
優奈「でた、ビジネス笑顔」
4人はそう話すと部屋に戻っていった。4人は動きやすいように運動着に着替えた。葵は寒がりなので上にジャージを羽織、下は短パン。明日香は日焼け対策と言い上下ジャージ。花梨と優奈は元気すぎるので半そで短パン。勿論自前。
葵「はぁ。役割分担しよう」
朋香「ハイ王子様!」
葵「その呼び方やめろ。葵でいい。」
明日香「私が決めるわ。葵は料理、私と桜乃はドリンク。優奈と朋香と花梨はテニスコートの方の雑務でいいわね」
桜乃「葵さんは料理1人でいいんですか?」
花梨「平気平気!1人のが良いんだって!」
優奈「料理がすごすぎるよ」
朋香「ドリンクはなんで3人なんですか?」
明日香「あの人数だし、ドリンクはすぐなくなるわよ。毎回作ってあげなくちゃいけないわ。脱水しちゃだめだからよ」
葵「じゃぁやるか。あたしは向こう行くから。」
6人は手分けして準備を始めた。
【明日香と桜乃】
明日香「私が作るから私が行った名前を桜乃はボトルに名前を書いて頂戴」
桜乃「はい!」
明日香「はい、これ宍戸」
桜乃「宍戸・・・?」
明日香「亮よ。・・・似顔絵も書いちゃいなさい。」
桜乃「でも・・」
明日香「いいじゃない。ちょっとしたいたずらよ。」
桜乃「はい!」
桜乃と明日香は順調にドリンクを仕上げて行った。人数は氷帝ほどじゃなかったからすぐにドリンクは完成した。篭にボトルを入れ青学、氷帝、立海に分けて持っていた。
明日香「ボトルに名前が書いているわ。自分のちゃんと確認してから飲みなさいね。」
向日「へー!!それそれ!!・・ってなんだこれ!?」
日吉「どうしたんですか・・・って何書いてんですかこれ?」
柳生「どうされましたか?・・おや可愛いイラストですね」
幸村「へー見たいみたい」
手塚「俺は・・・眼鏡か。」
越前「部長らしいっすね。でも眼鏡4人いますけど?」
明日香「平気よ。眼鏡の横に()入れて名前入れてるわよ」
不二「随分ユニークなことするんだね」
明日香「私じゃないわよ。桜乃よ」
越前「竜崎。」
桜乃「ち!違うよ!!明日香さんが・・・書いたらって言うから」
越前「ふーん」
どうやらドリンクもボトルのイラストも好評だった。
【花梨と優奈と朋香】
桃城「すまねぇ!これ頼む!」
優奈「合宿来たばかりでなんでガット切るの?」
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