糸師冴の幼馴染み
ㅤ冴くんが日本に帰国すると聞いて私は慌てて冴くんに電話をかけた。
ㅤ中学3年の冬、ドイツのサッカーチーム『バスタード・ミュンヘン』に声をかけられた私は冴くんに次ぐ日本の至宝としてマスコミに持て囃されながら祖国を後にした。
ㅤドイツは刺激的で、日本にこだわっていた自分が馬鹿らしくなるくらいサッカーが楽しかった。
ㅤ今まで料理や裁縫をする方が楽しかったし、サッカーをする時間で勉強をする時間が狭まったりするのがストレスだった。
ㅤしかし、ドイツではそういった勉強をする必要も無くサッカーだけをし続けることが出来た。
ㅤ勉強をしたくなっても、周りは多国籍で多種多様な言語に触れることが出来、言葉を学びたいと言えばチームメイトは快く引き受けてくれて交流に繋がる。
ㅤ最初は、冴くんと同じスペインが良かったな〜とか、凛も一緒だったら良かったのに、と不満タラタラだったが、忘れた。サッカーめっちゃ楽しい。
ㅤでもなんやかんやあって2年後、今はフランスのP・X・Gに所属している。
ㅤなんかチーム内でポジション争うならぬ私のパス争いが起こってしまって、合理主義的なバスタードが発端のFWか原因の私を辞めさせようと考えていた頃にお誘いがあったので移籍した。
ㅤまぁ、中々に濃い2年だったが、その中でも一番の衝撃がこの冴くん帰国事件だ。
ㅤオフシーズンになると必ず帰国する私と全く帰らない冴くん。何度か帰国を促したが、うんともすんとも言わないでサッカーし続けた冴くん。
ㅤどういう心境の変化だろう。そう思ってかけた電話だった。
『なんだ』
「なんだじゃないよ!今どこ!?空港!?」
『あぁ、搭乗直前ってとこだな。早く要件を言え、しょうもねぇこと聞くつもりなら切る』
ㅤ相変わらずの暴君ぶりを披露する冴くんに呆れつつ、とりあえず体調が悪い訳では無いさそうで安心した。
ㅤ搭乗寸前ならあまり長く引き止めてはいけない。そう思って私は本命の質問を冴くんに投げかけた。
「なんで急に日本に帰ろうと思ったの?」
『はぁ、お前には関係ないだろ』
「いや、だって、冴くん。(私の話)あれだけ聞かなかったのにどういう心境の変化!?」
「うっせぇもう切るぞ」
『待って待って待って切らないで』
「なんだよ」
『お土産にUFOかペヤング買ってきて欲しいな♡』
ㅤ切られた。どうしよ、買ってきてくれるかな焼きそば。
ㅤなんか最近近所で出来た日本料理店の前横切る度に「これじゃない、もっとジャンクなの食べたい」って欲出てるから日頃のご褒美に食べたいだけなのになぁ。
ㅤでも冴くんはなんだかんだ私にも甘いから買ってきてくれそう。というか毎回私の塩こんぶとかうどんスープとか自分ちに勝手に持ってってるんだからこれくらい許して欲しいよ。
ㅤてか今思い出したけど、鰹節も頼めば良かった。
ㅤ練習もそれなりに、いやだいぶシュート打って日課のトレーニングも済ませて小憩中。
ㅤ珍しい事に冴くんからのメールに気づいてスマホを開いた。
『来い』
ㅤどこにだよ。しかし、伊達に冴くんの友達はやっていない。
ㅤ冴くんに『少し待って』と返してすぐに身支度を整えて向かった。
