夏休み編
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
跡部の家に泊まって3日が経った。凛の件もあったが、ここ最近凛の様子が可笑しかった。
凛:・・・・。
莉子:(またぼーっとしてるよ。)
ここ最近凛はぼーっとすることが多かった。
莉子:おい、またぼけーっとしてんぞ。おねーたま!!
凛:うは!!ぼけーっとしてないもん!!
莉子:してんだよ。妹なめんじゃねーぞ。
凛:ほんと、莉子は良く周りの事見てるよ!!
莉子:で・・何考えてたんだよ。
凛:別に・・何も考えてないよ!!
莉子:ふーーん。
凛は何もないって言っていたが、私にはわかるんだよな。おねーたまが、昨日からずーっと仁王先輩の事目で追ってることぐらい妹のこの私が気が付いてないとでも思ってんのか?ほーんとおねーたまは妹なめすぎ。
凛:うにゃーーーー。
莉子:その変なうめき出すのやめろって
凛:だってーーーー。
凛と莉子はテラスで2人だけで、ぼけーっとしていた。
凛:・・・!!
仁王:・・・。
不意に仁王と目線があった。その目線をそらしてしまったのは凛だった。
莉子:なぁ、おねーたま。
凛:なんだい。妹ちゃんよ
莉子:実際どう思ってるんだ??
凛:え⁇
莉子:だから、どう思ってんの??
凛:別に!!仁王の事なんかなんも思ってないよ!!
そういうと、莉子はにやりと口角を上げた
莉子:あっれーー?私、仁王先輩なんて一言も言ってないんだけどなーーー。まさか、仁王先輩の事さっきから考えてたのか⁇
凛:ち、ちっがーーーーーう!!
・・・・本当は違わない。仁王の事ちょっぴり考えていた。けど、なんだか恥ずかしくて否定しちゃった。
跡部:おい、夕飯だ。
テラスでのんびりしていたら跡部がやってきた。
莉子:ういっす!!今行きます!!
凛:ごはんだごはんだーーー!!
3人は夕食場へ向かった。
切原:莉子---!!ここ座れよ!!空いてるぜ!!
柳:赤也は食べ方が汚いだろう。俺の隣に来るといい。
慈郎:俺の隣だC-!!残念!!
莉子引っ張りながら自分の席の隣に誘導する慈郎であった。
凛:あたしはこっちでいいや。
忍足:お、凛から俺の隣座ってくれるなんて嬉しいことやないの。
莉子:変態伊達丸眼鏡ぱいせん。凛に触ったらこの俺様が許さないっすよ。
忍足:そない遠くに座ってるのにどう・・ぐふ!!
莉子:はい、命中!!
忍足に向けて思いっきり食器を投げつけた!見事忍足に命中!!
丸井:忍足の扱いってこんなんだったか??
ジャッカル:いや、莉子だけだろ。
凛:忍足きもーい!!
全員笑ってる中で、凛はチラッと仁王をみた。仁王は口角を上げて笑っており、凛の視線に気が付いたのか、凛に向けて笑顔を返した。
凛:・・!!
恥ずかしくなり顔を下向かせてしまった。
仁王:耳まで赤くして・・くく。
柳生:どうしたました⁇仁王君⁇
仁王:なんでもなか
仁王は1人だけ凛の反応をみて楽しんでいた。
宍戸:てか、明日帰るんだよなー。
鳳:そうですよね。こんだけ大人数いたのに寂しくなりますね!
向日:それもそうだなー!!
幸村:また集まればいいんじゃないか??
真田:それもそうだな。
柳:何だかんだ楽しめたからな。
莉子:んじゃ、最後は花火と行こうじゃないっすか!!
慈郎:いいね花火!!やろうやろう!!
切原:俺ロケット花火してー!!
向日:アクロバット花火!!
莉子:いや、分けわかんないっす
日吉:向日先輩アホだから気にするな
莉子:納得
跡部:じゃぁ、飯食ったら花火するか
凛:うわーーー!!花火だーーー!!
丸井:めちゃくちゃ楽しいよな!!
鳳:凛さん!!こっちの花火も綺麗ですよ!!
きゃっきゃーっと花火を楽しむ。
莉子:はぁ!?この花火しらないんすか!?
幸村:跡部、さすがに引くわ
跡部:てっきり打ち上げ花火かと思ってたぜ。
宍戸:これは、手持ち花火、あっちは線香花火、これは色が変わっていく花火だぜ!!
跡部:なるほど・・。
莉子:マジ跡部ぶちょ、最強っす
跡部:あーん⁇俺様はいつでも最強だぜ。
莉子:意味が違うっす。
跡部:あーん⁇
跡部に花火の種類を教えていた。跡部は打ち上げ花火は知っているが、手持ち花火を知らなかった。
柳生:仁王君!!私にロケット花火を向けないでください!!
仁王:ぷり。
柳生:におうくーーーーーーん!!
柳生は仁王にロケット花火の餌食になっていた。花火を持って柳生を追いかける仁王。そして逃げる柳生。
真田:ばかもーーーん!!
