夏休み編
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
お祭りが終わったその日の夜、凛は菊丸たちとトランプをしていたが、莉子は一人でプールに足を付けて座っていた。
莉子:・・・はぁ。
宍戸:溜息なんかついてどうしたんだよ
莉子:亮先輩。なんもないっすよー
宍戸は莉子の横に腰かけ同じようにプールに足を付けた
莉子:美花たちとトランプしなくていいんすか?
宍戸:やんねぇよ。それよりお前のが心配だぜ。
莉子:私は別になんもないっすよ
宍戸:溜息ついていたじゃねぇか。
莉子:そりゃぁそうっすけど、大したことじゃ・・・
宍戸:凛のことで悩んでんじゃねぇのか⁇
莉子:・・・・・否定はしない
宍戸:凛なんかあったのか⁇
莉子:んー、あれっすよねぇ。なんつーんだろ
莉子は顎に手を添えると考え始めた。
宍戸:まぁお前は1人で抱え込むことあるから、少しは誰かに頼ってもいいと思うぜ
莉子:そーすか⁇
宍戸:1人で何とかしようとすることが多いだろ?話すだけでも楽になると思う
莉子:それはあるっすね。・・まぁ悩んでんのは凛のことなんすよ。お祭りから帰ってきてから少し寂しい表情ばかりみるんすよ。それは誰かを思ってだと思うんす。凛がああいう表情をするのはすっげー久々に見るんで、つい考え込んじまいました。
宍戸:そうか。考え込んで難しい表情をするのもいいけど、俺はお前が笑ってる顔が一番いいと思うぜ!!
莉子:は・・//
宍戸:たっく激ダサだぜ!!おら、戻るぞ!!
宍戸は少し顔を赤らめながらプールからあがり、莉子も宍戸の後に続いて上がった。2人は凛たちのいる部屋に向かった。
凛:あー!!莉子と宍戸!!どこにいってたのさー!!
莉子:たそがれてた
宍戸:俺もー。
宍戸と莉子はどっこいしょといって腰かけた。
丸井:2人でこそこそなーにやってたんだよー!!
向日:もしかしてーー!!
忍足:できたん⁇
・・・・。
莉子:赤ちゃん⁇
宍戸:ちげぇよ!!なんもねぇって!!
凛:怪しい!!宍戸!!莉子に手出したらおねーさま許さないからね!!
跡部:それな。
幸村:宍戸だけずるいよ。
凛:はい!!とりあえずトランプやろー!!
凛は部屋にいた、跡部・宍戸・向日・忍足・幸村・丸井・仁王にトランプを配った。
仁王:俺はねむいなり。先に失礼するぜよ。
仁王はトランプを受け取らず部屋を出てしまった。
向日:しゃーね!!仁王抜きでやるか!!
忍足:負けたら罰ゲームやで
幸村:勝った人のいうことを聞くー
跡部:あーん⁇この俺様が勝つに決まってんだろ??
宍戸:たっく、ちょいださだな。
丸井:やっぱ夜は最高だな!!
凛:・・・・(仁王)
凛は仁王がお祭りの後から目を合わせてくれなくてなんだか少し寂しい思いをしていた。
莉子:・・・(また寂しそうな表情をしているな。仁王ぱいせんが原因なのか?)
凛の寂しい表情は莉子にしかわからなかった。
トランプが終わり各自部屋に帰っていった。凛の部屋でトランプをしていたため、莉子も自分の部屋に帰った。
凛:なんだんかなー!!なんだろ!!わかんないよー!!
凛はベッドにバフンっとダイブした。そして枕に顔をうずくめた
凛:目も合わせてくれないじゃん。
トントン。
凛:こんな時間に誰だろ?はーーい
ドアノブを回してドアを開けるとそこには
凛:あれ莉子、どうしたの⁇
莉子:あぁ、わりぃな。
凛:とりあえず入りなよ!!
凛は莉子を部屋にあげた。
凛:どうしたの⁇
莉子:お前さ、最近どうした⁇
凛:⁇
莉子:またあの時の表情をしているから、心配なったんだよ。
凛:あの時・・・。
莉子:あいつの時と同じ顔してるから心配なったんだっつーの。
凛:そんなことないよ!!
莉子:ざっけんなよ。陸先輩の時の同じ表情してんぞ!!
凛:いわないで!!もうあの人の事は好きじゃない!!陸は・・とりあえず部屋に帰って。
莉子:おい!!凛!!
無理やり部屋を追い出された莉子は部屋に戻った。
仁王:・・・・。
自分の部屋に帰ろうとしたとき仁王は2人の会話を聞いていた。
仁王:陸って誰の事じゃ・・・。
ぽつりとつぶやき仁王は部屋に戻った
・