出会い編
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
【氷帝学園高等部 屋上】
結花「だりい。」
美桜「それは毎日言っているじゃない」
結花「けど、美桜がいるからあたしは退屈しねぇよ」
美桜「唐突にデレをださないで」
芽依「はいそこ!いちゃつかないで!」
陽菜「本当にそこは良くいちゃつくよねぇ!」
4人はいつもの屋上でわちゃわちゃしながら煙草を吸っていた。
ガチャッ
跡部「おい。お前ら」
芽依「はいなんかきたー!お坊ちゃま跡部くんや!」
日吉「先輩には敬語を使え」
陽菜「で?なんのようかな?」
忍足「自分らの事調べさせてもらったで」
美桜「へぇ・・・。」
宍戸「お前らテニス強いんだな」
結花「・・・。」
鳳「なんでテニスやめちゃったんですか?」
芽依「聞いてどうするの?」
向日「なんでって・・・。」
陽菜「これ以上構わないで欲しいな」
美桜「やめたかったからやめたの。それだけよ」
跡部「それは本心か?」
結花「あぁ。本心だよ」
口を今まで閉じていた結花が語り始めた。
結花「調べたなら知っているだろ?つまんねぇんだよ。どいつもこいつもつまらねぇ。弱すぎだ」
美桜「皆が弱すぎるの」
芽依「だって私たち最強だもん?」
陽菜「そうそう!みんな弱いの!」
本当はテニスを辞めた理由は香坂が関係しているがそれは伏せて、嘘をついた4人。
跡部「そんなつまらねぇなら俺様たちと試合しろ。女だからって手加減はしねぇ。」
忍足「テニスの楽しさ教えたるで?」
向日「俺もお前らと試合してみたいぜ!」
宍戸「ダブルスなら負けねぇぜ!」
鳳「俺たちのダブルス最強ですから!」
日吉「下剋上だ」
樺地「楽しみ・・・です。」
芥川「強いやつとの試合楽しみだC!!」
結花「わかったよ。負けたらもうあたしたちの事構うんじゃねぇぞ。こら」
跡部「いいぜ」
美桜「じゃぁ今日の放課後テニスコートでね」
芽依「余裕で勝っちゃうかもね!!」
陽菜「余裕じゃないかな!」
4人は放課後試合をすると約束をし屋上を後にした。
【氷帝学園高等部 テニスコート】
跡部「あいつらはまだか?」
忍足「そろそろちゃうか?」
レギュラーは集まって4人を待っていた。
芽依「おーい!お待たせぇぇぇええ!」
陽菜「待ってよ!!」
美桜「あまり動きたくなんだけど」
結花「・・・ふーっ」
4人がやってきた。結花はコートに入る前に一服していた。勿論コート内ではなくフェンスの外で吸っていた。
跡部「(マナーがちゃんとなっている)」
宍戸「早く来いよ」
向日「てかユニフォームじゃねぇのか」
陽菜「可愛いでしょ?私が選んだの!」
日吉「・・・。」
美桜「さっさとやりましょう」
結花「おい。オーダーだこれが。」
跡部「あぁ。」
跡部は結花からオーダーを受け取った。オーダーはこうだった
D2…芽依・陽菜VS忍足・向日
D1…結花・美桜VS宍戸・鳳
S3…陽菜VS日吉
S2美桜VS芥川
S1結花VS跡部
結花「最初はお前らだ。」
芽依「はいはーい!!任せてよ!!」
陽菜「余裕で勝てるよ!」
跡部「こっちは忍足、向日だ」
忍足「負けへんで」
向日「もっと飛んでみそ!!」
第1試合が始まる。
樺地「ザベストオブワンセットマッチ。忍足サービスプレイ」
忍足「手加減せぇへんで!」
芽依「べつにしなくていいし!」
向日「おらぁ!」
陽菜「はぁ!!」
ラリーが続く。
跡部「向こうもなかなかやるな」
鳳「そうですね。」
日吉「[#dn=3v#]さんはサーブ&ボレーヤーですね。陽菜さんはカウンターパンチャーですね」
宍戸「珍しく忍足たちが押されているぞ!」
跡部「しかも芽依はアクロバティックな動きだ。向日、菊丸以上に素早い。陽菜は体力がありすぎる。動き回る芽依に対してすべてフォローで来ている。体力に関しては立海の桑原以上だ。」
試合は進み忍足と向日が押されていた。
芽依「あはははは!!ほらぁ!もっと動いてみなよ!」
陽菜「もー!自由に動きすぎだよ!」
向日「こいつ俺よりも動きのキレが良すぎ!!はぁはぁ。しかも飛びすぎだろ!!」
忍足「岳人!」
樺地「試合終了です。・・・勝者は芽依さん・陽菜さんです」
忍足、向日が負けた。
美桜「次は私たちよ。行くわよ」
結花「へーへー」
跡部「宍戸、鳳。負けんじゃねぇぞ」
宍戸「当たり前だろ!」
鳳「負けません!」
D1結花・美桜VS宍戸・鳳
結花「さっさと終わらせようぜ」
美桜「相手は宍戸と鳳よ?」
結花「どうだろうな」
宍戸「行くぞ!長太郎!」
鳳「はい!!」
樺地「ザベストオブワンセットマッチ鳳サービスプレイ」
D1の試合が始まった。
鳳「一球入魂!!!」
バシュッ
美桜「・・・ふーん。」
宍戸「いい調子だ!長太郎!」
鳳「はい!」
結花「ふ。余裕だろ?[#dn=2#]」
美桜「もちろんよ」
鳳「一球入魂!!」
美桜「ふっ!!」
バコーンッ
日吉「な!鳳のスカッドサーブが返された!?」
向日「あいつら強いぜ!!」
宍戸「うろたえるな!長太郎!」
鳳「はい!!」
跡部「結花はオールラウンダーか。美桜はアグレッシブベースライナーか」
お互いラリーが続くが結花と美桜がリードしていた。
宍戸「くそ!!」
鳳「はぁはぁ。」
樺地「ゲームセット。勝者結花さん美桜さん」
D1は結花と美桜が勝った。鳳と宍戸は息切れしているが2人は息が乱れていなかった。
結花「余裕だったな」
美桜「意外とね」
芽依「息上がってないじゃん!さすが超人!」
結花「うっせーよ!」
陽菜「じゃ、私S3行ってきまーす!」
S3は陽菜VS日吉
日吉「お前に負けるわけないだろ」
陽菜「ひどいなぁ。」
樺地「ザベストワンセットマッチ日吉サービスプレイ」
日吉「行くぞ」
バシュッ!!