ㅤ冬なので普通に寒いこの頃、雪は降っていないけど曇りの日は余計に風の冷たさが堪える。
ㅤしかし、さすがはスペイン地中海といったところ、同じヨーロッパでもフランスよりは暖かい。
ㅤ中学生の頃好きだった地理の内容を思い出して、懐かしさにご機嫌なステップを洒落こんで、見えてきたのは馴染みのサッカーコート。
ㅤ私がP・X・Gに移籍してから冴くんと久しぶりにお出かけした日の最後、この場所でサッカーをしたのだった。
ㅤ凛と違って冴くんは本当に骨の髄までサッカーしかない人間で、私とのお出かけの時はいつも色気も情緒もへったくれもなく最後はサッカーだった。
ㅤそのため、普段着は和服や和柄スカートでお洒落する私も運動しやすいように黒のスキニーパンツを履いて、黒いダウンコートを着用すると全身黒色に加え変装用のつば付き帽子という指名手配犯顔負けの怪しい格好になる。
「おせぇ」
「急に呼び出しといて何よ!?は〜、サッカー馬鹿の冴くんには飛行機2時間の移動距離とかわかんないのかな」
「あ"?」
ㅤドスの効いた声と人を殺せそうな鋭い睨みを向けられても痛くも痒くもないよ。地理と数学に関しては冴くんよりは出来る自信がある。
ㅤこの負けず嫌いは自分がサッカー以外に興味が無さすぎて勉強出来ない人間なのを忘れているんだろうか。
ㅤそもそも『来い』の一言で来た私偉すぎだし、少しくらい褒められても罰(バチ)は当たらないと思う。
ㅤパリからマドリードまで電車で10時間、飛行機ですら2時間を超える。
ㅤ待ち合わせに3時間遅刻したって責められる謂れはないと思い、私は堂々と悪びれることもなく言った。
「てかもうすぐ19時過ぎちゃうから夕飯は冴くんの奢りね」
「調子のんな」
「違うよ、慰謝料だよ。空席があったから良かったものの、2万だよ!?私の懐が常に寒いのは知ってるでしょうに〜!」
「来なきゃ良い話だろ」
「呼び出しといてよく言えたね!?」
ㅤこの我儘俺様糸師冴様な友人は、労力に対する対価というものを知らないのだろうか。2万と夕食一食分を天秤にかけたって、どう考えても2万の方が重いはずだ。
ㅤ算数さえもよわよわな冴くんに深ーいため息を吐いて、中々コートに入ってこない私にイライラして視線が鋭くなる冴くんの元に向かう。
ㅤ
「んで、今日はなんでいつにも増してワケありげなの?ほいじゃーんけーん」
「俺が先攻に決まってるだろ、勝ったな」
「日本から帰ってきたばっかなのに不機嫌って何?トイレが汚すぎて日本恋しくなった?残念これグキョパだから、負けじゃないから」
「ルール無視してる時点で負けてんだよ、早くポジションつけ」
「1on1だからポジションも何も無いよ、え、ちょっと一言くらい声掛けない!?」
ㅤ私の渾身の小ボケをてきとうにあしらわれ、ボールを端から渡す気のなかった冴くんはツッコミを聞く気もないのか合図なしにキックオフした。
ㅤ文句を言いつつも、試合となれば私も手を抜く訳にはいかない。たとえこれが非公式な上に私にハンデありまくりの理不尽極まりない不当な戦いでも、つい最近日本代表として選ばれ、U-20女子W杯で日本を優勝させる予定の人間だ。プライドが許さない。
(右はフェイント、左に行く。と見せかけて正面当てに行く!)
