出会い
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【放課後】
今日は合宿前日ということで、榊からは早く寝るように言われ今日は部活休みとなった。
葵「あー。私下着とかないんだった。新しいの買いに行くか」
明日香「それはわかるわ。私も一緒に行くわよ!」
花梨「えー!あたしも行きたい!」
優奈「よーし!!みんなで行こう!!」
この葵の一言で4人で買い物に行くことになった。
【渋谷の下着屋さん】
葵「そういう言えば私、普段からスポブラだから意味ねぇわ」
明日香「確かにそうね。ブラ付けたの最後いつよ?」
葵「1年前」
花梨「スポブラ買っちゃえば!?後で葵の好きなスポーツショップ近くにあるし!」
優奈「そうだよ!そうしたら??」
葵「そうするか。」
葵以外は下着を選んで新しいの3着くらい購入していた。祥プ袋を手に持ち、下着屋さんを後にして、葵の好きなスポーツ用品店に来ていた。
葵「どれもこれも色がよすぎて迷う!!!!」
明日香「あら?いいじゃない。この深紅っぽいカラー可愛いじゃないの。」
花梨「こっちのイエローの色も可愛い!!」
優奈「こっちのグリーンのカラーも可愛いね!!」
葵「よし。欲しいの全部買う。」
明日香「ウェアのことになると本当にお財布が緩いんだから。」
葵「しゃ!欲しかったもんも買った!」
花梨「よきよき!!ちょっとお茶しようよ!!」
優奈「賛成!!!」
4人は買い物を終了し、近くの純喫茶店に入った。明日香の好みだ。明日香はこういう昔からある純喫茶が好きだった。
【純喫茶】
明日香「素敵ね。」
花梨「この赤いソファーの色が良いね!」
優奈「明日香は本当に純喫茶好きだよね!」
葵「見た目とのギャップ。可愛いじゃねぇか」
明日香「ここのコーヒー美味しいのよ。」
明日香はブラックコーヒー、葵はジャンボパフェ、花梨はリンゴジュース、優奈はケーキを頼んでいた。
葵「ここのパフェ最高だ。」
明日香「美味しいでしょ?みんなを連れて来たかったのよ」
花梨「明日香って優しいよねぇ!!」
優奈「あれだよ!!つんでれ!!」
明日香「一回黙りなさい」
明日香は花梨と優奈にげんこつをし、2人の頭はたんこぶが出来ていた。明日香はそろそろ帰りましょうと言うとみんなの分のお会計もした。
【外】
葵「いやーバイク駐車場取り行かなきゃじゃんか」
明日香「そんな遠くないわよ」
花梨「いえーい!!駐車場まで競争だー!!」
優奈「あー!!まってー!!」
花梨と優奈は駐車場まで競争していた。葵と明日香はやれやれと言いながら走らなかった。走っていた2人は駐車場のところに着いたと思ったら急に立ち止まった。葵たちは、どうしたんだ?と思いながら2人に近づいた。そこには・・。
「やめてください!」
「痛いです!手、離してください!」
前田「やめて!!!」
男1「いいじゃーん!君たち可愛いねぇ!」
男2「迷子になっちゃったのかなー!?」
男3「俺たちと遊ぼうよー!!」
男4「いいことしようねー!!」
「誰か!たすけてー!!」
4人が目にしたのは、男4人に絡まれていた女子。葵はなんか見たことあるやつだなと目を細めた。男たちに絡まれていたのは昨日、テニスで対戦した氷帝の女子テニス部だった。しかもその絡んでいる男の後ろには葵と明日香の愛車のバイクがある。
ガリ!!
男1「あんだよ!このバイク邪魔だろ!」
男2「こうしちゃおうぜー!」
男2人は葵と明日香のバイクを蹴った。
葵「おらぁあ!!待てくそ野郎!!!」
明日香「そのバイクに何しようとしているのかしら??」
葵と明日香が男たちの前に立った。葵はバイクに傷が無いか確認したが、傷が出来ていた。葵の大事な大事な愛車が!!明日香のバイクは幸い傷はなかった。男たちはこんなところに置いてるお前らが悪いと言った。その言葉に2人はブチ切れる。
葵「おい。ちょっと面かせよ」
明日香「いい度胸じゃない。来なさいよ」
男1「んだよ!俺たち喧嘩は強いぜ!?」
男2「女だから手加減しねぇぞ!」
男3「お前ら2人ほどほどにしとけよー!俺たちはこっちの女の子で遊ぶー!」
男4「じゃぁいこうね!」
前田「やだ!やめて!」
花梨「やめなよ」
優奈「嫌がってることしてるとモテないよ??」
男1と男2は葵と明日香と勝負。男3と男4は花梨と優奈と勝負。
葵「おらおらおら!!バイクの恨みじゃくそ野郎!!」
明日香「弁償してもらいましょう」
男1「上等だごら!!」
男2「負けたら・・・がは!!」
葵「負けたら・・なんだ?言ってみろよ」
明日香「フライングにもほどがあるわよ。」
男2がしゃべっている間に葵は男2の顔に回し蹴りを食らわせた。男は3回転しながら転げて行った。残った男1は明日香が始末した。
花梨「ほらほらほら!!!」
男3「やめてぇぇぇ!気持ち悪い!!」
優奈「さっき女の子がやめてって言って止めなかったのはあんたらでしょうが―!!」
男4「おえぇぇぇぇ!!」
花梨と優奈は男の脚を抱え、ジャイアントスイングを2人でやっていた。男がやめてと言っているのに止めない2人。ずっと回していたら、男2人は嘔吐してしまった。あらまーといいながらポーイと投げ捨ててそのまま放置した。
「あ、あの!ありがとうございます!」
「昨日は失礼な真似をしたのに」
「ありがとうございます」
前田「ありがとう。あなたたちがいなかったら今頃・・。」
花梨「いや、別に!!葵がブチ切れてただけだし!」
優奈「バイク傷つけられるとめちゃくちゃ怒るから」
女子テニス部は4人にお礼を言っていたが、葵と明日香はバイクに気を取られ話を聞いていいなかった。
前田「お、お礼はいわないわ!」
葵「は?別に言われる筋合いねぇし!」
明日香「ほら、帰るわよ。」
花梨「明日から合宿じゃー!めんど!」
優奈「明日車?バイク?」
明日香「車で行くわよ。」
葵「私の車でいいだろ?」
4人は明日の合宿の話をしながら去って行った。残された女子テニス部は・・・?
「素敵。」
「かっこいいわ」
「不良だけどかっこいいわ」
前田「な!何言っているのよ!・・・まぁ、かっこいいけど」
4人の魅力に魅了されていたのだった。
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