陽菜「あれー?早いね!」
日吉「すぐに終わらせてやる」
ラリーは続くがどちらも譲らない。どっちかが1ゲーム取ったら次に1ゲーム取り返す。これを繰り返していた。そしていつの間にかタイブレークになっていた。
日吉「これで決める!!」
陽菜「負けない!!」
日吉「うおぉぉ!!」
バシュッ
樺地「ゲームセット。勝者日吉」
日吉「しゃぁ!」
陽菜「負けちゃったなぁ!」
このゲームは日吉の勝利。次はS2美桜VS芥川
跡部「おい!慈郎!起きろ。試合だ」
芥川「マジマジ!?やる気出るC!!」
美桜「サーブ&ボレーヤ-の子ね。楽しみだわ。」
樺地「ベストワンセットマッチ芥川サービスプレイ」
美桜が勝てば試合は終了。芥川が勝てばS1。
芥川「いっくよー!」
美桜「きなさい。」
芥川「おわ!あっぶねぇ!」
芥川は転びそうになるがしっかりとボールを見ており、持ち前の手首の柔らかさわ生かしている。そのボールはネットを超えた
美桜「へぇ。」
芥川「やったー!入ったC!!」
美桜「だったら・・・前に出さなければいいわ」
美桜は芥川を前に出さないようにコートの後ろに攻める。前に出たくても出られない芥川。
日吉「芥川さんが押されている。」
鳳「前に出さないようにしているんだね」
宍戸「おらぁ!慈郎!前に出ろ!」
芥川「(そんなこと言ったって、打球も重たすぎるし、前に出させてくれないC!!)」
どんどん押され、完全にペースは美桜だ。
結花「勝ったな。」
美桜「これで最後よ!」
芥川「うわぁ!」
樺地「ゲームセット勝者、美桜さん」
美桜「あなたはもう少し後ろで戦えるようにならないといけないわよ」
ゲームの結果はD1・D2・S2。4人の勝ち。
結花「これで決まりだな」
美桜「もう二度と関わらないで」
芽依「勝者はあたしだぁぁ!」
陽菜「静かに!」
ゲームに負けた氷帝レギュラー。だが諦めが悪かった。
跡部「お前らが強いのはわかった。今度青学・氷帝・立海で合同合宿するからそれにサポートに来い」
芽依「おうおうおう!?聞いてました!?あのね関わらないでって言ったの!なんで!?」
忍足「女子グループで初めて俺らに勝ったんはお嬢さんらが初めてや。それにその強さがあれば俺らをサポートしてくれるやろ?」
陽菜「私らが強いのは当たり前だけどなんで合宿ついていかないといけないの?」
宍戸「頼む!お前にサポートしてもらいた!」
向日「今回の合宿だけでいい!!頼む」
バッ頭を下げる氷帝レギュラー。急すぎて、負けたのにも関わらずお願いしてくるのがわからなかった。
結花「まじで意味が分からねぇ」
跡部「今までサポートしてくれた奴らは俺たちが目当てで仕事なんんかしねぇ。それにテニスを理解せずにやっていたからだ。お前ならテニスを理解しているだろ?」
宍戸「頼む。」
結花「・・・。」
美桜「どうするの?」
芽依「権限は結花にあり!」
陽菜「以下同文です!」
結花「いいぜ。これが最初で最後だ。」
跡部「助かるぜ。これが資料だ。日時とかすべて書いてある。」
結花「あぁ。ただし。合宿では私らがやることに文句を付けるなよ」
跡部「構わない」
ふっと結花は笑うと3人を連れてコートから出て行った。
美桜「それにしても受けるなんて思わなかったわ」
芽依「本当本当!なんで!?」
陽菜「意外だよねぇ!」
結花「まぁ、この合宿終わったら関わらなくなるだろう」
美桜「そういうことね。」
芽依「疲れた!!早く帰ろう!!」
陽菜「お腹空いた!!」
4人は学校から出て行った。
・