鬼ごっこ
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鬼ごっこ2
調査兵/鬼ごっこ1.続編
「鬼ごっこやろうぜ!」
「あ?またかよ」
「いいですね〜!久々にやりましょうよ!」
「ちょっとみんな流石にマズイよ…」
コニーの思いつきでそれはまた始まった。
ただ違うのは調査兵団に入った今、数週間後に控えた壁外調査のために長距離索敵陣形の演習を行っている最中だ。
「いやでもよ、こんなにコン詰めてたら頭がおかしくなっちまいそうだしよ…」
やろうやらないだの騒がしくなりそれを聞きつけた先輩達がやってきた。
「どうしたんだ?」
「実は…」
アルミンが遠慮がちに説明をし始めた。
「なるほどなー。楽しそうじゃねぇか。俺たちも参加しようぜ」
なんとその先輩達もやると言い始めたではないか。104期の同期のみんなは顔を見合わせて驚く。先輩らは人数多い方がいいよな、と言い他にも何人か呼んできた。
そして人数が多いので鬼も2〜3人に増やし鬼ごっこが始まった。
最初の鬼は先輩二人にアルミンだ。
とりあえず、鬼から距離を取るため走って離れる。
—— これでエレンが居たらな……
エレンは巨人化のため調査兵団に預けられた今、旧調査兵団本部にいるとアルミンから聞いた。もともと調査兵団に入るつもりだったのでエレンに会えると思っていたがまだ一度も会えていない。
—— 訓練兵の時のことを思い出すな…
『俺のことはどうなんだよ』
今でも耳に残っている、エレンのあの問い。
結局何も言えずに卒業してこの日まで迎えてしまった。
トロスト区攻防戦の時は怖かったけどなんとか生き延びることが出来た。仲間の死を目の前で見てしまい本当にあの時は絶望に感じた。エレンが壁の穴を塞いで人類は初めて巨人に勝ち希望が見えのだが、エレンが近くにいたのに更に遠くに感じるようになった。
「はぁ……結局何も言えなかったな……」
小さくため息をつき鬼達をじっと見つめた。
ガサッ
その時背後で音がした。
不思議に思い森の茂みに近付くと手が伸びてきて引っ張られた。
「わっ!」
そしてあの鬼ごっこの時のように抱きしめられ身動きが取れなくなってしまった。一つ違うとすれば向き合った状態で抱きしめられていることだ。
「しゃべんなよ」
その声は会いたかった人物のものだった。
「エレン……」
顔を上げるとエレンは小さくニッ笑っている。
「はぁ…やっと会えたな」
「今は旧調査兵団の本部に居るんじゃ…」
「そうだったんだけどよ、用事でこっちに来た。兵長と一緒だ。俺は姿が見えないよう隠れてろって言われてここにいるんだが…また鬼ごっこやってんのか?」
「そうなの。先輩達もやってるんだよ」
エレンの腕の中でクスクスと笑う。
「あんたは怖くねぇのか?」
「ん?何を?」
「何って、俺は巨人になれるだろ」
「あ、そうだった!エレンは巨人になれるんだったね!会えたのが嬉しくて忘れてた!」
離れた方がいいのか迷っているとエレンにぎゅっと抱きしめられた。
「エレン?」
「会えて嬉しかったのか?」
「そりゃあね……同期じゃない」
そうかよ、とエレンのなんだか少し寂しげな声が聞こえてきた。
「なぁ、目ぇつぶれ」
「え、なんで…」
「いいから目ぇつぶれ!」
急にまた目をつぶれと言うエレン。
それは何を意味するのか分かってその真意を聞こうとするもエレンの気迫に負け焦って目を閉じる。そして数秒後、唇に柔らかいものが触れた。唇が離れると目を開けエレンを見つめる。
「エレン、何でキスするの?」
その答えを聞きたくて尋ねた。
「そんなのキスしたいからに決まってんだろ」
「じゃあ、私じゃなくてもよかったってこと?」
エレンはふいっとそっぽを向いて何も言わない。
—— そっか…誰でも良かったんだ……
「訓練兵の時も今のも誰でも良かったんだね…」
そりゃ男の子だもんね、と悲しくなって苦笑する。
「ハル」
「いいのいいの!気にしてないから!いい練習台になったかな?」
「ハル」
「あ、私そろそろ戻らなきゃ。エレンに会えて良かったよ!」
「おい!ハル!話を聞けって!」
エレンにぎゅっと抱きしめられ逃げられない。
「その……なんだ。あんたを練習台にしたわけじゃねぇ。キスがしたいって思ったのも、その…あんただけだ…」
エレンを見ると顔を横に逸らしたままほんのり頬が赤くなってる気がする。
—— えっ?どういうこと?私とキスがしたかったってこと…?