ㅤボールを持った冴くんは無敵だった。1on2で戦えば、凛も私もあっという間に抜かれてしまってゴールを決められていた。
ㅤだから、私の知る最高のサッカー選手である冴くんに、ほんのちょっとだけ憧れていた。
「チッ」
(よし、取れた。このまま振り向かないで一直線、初速で引き離してもすぐに追いつかれるからノールックキック)
ㅤだから冴くんに勝つためにはどうすれば良いか考えた。きっと、日本には冴くん以上にサッカーが上手い人なんていないと思ったから、冴くんを越せば最強なんだと信じていたから。
「うみゃあ!?」
「わかりやすいんだよ、小学生からやり直して来い」
「も〜〜〜!!!」
ㅤ冴くんにボールを奪い返された。また仕切り直しだ。けれど、不快感はなく、むしろ終わらない事への喜びを感じた。
ㅤ冴くんとのサッカーは、やっぱり楽しくて面白い。
ㅤいくらか攻防が続き最後は少し本気を出した冴くんに軽々とボールを奪われその勢いのままゴールされた。
ㅤキーパーのいないゴールポストに急ぐも、あっさりと決められ、走った勢いで私はスライディングふて寝を決め込んだ。痛い。
「実力不足だな」
「保健体育やり直してくれないかな!?」
ㅤハナから無理ゲーだったが、冴くんも長いスペイン生活で加減を覚えてくれたのかそれなりに続いたものの、やっぱり最後はカッコよく決められてしまう。悔しい。
「休憩は終いだ、次いくぞ」
「は?え、私もう疲れた」
「立て」
「は〜え〜」
ㅤ前言撤回、この人加減を知らないモンスターだ。私じゃなかったら訴えられてたよ。
ㅤ内心で悪態を吐きながら、冴くんより8日早く生まれたお姉さんな私は余裕をもって立ち上がる。
「あと5回だけだからね!!!!」
全敗した。
「冴くんマジ容赦ない」
「お前が雑魚すぎるだけだろカス」
「口の治安悪すぎて笑うね」
あの後散々走り回って、お互いに疲れて、それでもまだまだ余裕そうな冴くんが羨ましい。
「 ... 凛に会ってきた。」
ぜはぜは言いながら
「へぇ〜、良かったね。中々顔見せないから凛も喜んでたでしょ」
「逆だ」
「ん?」
「失望された、俺はあいつの理想の兄貴じゃなくなったらしい」
ohなってこったパンナコッタ我が友は溺愛している弟に嫌われてしまったらしい。十中八九お前が原因だから気にしなさんな、とか思いつつ日頃の行いが祟ったんだろうなと思った。
ㅤ中学3年の冬、ドイツのサッカーチーム『バスタード・ミュンヘン』に声をかけられた私は冴くんに次ぐ日本の至宝としてマスコミに持て囃されながら祖国を後にした。
ㅤドイツは刺激的で、日本にこだわっていた自分が馬鹿らしくなるくらいサッカーが楽しかった。
ㅤ今まで料理や裁縫をする方が楽しかったし、サッカーをする時間で勉強をする時間が狭まったりするのがストレスだった。
ㅤしかし、ドイツではそういった勉強をする必要も無くサッカーだけをし続けることが出来た。
ㅤ勉強をしたくなっても、周りは多国籍で多種多様な言語に触れることが出来、言葉を学びたいと言えばチームメイトは快く引き受けてくれて交流に繋がる。
ㅤ最初は、冴くんと同じスペインが良かったな〜とか、凛も一緒だったら良かったのに、と不満タラタラだったが、忘れた。サッカーめっちゃ楽しい。
ㅤでもなんやかんやあって2年後、今はフランスのP・X・Gに所属している。
ㅤなんかチーム内でポジション争うならぬ私のパス争いが起こってしまって、合理主義的なバスタードが発端のFWか原因の私を辞めさせようと考えていた頃にお誘いがあったので移籍した。
ㅤまぁ、中々に濃い2年だったが、その中でも一番の衝撃がこの冴くん帰国事件だ。
