学校生活編2
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
凛:今日はなーに着ていこうかな!?不二と出かけるから何が良いかまったくわからないよ!!
凛は合宿での約束、つまり不二とのデートの約束を果たすために服を選んでいた。不二との待ち合わせは13時。
凛:えー!?本当に何着ればいいかわかんない!!どうしよ!!とりあえずこれこれ着てみよう!!
・・・・・。
凛:だっさ!!Tシャツにスキニーはさすがにやばい!!どーしよ―!!
莉子:さっきからうるせーぞ!!なにしてんだよ!!
凛:ちょうどよかった!!莉子!!今日不二と出かけるんだけど、何着ればいいかわかんないの!!時間も時間だしどうしよう!!
莉子:あー、不二さんとデートか!!お前は可愛い顔してるから可愛い服装でいいんじゃないか??例えばこれだなー
莉子が手に取ったものは、ワンピース。派手すぎず、地味過ぎないワンピースだった。
凛:これで大丈夫かな!?あー!!ヘアスタイルもどうしよう!!時間がー!!
莉子:しょうがねーなー。この俺様がやってやるよ。
凛:ありがとう莉子!!
莉子は、慣れた手つきで凛の長い髪をコテでふんわり巻いていく。ワックスを軽くつけて完成。ついでにナチュラルなメイクもしてばっちり。
凛:ほーんと莉子ってヘアアレンジうまいよね!!莉子は化粧すればもっと可愛くなるのにもったいない!!うまいのに!!
莉子:まぁ、学校の友達にもやってるから慣れてるだけだ!!それより行かなくていいのか⁇不二さん待たせることになるぞ
!
凛:やば!!行かなきゃ!!ありがとう!!行ってきます!!
莉子:いってらっしゃーい。
凛はバタバタと出ていきそれを見送った莉子はニヤッと笑った。
莉子:さーてっと、私も準備するか!!今日は特に用事ないし・・・・尾行しよ!!これ以上に楽しいことはねぇ!!
莉子はルンルン気分で準備をし始めた。
莉子:髪の毛はー、巻いて大人っぽく、メイクしておっけー。今日は大人っぽい服装で行くか!!
莉子はカーキーのタイトスカートにノースリーブの黒のトップスを着て、小さなショルダーバッグを掛け、凛の尾行をし始めた。ちゃんとサングラスもかけて
凛:不二!!ごめん!!待たせちゃった!!
不二:ふふ、気にしなくていいよ。僕もさっき来たばかりだから
凛:ありがとう!!今日はどこにいこうか!?
不二:水族館なんてどうかな⁇
凛:いいね!!行こう!!水族館楽しみ!!
不二:今日の凛はなんだか一段と可愛いよ。
凛:ありがとう!!莉子がね、ヘアメイクとかしてくれたんだ!!
不二:そうなんだ。可愛いよ(莉子ナイスだよ。)
凛:ちょ、恥ずかしいからそんなに見ないでよ!!
不二:何言ってんの。ほらいこ
不二はそっと凛手を握り水族館へ向かった。
凛:あ、・・・まぁいいか
不意にも手を握られた凛は少し不二にドキッとした。
莉子:ちくしょう。不二先輩の奴、凛の手握りやがった!!ざっけんじゃねー!!
数メートル離れたところで莉子が尾行していた。
水族館に着いた不二と凛はいろいろ回っていた。
不二:ふふ、可愛いね
凛:ほんと!!可愛い!!
不二:あ、イルカショーが15時にあるみたいだよ!時間になったら見よ
凛:やった!!イルカ見たい!!可愛いもんね!!
2人は手をつないでるのも自然になってきて、周りからは本当の恋人に見えるくらいに楽しんでいた。
不二:イルカショーまでに時間があるね。何か飲み物いる⁇
凛:そうだね!!一緒に買いに行こう!!
不二:今日はなんだか凛を一人占めできて本当に幸せだよ
凛:なーにいってんの!!ほらー!!いこ!!
凛は不二の腕を引っ張ると飲み物を買いに行った。
莉子:あー、なんか疲れたわー。休憩しよー。
どっこいしょっといいつつもそこら辺のベンチに腰をかける莉子。コーヒーを飲んでゆっくりしていた。そこに・・・。
越前:あれ、あんたこんなところで何やってんの??
桃城:莉子じゃん!!なにやってんの!?
菊丸:莉子だにゃ―!!ここに莉子がいるなら、凛もいるの!?
青学の越前と桃城と菊丸に莉子が遭遇。
莉子:リョーマと桃城に菊丸さんじゃん!!なんでこんなとこいんの⁇
越前:英二先輩が水族館行きたいって言うから。
桃城:そーそれ!!俺たちで来たってわけ!!