その意味が分かった時、自分も顔が赤くなるのが分かった。
「それよりあの時の質問にはまだちゃんと答えてくれてねぇよな?」
俺のことどう思ってんのか、耳元で囁かれ吐息がかかるため体が小さく反応を示す。
「そうだ。あんたは耳が弱えんだったな」
顔は見えないがニヤリと意地悪な笑みを浮かべてるのが目に浮かんだ。
エレンはまた耳を噛んで弄び始めた。
「やッ、エレン…待って、」
「なんだよ。俺はずっと答えを聞こうとしてんのに教えてくれねぇじゃんか。だいぶ待った方だぞ」
舌が耳を舐めピチャっと直接音が響いて鼓膜を揺らす。
「んっ……やっ…」
「ほら。早く言えよ」
「ふっ…んっ……えれんのこと…」
彼からの甘い刺激に耐えながら言うタイミングを見計らう。
「私……勇気がなくてずっと言えなかったけど…」
「その…エレンのこと好き、だよ…」
甘い刺激で力が抜けふにゃりと笑うとまたエレンにキスされた。今度は力強く押し付けるようなキスだ。
「…口を開けろ」
エレンがそう言うので不思議に思うが少し口を開くと唇が重なり開いた隙間から舌が入ってきた。
「んッ、」
咄嗟のことで驚いたがエレンの力強い舌が口の中で暴れ回った。舌を突かれるので真似をしてエレンの舌を突いてみる。
二人で夢中になってキスをした。
「んっ…え、れん……」
キスの合間に名前を呼ぶと頭に手が添えられ一層キスが深くなった。エレンは慣れてきたのか最初より力強さはなく熱い舌を巧みに使い口の中を犯していった。
ちゅっとリップ音を響かせ唇が離れるが顔はまだ近い。
「はぁ…俺もあんたに言いたい事がある…」
「俺も…あんたの事が、その…好きみてぇだ…」
プイっとそっぽを向きながらそんな事を言うので思わず笑ってしまった。
「笑うなよ」
「ごめん。なんかエレンが可愛くて…」
「俺は男だ。可愛いなんて言われるのはごめんだ」
エレンは真っ直ぐ真剣な表情でこちらを見るのでドキリとした。エレンは小さく笑うとまた顔が近付いてきて唇が重なる、はずだった。
「おい。いつまでいちゃついてやがる」
「「リヴァイ兵長!!」」
エレンと慌てて立ち上がると敬礼をする。
—— マズイ…兵長に見られた……
「そこの新兵。エレンにあまり近付くな、危険だ」
ジロリと睨む兵長。"近付くな"と言われ悲しくなった。
「はい…申し訳ありません…」
「兵長。こいつは悪くないです。俺が勝手に…」
「ああ、そうだ。お前が勝手にこのガキを引き摺り込んで危険を脅かした」
申し訳ありません、エレンは悔しそうに俯いていた。
「エレン。確かにあなたは今危険かもしれない。けど、信じてるから」
エレンの方を向いて微笑む。それを見てエレンも「ありがとな」と笑ってくれた。
「兵長。エレンのことをよろしくお願いします。私はみんなの所へ戻ります」
リヴァイ兵長の方へ向き直ると姿勢を正し敬礼をして森を出る。
—— エレンと両想いだったなんて…
兵長に見られたことよりもそっちの方が気持ちの大部分を占めていた。エレンから言われた告白のセリフを思い出し顔を赤しながらも顔中を綻ばせた。
そこへアルミンに見つかり全速力で走って逃げる。前方に鬼の先輩が見えるが構わず走りギリギリのところで避けてまた逃げた。背が低いからこその小回りだ。
口角を上げて笑い鬼たちから逃げ回った。
一方、森の中ではエレンとリヴァイ兵長がハルの姿を見送っていた。
「行くぞ」
「あ、はい」
エレンは兵長の後を追って馬のところまで戻る。
「エレン」
「はい、なんでしょうか」
「あのガキをたまに連れてきてやる」
始めは兵長が何を言ってるのかよく分からなかった。目を見開いて兵長を見れば舌打ちが聞こえ体を震わせる。
「…あの新兵のガキを旧本部にたまに連れてきてやると言っている」
「いいんですか…?」
「ただし俺の監視があるがな」
それでもまた会えるのは嬉しい。
「ありがとうございます!」
馬に跨ると小さな喜びを胸に監視される旧本部の建物へと向かった。
—— あいつと両想いだったんだな…
ハルの笑顔を思い出し胸が温かくなるのと同時に守りたい、そのためにも巨人を駆逐してやると強く思うのだった。
きっかけは鬼ごっこ。
二人の想いは交わって重なりやっと一つに。
15歳の甘くぎこちない関係が始まろうとしていた。
鬼ごっこ2 fin.
