合宿編
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
テニス部のみんなは思っていた。もっと4人と仲良くなりたいと。
【美桜】
美桜は、1人でドリンクを作っていた。そのとき来たのが・・・。
手塚「何か手伝うことはあるか?」
美桜「ないわ」
乾「そういわずに」
美桜「ないわ」
忍足「遠慮なく言うてや」
美桜「ないわ。向こうに行って」
幸村「手伝いは口実だよ。仲良くなりたいんだ」
仁王「みんなそれで来とるんじゃ」
美桜「残念ね。私は仲良くするつもりはないわよ。」
そういうと美桜は黙々と1人で作業を続けた。
手塚「そうやっていつまでも俺たちに壁を作るのか」
美桜「はぁ?」
忍足「ちょ、手塚。何ゆうとんの?」
乾「すまない。気にしないでくれ」
幸村「でも仲良くなりたいのは本当だよ。」
仁王「ほかのみんなもそうおもっとるぜよ。」
美桜「・・・・。」
美桜は黙り込み、仕事をつづけた。手塚たちは練習に戻った。美桜にとって手塚の言葉は頭の中に残った。
【結花】
倉庫で仕事をしていた結花。そこに来たのは・・・。
跡部「なにかすることあるか?」
結花「あっち行け。」
河村「なんでもいいよ?」
越前「俺、結花さんに聞きたい事あるっす」
切原「本題早すぎるだろ!」
真田「順番があるだろう」
結花「なんだよ。」
手を動かしながら、作業をする結花。用事がないなら戻れと付け足して言った。
跡部「俺はお前に感謝している。」
越前「え?」
越前が聞きたかったのはなんで不良になったか聞きたかったが、跡部が違うことを言った。
結花「きしょ。なんだよ。」
跡部「お前は誰よりも早く起きて、朝飯の準備、コートの確認、ラケットの状態確認など、結花はしてくれている。」
結花「3人の負担を考えてんだよ。てか急になんだよ」
切原「でも俺も感謝してるっす!」
河村「おれもだよ」
真田「無論。俺もだ。」
跡部「お前たちに昔何があったか知らねぇが、いつも助かっている」
跡部はそういうと練習に戻っていった。みんなも跡部に続き練習に戻った。
【芽依】
芽依は汚れた洗濯物を洗濯していた。
芽依「ねぇ!マジ練習戻ってよ!!」
不二「みんなでやったほうが早いよ」
菊丸「そうそう!!ちゃちゃーとやるにゃー!」
鳳「俺もできますよ!」
芥川「俺、クリーニング屋の息子だから綺麗にできるC!!」
柳「俺も完璧な干し方をしている。」
みんなわちゃわちゃしながら洗濯物を干していた。
芽依「本当にいいから!!」
不二「芽依と仲良くなりたいんだよ」
菊丸「そうだにゃー!」
鳳「純粋に仲良くなりたいんです!」
芥川「俺もだC!!」
芽依「別にあたしは仲良くなりたいなんて言ってないもん!!」
不二「そうだね。だけど、少しづつでもいいから僕は君に信頼できるようになるよ。」
芽依「あたしは3人以外信頼しないって!!」
柳「よし。洗濯終了だ。」
鳳「俺たちこれからも遠慮なく声かけていきますからね!」
芥川「いえぇーい!」
芽依「馬鹿じゃないの!もうあっち行って!」
芽依hがぐいぐいと全員、コインランドリーから追い出した。芽依は追い出した後、仲良くか・・・。っとつぶやいた。
【陽菜】
陽菜「練習するとガット切れるんだよね」
陽菜は練習で切れたガットを直していた。それ専用の機械を跡部が手配していたのだ。
海堂「これも頼んでいいか?」
大石「俺のもお願いしたいんだ。」
陽菜「はいはい。」
陽菜はガットで切れたものを着々と慣れた手つきで、ガットを張っていった。
日吉「ずいぶん慣れているんだな」
向日「すげぇな!!」
丸井「俺いつもスポセンに持っていくんだぜぃ!」
柳生「お見事ですね」
陽菜の周りにはいつの間にか人が集まっていた。
陽菜「集中できない!」
丸井「はは!頑張れぃ!」
大石「みんなの直してくれているんだね。ありがと」
日吉「俺もガットめっちゃ切れるんで。」
向日「氷帝レギュラーみんな切れまくりだろ!!」
柳生「これは陽菜さんがこの合宿にいてくれて助かります。」
陽菜「仕事だからやってるんだよ!」
丸井「でもお前が張ったガットめっちゃ打ちやすぜぃ?」
陽菜「当たり前じゃん!みんなのプレイスタイル、パワー、技、すべて見て張っているんだもん」
海堂「すげぇな。ありがとな」
陽菜「別に・・・。」
陽菜はありがとうと言われなれていないので少し照れた様子が見られた。
練習が終わり夜は各自自由時間を過ごしていた。4人は煙草を吸うためにバルコニーにいた。
陽菜「ねぇ。」
芽依「どうしたの??」
美桜「なに?」
結花「ふー・・・。」
陽菜が口を開いた。
陽菜「私らの事、あのメンバーには言ってもいいんじゃない?」
結花「・・・。」
美桜「どうして?」
芽依「・・それは私は賛成だよ」
美桜「・・・。(壁を壊す・・ね。)いいんじゃない?私は」
3人はレギュラーに話すのは賛成していた。
結花「別にいいんじゃね。もう昔の事だし。」
美桜「本当にいいの?結花が1番酷いことされたからそこは話さないでおこうと思ったのよ。」
結花「構わねぇ。あたしも少しあいつら信用してみたくなった。」
芽依「私もそれ少し思った」
陽菜「裏切られたらボコっちゃえばいいか!」
美桜「いつ言おうかしら?」
結花「今だ。跡部に連絡すればすぐ全員集まるだろ」
結花は跡部に電話をかけた。
Pipipipipi・・・。
跡部「どうした?」
結花「今から全員バルコニーに集めろ。・・・全部話す」
跡部「無理しなくていいんだぜ?」
結花「他の3人も賛成しているから大丈夫だ。」
跡部「わかった。」
跡部は電話を切ると、すぐさま全員集合させた。
そして全員揃い美桜たちの過去を聞くことになった。
・