コタツ
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*
「ちょうどいいタイミングだったね」
私と涼介は今、同棲中である。とはいえ、マスコミに報道されないようにしている為、半分同棲と言う方が正しいけど。
それはそうと、先週末珍しく休みが合った私と涼介は一緒にコタツを買いに出かけた。今週は寒くなるとテレビで言っていたし、一応ねと話していたが本当に丁度いいタイミングだったと思う。
「うん……さすが涼介」
でも買ったのはいいけど、一つだけ問題がある。コタツの魅力に取り憑かれた人は皆経験あるだろう。そう、心地よすぎて出られそうにないのだ。
「あ、ダメだよ涼介……。そこにお菓子置いたら……」
「とか言って早速食べてるし」
涼介が台所から取ってきたお菓子を早速開封し、口にする。温かいし美味しいし、なんて最高なんだ。
「はいお嬢様。ココアも飲みますか?」
「うう、飲みます……っ!」
涼介が入れてきてくれたココア。自分で作るよりもずっと甘くて美味しい。きっと好きな人が作ってくれたから……だろう。
「ごめんね涼介。涼介の方が忙しくて疲れてるだろうにやらせちゃって……」
「本当だよ〜!夏鈴ったらずっとコタツムリだし!」
涼介はテーブルに顎を乗せてコタツを堪能する私の背後に座ると、後ろからそっと腕を回してきた。
「だからさ。ここ俺も入れて」
「んぇ、隣に来ればいいのに」
「俺はここがいいの!」
涼介は私の下半身を挟み込むように脚を入れてきた。すぐに涼介の腕が私の体をホールドした為、今度は背中からも涼介の温もりが伝わってくる。ああ、なんて幸せなんだろう。
「あったかいね」
「うん、あったかい」
「あー今日が終わって欲しくない……。夏鈴とずっとこうしていたい……」
涼介はストレートに想いをぶつけてくれる。だから私も安心して彼の愛情を受け取る事ができる。
「今日、泊まってく?」
「当たり前じゃん」
「ふふ、じゃあお風呂も一緒に入ろっか?」
「大賛成。あ、寝る前のスマブラも忘れないようにしないと!」
「涼介ったら本当に好きだね?」
思わず笑いながら振り返ると、涼介はうんと頷いて私の唇に軽いキスをして来た。
「好きだよ。もちろん夏鈴がね」
「……もう」
そんな不意打ちやめてよ。もっともっと幸せになって、そろそろ溶けちゃいそうじゃんか。
「私も好きだよ。涼介」
*
「ちょうどいいタイミングだったね」
私と涼介は今、同棲中である。とはいえ、マスコミに報道されないようにしている為、半分同棲と言う方が正しいけど。
それはそうと、先週末珍しく休みが合った私と涼介は一緒にコタツを買いに出かけた。今週は寒くなるとテレビで言っていたし、一応ねと話していたが本当に丁度いいタイミングだったと思う。
「うん……さすが涼介」
でも買ったのはいいけど、一つだけ問題がある。コタツの魅力に取り憑かれた人は皆経験あるだろう。そう、心地よすぎて出られそうにないのだ。
「あ、ダメだよ涼介……。そこにお菓子置いたら……」
「とか言って早速食べてるし」
涼介が台所から取ってきたお菓子を早速開封し、口にする。温かいし美味しいし、なんて最高なんだ。
「はいお嬢様。ココアも飲みますか?」
「うう、飲みます……っ!」
涼介が入れてきてくれたココア。自分で作るよりもずっと甘くて美味しい。きっと好きな人が作ってくれたから……だろう。
「ごめんね涼介。涼介の方が忙しくて疲れてるだろうにやらせちゃって……」
「本当だよ〜!夏鈴ったらずっとコタツムリだし!」
涼介はテーブルに顎を乗せてコタツを堪能する私の背後に座ると、後ろからそっと腕を回してきた。
「だからさ。ここ俺も入れて」
「んぇ、隣に来ればいいのに」
「俺はここがいいの!」
涼介は私の下半身を挟み込むように脚を入れてきた。すぐに涼介の腕が私の体をホールドした為、今度は背中からも涼介の温もりが伝わってくる。ああ、なんて幸せなんだろう。
「あったかいね」
「うん、あったかい」
「あー今日が終わって欲しくない……。夏鈴とずっとこうしていたい……」
涼介はストレートに想いをぶつけてくれる。だから私も安心して彼の愛情を受け取る事ができる。
「今日、泊まってく?」
「当たり前じゃん」
「ふふ、じゃあお風呂も一緒に入ろっか?」
「大賛成。あ、寝る前のスマブラも忘れないようにしないと!」
「涼介ったら本当に好きだね?」
思わず笑いながら振り返ると、涼介はうんと頷いて私の唇に軽いキスをして来た。
「好きだよ。もちろん夏鈴がね」
「……もう」
そんな不意打ちやめてよ。もっともっと幸せになって、そろそろ溶けちゃいそうじゃんか。
「私も好きだよ。涼介」
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