出会い編
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
【氷帝学園高等部 屋上】
結花「はぁ。前回は邪魔されたけど放課後なら誰も来ねぇだろ」
結花はそういうと煙草をふかしていた。
美桜「テニス部は放課後ほとんど部活だわ。だから来ないわよ」
芽依「じゃぁあたしも煙草吸う!」
陽菜「ずるい!!私も!」
4人は屋上から下を見ていた。
結花「あ?なんだあの学ランの奴ら。」
美桜「あれは青学よ」
芽依「なんで青学が!?」
陽菜「練習試合でしょ?クラスの女が朝からキャーキャー言ってたよ」
結花「ふーん。ま、興味ねぇや」
ふーっと煙をはいて見物していた。
【氷帝学園高等部 正門】
菊丸「にゃにゃ!?屋上に人がいるにゃー!」
不二「本当だね。煙出ているけど火事かな?」
乾「いや、あの煙は火事ではなく煙草だ」
河村「まだ高校生でしょ?しかも氷帝にそんな生徒がいるのは意外だよ」
海堂「関係ねぇすよ」
桃城「けどよぉ。さっきから見られてる気がするんすけど?」
越前「ふーん。」
手塚「気にするな。コートに向かうぞ」
青学は4人の事が気になったが時間がなかったのでコートに向かった。
美桜「すごく見られたわね」
結花「だろうな。どうせ氷帝にそんな生徒がいるんだ的な事いってんだろうよ。」
芽依「たしかに!」
陽菜「暇だから試合でもみてみよーよ。どんなものか!」
美桜「それもそうね」
4人は上からテニス部の練習試合を見物することにした。暇つぶし。
【氷帝学園高等部 テニスコート】
跡部「ふっ!」
越前「はぁ!!」
不二「トリプルカウンター羆落とし!」
忍足「負けへんで」
手塚「はぁっ!」
向日「もっと飛んでみそ!」
日吉「下剋上!」
海堂「ブーメランスネイク!」
桃城「ダンクスマッシュ!!」
宍戸「どぉらぁ!」
鳳「スカッドサーブ!」
河村「バーニング!」
芥川「マジマジすっげぇ!」
樺地「勝つの氷帝です」
それぞれのコートで練習試合がされていた。シングル・ダブルスそれぞれ互角になっている。徐々に試合が終わり休憩時間になった。
越前「ねぇ。跡部さん」
跡部「なんだ越前」
越前「今日ここの正門通る時、屋上に4人の女の人がいたんだけど。なんかずっと見られてたんだよね」
菊丸「俺もしりたいにゃー!珍しいじゃん!?氷帝の女子生徒が煙草吸っているっての!」
忍足「なんや。知ってんのかいな」
乾「興味深いな」
日吉「あの人たちは、普通の生徒と違うんですよ」
海堂「どういうことだ?」
向日「喧嘩はするし、煙草吸うし!学校にはバイクで来てるし。先生も何かと困っているみたいなんだよ!」
河村「ヤンキーってこと?」
不二「何か原因があってそうなったんじゃない?」
宍戸「そうだな。中学の頃はあんなんじゃなかったんだぜ」
鳳「いつの間にかあんな感じになっていた見たいです」
跡部「まぁ調べてみる。」
手塚「あぁ。」
チラッと屋上を見たがもう4人の姿はなかった。
【氷帝学園高等部 正門】
手塚「今日は世話になった。跡部」
跡部「あーん?気にすんじゃねぇよ」
越前「跡部さん。また試合してくださいね」
跡部「ふ。負かせてやるよ」
菊丸「俺も負けないかんね!」
向日「はぁ!?俺の方が飛べるし!」
忍足「うるさいで。岳人」
宍戸「次は大石とペア組んで見たいぜ」
大石「俺もだよ。宍戸とペア組んでみたいな」
鳳「宍戸さーん!」
部活を終えたテニス部は正門に来ていた。氷帝は青学のお見送り。
結花「おい。邪魔だ。どけ」
美桜「溜まりすぎよ」
芽依「あ!結花!すぐ怒るんだから!」
結花「うるせーよ!」
陽菜「早くどいてほしいな!」
バイクに乗った4人が来た。芽依と陽菜は相変わらず後ろに乗っている。
跡部「お前ら、煙草。」
結花「おぉぉ。うるせーぞ。跡部。」
菊丸「にゃにゃ!?さっきの子たち!?」
向日「バイクあぶねーだろ!」
美桜「私たちは乗り慣れているのよ。」
芽依「そうそう!さっきの練習試合見てたけど、鳳くんは握力が弱いみたいだね?もう少し鍛えたら?」
鳳「な!」
日吉「素人に言われたくないですね」
陽菜「ついでにいうとそこの猫みたいな人」
菊丸「俺!?」
陽菜「あんだけ飛び跳ねてるのにすぐ体力なくなるから体力付けたほうがいいよ?」
桃城「てめぇ!」
[#dn=2]「それとバンダナの子。もう少しラケットの振りがよければもっとキレのある球打てるわよ?」
海堂「なんでお前にそんなこと言われなきゃいけねぇんだよ!」
結花「はは。全員雑魚すぎだろ。」
桃城「んだとてめぇ!」
大石「桃!!」
挑発に乗った桃城は結花の胸倉を掴んだ。芽依にバイクを任せると桃城の腕を掴んだ。
桃城「いっでででで!!」
結花「は。こんなので痛がってどうすんだよ。なぁ」
ぶんっと桃城を投げた。かなりの距離を投げられた。
結花「こんくらいぶっ飛ばせるくらい力つけろよ。すべてにおいても」
結花はバイクにまたがりエンジンをふかした。行くぞっと美桜に言うとバイクを走らせた。
忍足「大丈夫かいな?」
桃城「めっちゃいてぇっすよ!握力やばいっすよ!」
不二「女の子なのにすごいね」
越前「・・・。」
手塚「どうした?越前?」
越前「いや、さっきの4人見たことあるよう。ないような。」
宍戸「どっちだよ!」
越前「わかんないっす」
跡部「今日は、もういい。遅くなるぞ。早く帰れ」
不二「跡部ってお母さんみたいだね」
跡部「うるせぇよ!」
跡部の一言で青学メンバーは帰って行った。
跡部「本格的に調べてみるか」
跡部は本格的に4人の事を調べようと考えた。