Marco 生誕祭
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“Ich bin verliebt in dich.”(君に恋してるんだ。)
あなたは恥ずかしそうに微笑んでそう言った。
すぐにでも答えようとしたけれど、返事は今度でいいと言ったから、その言葉に甘えてしまった。
答えを渡せないまま会えなくなるのならあの時すぐに返事をするべきだった。
流れる涙の止め方を、私は知らない。
あなたの名を呼んで、秘めた想いが溢れ出した。
Wenn ich dich frage ob du mich wiedersehen willst, würdest du kommen?
(もし会いたいと言ったら、あなたは会いにきてくれるの?)
きっとまた、会えると信じてる。
その時は伝えるから、生きているあなたに。
あの日から何年経ったのでしょう。私は今でもあなたに会えずにいる。
世界は、残酷だ。私は今でもあなたに伝えたいのに。もう、諦めるべきなのでしょうか…。
“Entschuldigung.”(すみません。)
——今の声は、もしかして!
そう思うと同時に振り返った。
——ああ、やっぱり!諦めなくてよかった!
あの頃のまますぎて、あなたから目が離せなくなった。
“Lange nicht gesehen!”(久しぶり。)
私はあなたに抱きついて、あなたは私を閉じ込めた。
ねえ、期待してもいいの?
あなたは今も変わっていないって。
あなたも私と同じ気持ちだって。
“Ich möchte mit dir alt werden, willst du meine Frau werden?”
(君と一緒に歳をとりたいんだ、結婚してくれる?)
今度こそ、あなたと幸せをつかむの。
“Ja, gern!”(もちろん、喜んで!)
それを聞いて笑うあなたは、あの頃私が好きになった素敵なあなたのままだった。
愛しいあなたへ
Ich möchte dich nicht verlieren.
(あなたを失いたくない)
『愛しい君へ』のヒロインサイド
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