ㅤオフシーズンになると必ず帰国する私と全く帰らない冴くん。何度か帰国を促したが、うんともすんとも言わないでサッカーし続けた冴くん。
ㅤどういう心境の変化だろう。そう思ってかけた電話だった。
『なんだ』
「なんだじゃないよ!今どこ!?空港!?」
『あぁ、搭乗直前ってとこだな。早く要件を言え、しょうもねぇこと聞くつもりなら切る』
ㅤ相変わらずの暴君ぶりを披露する冴くんに呆れつつ、とりあえず体調が悪い訳では無いさそうで安心した。
ㅤ搭乗寸前ならあまり長く引き止めてはいけない。そう思って私は本命の質問を冴くんに投げかけた。
「なんで急に日本に帰ろうと思ったの?」
『はぁ、お前には関係ないだろ』
「いや、だって、冴くん。(私の話)あれだけ聞かなかったのにどういう心境の変化!?」
「うっせぇもう切るぞ」
『待って待って待って切らないで』
「なんだよ」
『お土産にUFOかペヤング買ってきて欲しいな♡』
ㅤ切られた。どうしよ、買ってきてくれるかな焼きそば。
ㅤなんか最近近所で出来た日本料理店の前横切る度に「これじゃない、もっとジャンクなの食べたい」って欲出てるから日頃のご褒美に食べたいだけなのになぁ。
ㅤでも冴くんはなんだかんだ私にも甘いから買ってきてくれそう。というか毎回私の塩こんぶとかうどんスープとか自分ちに勝手に持ってってるんだからこれくらい許して欲しいよ。
ㅤてか今思い出したけど、鰹節も頼めば良かった。
ㅤ練習もそれなりに、いやだいぶシュート打って日課のトレーニングも済ませて小憩中。
ㅤ珍しい事に冴くんからのメールに気づいてスマホを開いた。
『来い』
ㅤどこにだよ。しかし、伊達に冴くんの友達はやっていない。
ㅤ冴くんに『少し待って』と返してすぐに身支度を整えて向かった。
ㅤ冬なので普通に寒いこの頃、雪は降っていないけど曇りの日は余計に風の冷たさが堪える。
ㅤしかし、さすがはスペイン地中海といったところ、同じヨーロッパでもフランスよりは暖かい。
ㅤ中学生の頃好きだった地理の内容を思い出して、懐かしさにご機嫌なステップを洒落こんで、見えてきたのは馴染みのサッカーコート。
ㅤ私がP・X・Gに移籍してから冴くんと久しぶりにお出かけした日の最後、この場所でサッカーをしたのだった。
ㅤ凛と違って冴くんは本当に骨の髄までサッカーしかない人間で、私とのお出かけの時はいつも色気も情緒もへったくれもなく最後はサッカーだった。
ㅤそのため、普段着は和服や和柄スカートでお洒落する私も運動しやすいように黒のスキニーパンツを履いて、黒いダウンコートを着用すると全身黒色に加え変装用のつば付き帽子という指名手配犯顔負けの怪しい格好になる。
「おせぇ」
「急に呼び出しといて何よ!?は〜、サッカー馬鹿の冴くんには飛行機2時間の移動距離とかわかんないのかな」
「あ"?」
ㅤドスの効いた声と人を殺せそうな鋭い睨みを向けられても痛くも痒くもないよ。地理と数学に関しては冴くんよりは出来る自信がある。
ㅤこの負けず嫌いは自分がサッカー以外に興味が無さすぎて勉強出来ない人間なのを忘れているんだろうか。
ㅤそもそも『来い』の一言で来た私偉すぎだし、少しくらい褒められても罰(バチ)は当たらないと思う。
ㅤパリからマドリードまで電車で10時間、飛行機ですら2時間を超える。
ㅤ待ち合わせに3時間遅刻したって責められる謂れはないと思い、私は堂々と悪びれることもなく言った。
「てかもうすぐ19時過ぎちゃうから夕飯は冴くんの奢りね」
「調子のんな」
「違うよ、慰謝料だよ。空席があったから良かったものの、2万だよ!?私の懐が常に寒いのは知ってるでしょうに〜!」
「来なきゃ良い話だろ」
「呼び出しといてよく言えたね!?」
