あとがき.

タイトル『あなたの側で』書かせて頂きました。ケニーとのお話。このお話はケニーの短編『彼への贈り物』の続編です。ケニーとリヴァイの関係を知る者として物語を書きたかったのでケニー×夢主にしました。
進撃の巨人の世界は役割を終えたキャラ、兵士達が次々と巨人に食べられたり攻撃で命を落としています。なので憲兵にもスポットを当ててみようと思いました。誕生祭を書こうと思ってケニーの名前を見た瞬間何故か急に頭に降ってきたお話で夢主が死んでしまうのでどうかと思いましたが…とにかく文字に起こしてみようと。

タイトルは『あなたの側で』ですが、最初は"あなたの側に"、でした。あえて"側で"にしたのは後に続く言葉を様々に連想できるかと考えてのことです。
夢主の命が消え入るその時は『あなたの側で"最期を"』、小説最後は『未来でもあなたの側で"生きよう、愛そう、共にetc...』というふうに。

書きながら切なくなってしまって目頭が熱くなってました。敵だけど人間で夢主を通してその人間性の断片が書けていたらいいなと思います。

このお話は夢主が命を落としてしまいます。
もし読まれて気分を悪くされたらごめんなさい。
でもあの世界観が伝われば…
生と死。
命を落とす者と生き残る者。
生き残った者は立ち止まることはせず壁の真相を探るべく、人類の自由を手に入れるべく前へ進みます。
そこも少しでも書けていたら。

とまぁ、熱く語ってしまいましたがある意味この作品には気持ちがこもってます。

最後に、ここまで読んで下さった読者の皆様、
ありがとうございます。
これからも進撃の巨人の二次創作をさせて頂きたいと思いますのでよろしくお願いします。

それではまた別のお話で。