合宿編
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
【朝 テニスコート】
跡部「なんだこれ」
真田「テニスコートが」
手塚「全部荒らされているな」
幸村「誰の仕業なんだ」
大石「ひどいな」
朝起きてテニスコートに来るとテニスコートのネットは破られ。スコアボードも審判の座席もなぎ倒されている。
不二「台風がきたわけじゃないよね?」
忍足「昨日の夜中は普通に晴れやったで。」
柳「誰がこんなことを」
テニス部レギュラー達は無残のテニスコートを見ていた。
結花「ちっ」
美桜「誰よ」
芽依「ちゃっちゃと片付けよう」
陽菜「おけ」
4人は勢いよくテニスコートをもとの形に戻していく。
結花「ん?・・・(これってあいつらの)」
結花は片付けをしている最中に落とし物を拾った。それには見覚えがあった。別学校の紋章バッジ。黒川高校のだった。黒川高校はいつも4人に負けっぱなしの学校だ。
結花「(あいつらの仕業か?めんどくせぇことしやがって。)」
美桜「どうしたの?」
結花「いや、なんでもねぇ。」
芽依「マジであたしら天才!」
陽菜「よし。私らも準備しよ!」
4人のお陰で練習が再開できたテニス部たち。そして準備をしているとき、結花がいつの間にかいなくなっていた。
真田「あの4人のお陰で練習が再開できた」
跡部「あいつらすげぇな」
手塚「いいサポーターだな」
幸村「うちにも欲しいね」
不二「青学にも欲しいな」
越前「・・・あれ?」
大石「どうした越前?」
越前「気のせいかもしれないっすけど結花さん居なくないっすか?」
芽依「そういえば!いない!」
陽菜「結花電話でないよ!」
美桜「探しましょう」
柳「俺たちも探そう」
美桜「結構よ。私たちで探すわ」
3人はそういうと手分けして結花を探した。
【合宿所 駐車場】
美桜「まさかと思ってここに来たけど、結花のバイクがないわ!」
芽依「なんか落ちているよ!!」
陽菜「これって・・・。」
美桜「あの馬鹿。これ見て行ったわね!」
駐車場には結花のバイクがなく、手紙が落ちていた。その内容は、合宿の邪魔をされたくなければ1人で来いと。また1人で来なければ美桜・芽依・陽菜き危害を加えると書いてあった。
美桜「あぁもう!行くよわよ」
芽依「もちろん!」
陽菜「車のカギ持ってるよ!」
3人は車に乗り込んで黒川学園に向かった。
【黒川学園】
結花「おめぇらは何がしてぇんだよ。雑魚」
女1「今までやられっぱなしだからな!やり返すんだよ!」
結花「くそだせぇな!」
女2「お前は1人!こっちは50人だぞ!」
黒川学園は巷で有名な不良・ヤンキー学校。校舎も古く、誰も近寄って来ない。
女3「調べたらなんだ?今テニス部のサポーターやってんだって?」
女4「そいつらに手を出してもいいんだぜ?」
結花「じゃぁ。あのテニスコートやったのも」
女5「そうだよ!あたしらだよ!」
結花「くそだせぇ!やってやるよ!!おらぁぁ!!」
結花は50人の中に向かって行った。
結花「雑魚が!」
1人、2人、3人と次々倒していく。最強なだけあって強い。
女1「うろたえるな!いけぇ!」
女6「ち」
女はナイフを取り出した。それを避ける結花。一向に相手の攻撃は受けていない。
女7「死ね!」
ガシッ
美桜「楽しそうなことしているじゃない。」
芽依「あたしも混ぜてよ!!おら!」
陽菜「なーーんだ!やられてるかと思ったのに!」
結花「馬鹿。やられるわけないだろ!うらぁ!」
次々とボコボコに倒していく。最後に残ったリーダーは逃げ出した。
美桜「あんたねぇ!!いつもいつも1人で無茶しすぎよ!こっちの心臓が持たないわよ!」
結花「いってぇな!いつもじゃねぇだろ!」
美桜「いつもよ!」
結花「おういいぜ?表出ろよ」
芽依「また始まったよ!」
陽菜「先行こうか」
結花と美桜はいつもこんな感じ。喧嘩しながらも合宿所に戻った。
【合宿所 テニスコート】
跡部「お前ら!今までどこにいたんだ!」
結花「・・・。」
手塚「血まみれじゃないか。早く風呂へ」
美桜「え?」
幸村「ケガなくてよかった」
芽依「怒らないの?」
真田「叱りたいのは大いにある。だが傷だらけで帰ってきたやつらにはまず心配だろう」
陽菜「普通怒るじゃん?」
不二「確かにそうかもしれないけど、何か事情があったんじゃない?」
結花「わり」
美桜「ごめん。」
芽依「心配かけてごめん」
陽菜「これからは心配かけないよ」
跡部「・・!」
素直に謝る4人を見て少し嬉しくなったテニス部たち。
跡部「もういいから、さっさと風呂に入れ」
大石「タオル用意しているからゆっくり入ってきな」
越前「青学の母だ。」
結花たちはお風呂に入って部屋でゆっくり休んだ。