2019.1.24
調査兵/鬼ごっこ1.続編
「鬼ごっこやろうぜ!」
「あ?またかよ」
「いいですね〜!久々にやりましょうよ!」
「ちょっとみんな流石にマズイよ…」
コニーの思いつきでそれはまた始まった。
ただ違うのは調査兵団に入った今、数週間後に控えた壁外調査のために長距離索敵陣形の演習を行っている最中だ。
「いやでもよ、こんなにコン詰めてたら頭がおかしくなっちまいそうだしよ…」
やろうやらないだの騒がしくなりそれを聞きつけた先輩達がやってきた。
「どうしたんだ?」
「実は…」
アルミンが遠慮がちに説明をし始めた。
「なるほどなー。楽しそうじゃねぇか。俺たちも参加しようぜ」
なんとその先輩達もやると言い始めたではないか。104期の同期のみんなは顔を見合わせて驚く。先輩らは人数多い方がいいよな、と言い他にも何人か呼んできた。
そして人数が多いので鬼も2〜3人に増やし鬼ごっこが始まった。
最初の鬼は先輩二人にアルミンだ。
とりあえず、鬼から距離を取るため走って離れる。
—— これでエレンが居たらな……
エレンは巨人化のため調査兵団に預けられた今、旧調査兵団本部にいるとアルミンから聞いた。もともと調査兵団に入るつもりだったのでエレンに会えると思っていたがまだ一度も会えていない。
—— 訓練兵の時のことを思い出すな…
『俺のことはどうなんだよ』
今でも耳に残っている、エレンのあの問い。
結局何も言えずに卒業してこの日まで迎えてしまった。
トロスト区攻防戦の時は怖かったけどなんとか生き延びることが出来た。仲間の死を目の前で見てしまい本当にあの時は絶望に感じた。エレンが壁の穴を塞いで人類は初めて巨人に勝ち希望が見えのだが、エレンが近くにいたのに更に遠くに感じるようになった。
「はぁ……結局何も言えなかったな……」
小さくため息をつき鬼達をじっと見つめた。
ガサッ
その時背後で音がした。
不思議に思い森の茂みに近付くと手が伸びてきて引っ張られた。
「わっ!」
そしてあの鬼ごっこの時のように抱きしめられ身動きが取れなくなってしまった。一つ違うとすれば向き合った状態で抱きしめられていることだ。
「しゃべんなよ」
その声は会いたかった人物のものだった。
「エレン……」
顔を上げるとエレンは小さくニッ笑っている。
「はぁ…やっと会えたな」
「今は旧調査兵団の本部に居るんじゃ…」
「そうだったんだけどよ、用事でこっちに来た。兵長と一緒だ。俺は姿が見えないよう隠れてろって言われてここにいるんだが…また鬼ごっこやってんのか?」
「そうなの。先輩達もやってるんだよ」
エレンの腕の中でクスクスと笑う。
「あんたは怖くねぇのか?」
「ん?何を?」
「何って、俺は巨人になれるだろ」
「あ、そうだった!エレンは巨人になれるんだったね!会えたのが嬉しくて忘れてた!」
離れた方がいいのか迷っているとエレンにぎゅっと抱きしめられた。
「エレン?」
「会えて嬉しかったのか?」
「そりゃあね……同期じゃない」
そうかよ、とエレンのなんだか少し寂しげな声が聞こえてきた。
「なぁ、目ぇつぶれ」
「え、なんで…」
「いいから目ぇつぶれ!」
急にまた目をつぶれと言うエレン。
それは何を意味するのか分かってその真意を聞こうとするもエレンの気迫に負け焦って目を閉じる。そして数秒後、唇に柔らかいものが触れた。唇が離れると目を開けエレンを見つめる。
「エレン、何でキスするの?」
その答えを聞きたくて尋ねた。
「そんなのキスしたいからに決まってんだろ」
「じゃあ、私じゃなくてもよかったってこと?」
エレンはふいっとそっぽを向いて何も言わない。
—— そっか…誰でも良かったんだ……
「訓練兵の時も今のも誰でも良かったんだね…」
そりゃ男の子だもんね、と悲しくなって苦笑する。
「ハル」
「いいのいいの!気にしてないから!いい練習台になったかな?」
「ハル」
「あ、私そろそろ戻らなきゃ。エレンに会えて良かったよ!」
「おい!ハル!話を聞けって!」
エレンにぎゅっと抱きしめられ逃げられない。
「その……なんだ。あんたを練習台にしたわけじゃねぇ。キスがしたいって思ったのも、その…あんただけだ…」
エレンを見ると顔を横に逸らしたままほんのり頬が赤くなってる気がする。
—— えっ?どういうこと?私とキスがしたかったってこと…?