そして真田に怒られる。
向日:最後に線香花火やろうぜーー!!最後まで生き残ったやつご褒美だーー!!
線香花火対決始まりました。
莉子:ちょ!!幸村ぶちょ!!ふーふーしないでください!!落ちちゃうじゃないっすか!!
幸村:いいんだよ。俺が最後まで残って、最初に落とした人を好きにできるってお願いするんだから!!
莉子:負けらんねぇっす!!
幸村:あ!!こら!!ふーふーするな!!
幸村と莉子がふーふーしあってる中で、莉子の隣にいた凛にぶつかってしまった。
ポト・・・!!
凛:ああああー!!何てことするのさ!!ばかー!!
凛の線香花火が一番初めに落ちた。
莉子:はい凛脱落。
凛:お前らのせいだろ!!お前らの!!
柳:落ちたら負けだ。見てろ
凛:ひどいよやなぎーー。
次々と脱落者が出てくる中で、最後に残ったのは仁王と莉子けだった。
仁王:しぶといのぉ。
莉子:先輩ことしぶといじゃねーの
仁王:ぷり
莉子:案外自分はしぶといんっす!!
ポト・・・。
莉子:かったーーーー!!あたしのかちーーー!!
仁王:風さえ吹かんかったら・・・。
莉子:それを負け惜しみって言うんすよ!!じゃぁ、一番最初に落とした人あとで自分の部屋来てくださいっすね!!
凛:え??
↑一番最初に落とした人
莉子:これにてしゅうりょーーーーう!!
線香花火対決はこれにて終了した。
莉子:来たか!!
凛:莉子どういうつもり⁇
莉子:ん?まぁ私のいうこと聞けよ!!
花火が終わったあと、凛は莉子の部屋に来ていた。
莉子:あたしがさ、お前を部屋に呼んだのは自分の気持ちを確かめて来い。
凛:え⁇
莉子:仁王先輩だよ。お前私が気づいてないとでも思ったか⁇何年お前の妹やってるとおもってんだ、あーん⁇
凛:跡部の真似はやめようね
莉子:はい。・・・まぁいいから仁王先輩の部屋行って来いよ。なにか変わるかもしんねぇだろ??
凛:でも・・
莉子:でもじゃない、はいいったいったーー
ぐいぐいと強引に部屋を追い出された。仕方なく凛は仁王の部屋まで来た
トントン
凛:仁王いる⁇
仁王:どうしたじゃ⁇
凛:莉子が2番目に勝った人をマッサージしてこいってゆってたから!!
↑もちろん嘘。自分の気持ち確かめて来いなんて言われたけど言えない。
仁王:なら頼むぜよ。
凛:うん!!
仁王の部屋に招きいれて貰って、ベッドに仁王は横になり凛は、マッサージをしていく。
仁王:のぉ・・凛。
凛:なにー??
仁王:俺の事少し避けとったじゃろ⁇
凛:なな・・なんで!?
仁王:目、俺と合しても反らしてたから。
凛:あああああれは!
仁王はベッドから起き上がり凛と向き合う形になっていた。
仁王:あれは・・なんじゃ⁇
凛:・・べ・・別に。
仁王:俺の目見て話してくれんかの⁇
仁王が凛の顔に手を添えて自分の方に顔を向けた
仁王:!!
凛:やめて・・見ないで//恥ずかしいの
凛は顔まで真っ赤だった。それを見た仁王は凛がかわいらしく思えた。
仁王:・・・かわいいのぉ。
凛:!!
真顔で言われドキドキがさらに早まる凛
凛:あああああの!!もうマッサージ30分って言われてたから戻るね!!ばいばい!!
凛は仁王の部屋を飛びでた。
仁王:くく・・やっぱかわいいのぉ。
部屋を出た凛の反応をみて仁王は余計に愛おしく思えた
仁王:俺も結構はまっちょる。
凛:莉子--!!
莉子:あんだよ。あたしは、今進撃の巨人タイムなんだけど。
凛:いやいや知らないよ!!てかなんで幸ちゃんがいるのさ!!
幸村:お邪魔してまーす。
凛:てかたくさん突っ込みどころあるんだけどまぁいいや!!
凛が莉子の部屋に行くと幸村がいた。幸村を背もたれにして結花は進撃の巨人を読んでいた。
莉子:幸村ぶちょが進撃の巨人今日、新刊発売日だったから買ってきてくれて速攻読んでるぜ!!・・・・で⁇なんかあった?
凛:あたりまえじゃん!!もう!!
莉子は凛が耳まで真っ赤なだったことをみて、クスっと笑った。
莉子:まぁ良いだろ??少しは気が付いたんじゃねぇの?お前自身
凛:・・・//
莉子:(その様子だと気が付いた見たいだな)
凛:と!!とにかく!!私は寝るから!!幸ちゃん!!私の可愛い妹ちゃんに手出したら怒るからね!!
バタンっと扉を閉めて凛は部屋を出た。
凛は少し自分の気持ちに気が付いた。
・
8/8ページ