出会い編
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
【金井総合病院】
結花「くく。久々に来たな」
美桜「ここに来たのは2年振りかしら?」
芽依「お見舞いという名のー!?」
陽菜「という名のー!?」
4人は笑いながらある人の病室に向かった。
【金井総合病院 待合室】
幸村「悪いな。真田。ついてきてもらっちゃって」
真田「気にするな。俺もお前の状態は知って置きたい」
幸村「後でお見舞いしたい人がいるんだ。大けがして何年もここに入院している人がいて。俺がお世話になったんだよね」
真田「そうか。後で行こう」
完治した今でも定期診察を受けている幸村。真田は幸村の病状を把握していたいので診察にはついてきている。
結花「あいつの部屋どこだっけなー?」
美桜「私が聞いて聞いてくるわよ」
芽依「美桜は見た目が真面目だからみんな騙されるよね!」
陽菜「私とかは無理だよね!」
4人は病院に入り美桜がナースステーションに向かい病室を聞いていた。その様子を幸村、真田に見られていた。
幸村「すごく目立つ子たちだね」
真田「たるんどる。チャラついているではないか」
幸村「まぁまぁ。真田。人は見た目じゃないよ」
看護師「幸村精市さーん。1番の診察室へどうぞ」
幸村「はい。」
真田「荷物は俺が持とう」
幸村「ありがとう」
幸村と真田は診察室へ向かった。
【金井総合病院 607号室】
香坂「はぁ。もう何年もたつのにまだ傷がいたいな」
ぽつっとつぶやき窓の外を見る男性が1人。香坂俊介(こうさかしゅんすけ)。元氷帝学園中等部3年数学担当教師。現在は休職中。休職中にはある理由がある。
結花「よぉ。香坂」
美桜「久しぶりね」
芽依「でた!!くそ香坂!」
陽菜「お口が悪いね!」
4人が会いに来たのは香坂。この4人がこういう風になった原因の男。
ガタッ!!
香坂「悪かった!!あの時は本当に悪かった!俺はもう歩けないんだ!」
4人を見たとたんベッドから落ちてしまった。
芽依「大丈夫ですかぁあ?香坂先生?」
香坂「やめてくれ」
陽菜「私らの痛みはこんなんじゃないよ?」
美桜「まぁ歩けなくなったのは良しだわ。ねぇ結花」
結花「そうだな。これで逃げられねぇからな」
香坂「本当にすまなかった!!」
結花が香坂に手を伸ばした。
真田「何をしている!!??」
幸村「香坂さん!」
結花「あぁ?何って。こいつが転んだから手助けしようとしたんだよ。なぁ」
美桜「躓いて落ちてしまったのよ。ふふ」
真田「ここから出ていけ!」
芽依「今日はお暇するねー!」
陽菜「じゃぁね!香坂せんせい。」
4人はそういうと病室から出ていき廊下を歩いていた。
芽依「すごい顔だったよね!!」
陽菜「笑っちゃったよ!不細工すぎ!」
美桜「静かに」
結花「はぁ。早く帰ろう」
4人は病院の玄関を出て行き、バイクにまたがり帰って行った。
結花「おい。しっかり捕まれよ」
陽菜「今日は結花だぁ!うれしい!」
美桜「久々ね。[#dn=3#]が後ろなんて」
芽依「あたしも!!うれしいな!」
バイクを走らせ、病院を後にした。結花たちとすれ違った学生は美桜たちを2度見した。
切原「やべー!かっけぇ!」
丸井「あれ高校生だろぃ?」
仁王「氷帝の制服じゃったな」
柳生「女性でしたね」
柳「氷帝はバイク登校はだめだったはずだが。」
ジャッカル「校則違反だろ。」
切原「でもでもかっけぇすよね!跡部さんに電話で聞いてみよっと!!」
すれ違ったのは立海大付属高等学校のテニス部レギュラーのメンバーだった。切原は4人の正体を知らずにかっこいいと叫んでいた。
・