菊丸:莉子は1人で何してんのー!?
莉子:あー、・・あ、あれ見て楽しんでんの!!
莉子が指差した方向に飲み物を買って、イルカショーに行く不二と凛の姿があった。・・・手をつないで
桃城:なんで!?不二先輩と凛先輩が!?
菊丸:しかも仲良く手つないでるにゃ!!
越前:合宿の時のデートの約束じゃないっすか??
莉子:そーだよ!!それを尾行して楽しんでんの!!
桃城:俺たちも尾行するしかねーよなー。ねーよ!!
菊丸:桃の言う通り!!尾行するしかないにゃ!!
4人で尾行することになりました。
不二:イルカショー始まるからいこ
凛:うん!!行こう!!
不二たちはイルカショーの会場に向かった
インストラクター:それではこれからイルカショーを始めます!!イルカのルカちゃんとカイくんでーす!!
イルカショーが始まり会場は、拍手に包まれた
不二:イルカ可愛いね
凛:ねー!!可愛すぎ!!
インストラクター:はい!!それではどなたかルカちゃんとカイくんに輪投げをしてみたい人ー!!
凛:まって!!楽しそう!!はい!!はーーーい!!
インストラクター:はい!!それではそこの元気な女の子!!彼氏さんと一緒にこちらへどうぞー!!
凛:か!!彼氏!?
不二:ふふ、なんか勘違いしてるけど、今はいいじゃないか
不二は凛の手を握り階段を下りていく
桃城:うらやましーなー!!うらやましいぜ!!
菊丸:はー、俺が合宿のとき勝っていたらなー!!
2人ははぁーっと溜息をつく
莉子:ほんと、ねーちゃんもてるよなー!!自慢の姉だわ!!リョーマもおねーたま狙いだろ!?
越前:まったく。
莉子:そーなの??じゃ桜乃とか⁇
越前:それもちがう
莉子:好きなやついんだ!上手く行くといいな!!
越前:・・・・あんただよ。
越前の言葉はお客さんの声でかき消された。
イルカショーも終わり、外はすでに夕方になっていた。
不二:もう夕方だね。
凛:はやーい!!もう夕方なんだ!!楽しすぎて時間が早すぎる!!
不二:僕もそう思うよ。久しぶりにこんな楽しんだよ。
凛:また不二とでかけたーい!!
不二:また出かけようね。
にこっと笑った顔に不二は赤面した。その姿を遠くから見ていた莉子は・・・?
莉子:帰るわ
桃城:なんでだよ!?俺最後までいてーよ!!
菊丸:おれもー!!気になるし!!
越前:俺も帰るっす。
莉子:今日は不二と凛のデートだからな。もうそろそろ帰ってくるだろ??ほら、帰ろうぜ。
莉子と越前たちはそっと帰った。
不二:もう遅くなるからそろそろ帰ろうか
凛:そうだね!!また来ようね!!
不二:ふふ、もちろんだよ
不二と凛駅のホームに向かって歩きだした。
不二は凛を家の前まで送り届けた。
凛:不二!!今日はありがとう!!なんだかんだでとっても楽しかった!!イルカのぬいぐるみも買えたし!!
不二:楽しんでくれてよかったよ。
凛:でも、不二家遠くない??帰り大丈夫⁇
不二:僕は男だから大丈夫だよ。凛に何かあったら僕は心配でしょうがないよ
凛:もー、不二は心配性なんだから!!じゃぁ、そろそろ家に入るね!!
不二:・・・・。
ぐい・・・。
凛:え//ちょ!!不二!!
不二:周助。僕の事そう呼んでよ。
不二は家に入ろうとする凛を後ろからぎゅっと抱きしめた
凛:やだなぁ!!どうしたの!不二らしくないよ⁇
不二:僕らしくさせてないのは凛のせいだよ。
美花:ちょ!!
不二:凛・・。
不二はさらにぎゅっと凛を抱きしめていた。凛はどうすればいいかわからなかった
莉子:すんませーん。家の前でやめてくだぱいな。
後ろを振り返ると尾行帰りの莉子がコンビニ袋をもって帰ってきた。バッと離れる凛は赤面して不二にばいばいというと中に入っていった。
不二:ふふ、凛は可愛いよね
結花:まぁそれは否めないっすね!!とりあえず遅いから帰ったほうがいいっすよ!!
不二:そうだね。じゃぁまた今度
不二もそういうと駅の方向へ向かっていった。
莉子:あたしはねぇ・・・凛はもう恋愛で悲しい思いしてほしくないなぁ。
ぽつりとつぶやくと莉子も家に入った。
・