その意味が分かった時、自分も顔が赤くなるのが分かった。
「それよりあの時の質問にはまだちゃんと答えてくれてねぇよな?」
俺のことどう思ってんのか、耳元で囁かれ吐息がかかるため体が小さく反応を示す。
「そうだ。あんたは耳が弱えんだったな」
顔は見えないがニヤリと意地悪な笑みを浮かべてるのが目に浮かんだ。
エレンはまた耳を噛んで弄び始めた。
「やッ、エレン…待って、」
「なんだよ。俺はずっと答えを聞こうとしてんのに教えてくれねぇじゃんか。だいぶ待った方だぞ」
舌が耳を舐めピチャっと直接音が響いて鼓膜を揺らす。
「んっ……やっ…」
「ほら。早く言えよ」
「ふっ…んっ……えれんのこと…」
彼からの甘い刺激に耐えながら言うタイミングを見計らう。
「私……勇気がなくてずっと言えなかったけど…」
「その…エレンのこと好き、だよ…」
甘い刺激で力が抜けふにゃりと笑うとまたエレンにキスされた。今度は力強く押し付けるようなキスだ。
「…口を開けろ」
エレンがそう言うので不思議に思うが少し口を開くと唇が重なり開いた隙間から舌が入ってきた。
「んッ、」
咄嗟のことで驚いたがエレンの力強い舌が口の中で暴れ回った。舌を突かれるので真似をしてエレンの舌を突いてみる。
二人で夢中になってキスをした。
「んっ…え、れん……」
キスの合間に名前を呼ぶと頭に手が添えられ一層キスが深くなった。エレンは慣れてきたのか最初より力強さはなく熱い舌を巧みに使い口の中を犯していった。
ちゅっとリップ音を響かせ唇が離れるが顔はまだ近い。
「はぁ…俺もあんたに言いたい事がある…」
「俺も…あんたの事が、その…好きみてぇだ…」
プイっとそっぽを向きながらそんな事を言うので思わず笑ってしまった。
「笑うなよ」
「ごめん。なんかエレンが可愛くて…」
「俺は男だ。可愛いなんて言われるのはごめんだ」
エレンは真っ直ぐ真剣な表情でこちらを見るのでドキリとした。エレンは小さく笑うとまた顔が近付いてきて唇が重なる、はずだった。
「おい。いつまでいちゃついてやがる」
「「リヴァイ兵長!!」」
エレンと慌てて立ち上がると敬礼をする。
—— マズイ…兵長に見られた……
「そこの新兵。エレンにあまり近付くな、危険だ」
ジロリと睨む兵長。"近付くな"と言われ悲しくなった。
「はい…申し訳ありません…」
「兵長。こいつは悪くないです。俺が勝手に…」
「ああ、そうだ。お前が勝手にこのガキを引き摺り込んで危険を脅かした」
申し訳ありません、エレンは悔しそうに俯いていた。
「エレン。確かにあなたは今危険かもしれない。けど、信じてるから」
エレンの方を向いて微笑む。それを見てエレンも「ありがとな」と笑ってくれた。
「兵長。エレンのことをよろしくお願いします。私はみんなの所へ戻ります」
リヴァイ兵長の方へ向き直ると姿勢を正し敬礼をして森を出る。
—— エレンと両想いだったなんて…
兵長に見られたことよりもそっちの方が気持ちの大部分を占めていた。エレンから言われた告白のセリフを思い出し顔を赤しながらも顔中を綻ばせた。
そこへアルミンに見つかり全速力で走って逃げる。前方に鬼の先輩が見えるが構わず走りギリギリのところで避けてまた逃げた。背が低いからこその小回りだ。
口角を上げて笑い鬼たちから逃げ回った。
一方、森の中ではエレンとリヴァイ兵長がハルの姿を見送っていた。
「行くぞ」
「あ、はい」
エレンは兵長の後を追って馬のところまで戻る。
「エレン」
「はい、なんでしょうか」
「あのガキをたまに連れてきてやる」
始めは兵長が何を言ってるのかよく分からなかった。目を見開いて兵長を見れば舌打ちが聞こえ体を震わせる。
「…あの新兵のガキを旧本部にたまに連れてきてやると言っている」
「いいんですか…?」
「ただし俺の監視があるがな」
それでもまた会えるのは嬉しい。
「ありがとうございます!」
馬に跨ると小さな喜びを胸に監視される旧本部の建物へと向かった。
—— あいつと両想いだったんだな…
ハルの笑顔を思い出し胸が温かくなるのと同時に守りたい、そのためにも巨人を駆逐してやると強く思うのだった。
きっかけは鬼ごっこ。
二人の想いは交わって重なりやっと一つに。
15歳の甘くぎこちない関係が始まろうとしていた。
鬼ごっこ2 fin.
2019.1.24
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