ㅤこの我儘俺様糸師冴様な友人は、労力に対する対価というものを知らないのだろうか。2万と夕食一食分を天秤にかけたって、どう考えても2万の方が重いはずだ。
ㅤ算数さえもよわよわな冴くんに深ーいため息を吐いて、中々コートに入ってこない私にイライラして視線が鋭くなる冴くんの元に向かう。
ㅤ
「んで、今日はなんでいつにも増してワケありげなの?ほいじゃーんけーん」
「俺が先攻に決まってるだろ、勝ったな」
「日本から帰ってきたばっかなのに不機嫌って何?トイレが汚すぎて日本恋しくなった?残念これグキョパだから、負けじゃないから」
「ルール無視してる時点で負けてんだよ、早くポジションつけ」
「1on1だからポジションも何も無いよ、え、ちょっと一言くらい声掛けない!?」
ㅤ私の渾身の小ボケをてきとうにあしらわれ、ボールを端から渡す気のなかった冴くんはツッコミを聞く気もないのか合図なしにキックオフした。
ㅤ文句を言いつつも、試合となれば私も手を抜く訳にはいかない。たとえこれが非公式な上に私にハンデありまくりの理不尽極まりない不当な戦いでも、つい最近日本代表として選ばれ、U-20女子W杯で日本を優勝させる予定の人間だ。プライドが許さない。
(右はフェイント、左に行く。と見せかけて正面当てに行く!)
ㅤボールを持った冴くんは無敵だった。1on2で戦えば、凛も私もあっという間に抜かれてしまってゴールを決められていた。
ㅤだから、私の知る最高のサッカー選手である冴くんに、ほんのちょっとだけ憧れていた。
「チッ」
(よし、取れた。このまま振り向かないで一直線、初速で引き離してもすぐに追いつかれるからノールックキック)
ㅤだから冴くんに勝つためにはどうすれば良いか考えた。きっと、日本には冴くん以上にサッカーが上手い人なんていないと思ったから、冴くんを越せば最強なんだと信じていたから。
「うみゃあ!?」
「わかりやすいんだよ、小学生からやり直して来い」
「も〜〜〜!!!」
ㅤ冴くんにボールを奪い返された。また仕切り直しだ。けれど、不快感はなく、むしろ終わらない事への喜びを感じた。
ㅤ冴くんとのサッカーは、やっぱり楽しくて面白い。
ㅤいくらか攻防が続き最後は少し本気を出した冴くんに軽々とボールを奪われその勢いのままゴールされた。
ㅤキーパーのいないゴールポストに急ぐも、あっさりと決められ、走った勢いで私はスライディングふて寝を決め込んだ。痛い。
「実力不足だな」
「保健体育やり直してくれないかな!?」
ㅤハナから無理ゲーだったが、冴くんも長いスペイン生活で加減を覚えてくれたのかそれなりに続いたものの、やっぱり最後はカッコよく決められてしまう。悔しい。
「休憩は終いだ、次いくぞ」
「は?え、私もう疲れた」
「立て」
「は〜え〜」
ㅤ前言撤回、この人加減を知らないモンスターだ。私じゃなかったら訴えられてたよ。
ㅤ内心で悪態を吐きながら、冴くんより8日早く生まれたお姉さんな私は余裕をもって立ち上がる。
「あと5回だけだからね!!!!」
全敗した。
「冴くんマジ容赦ない」
「お前が雑魚すぎるだけだろカス」
「口の治安悪すぎて笑うね」
あの後散々走り回って、お互いに疲れて、それでもまだまだ余裕そうな冴くんが羨ましい。
「 ... 凛に会ってきた。」
ぜはぜは言いながら
「へぇ〜、良かったね。中々顔見せないから凛も喜んでたでしょ」
「逆だ」
「ん?」
「失望された、俺はあいつの理想の兄貴じゃなくなったらしい」
ohなってこったパンナコッタ我が友は溺愛している弟に嫌われてしまったらしい。十中八九お前が原因だから気にしなさんな、とか思いつつ日頃の行いが祟ったんだろうなと思った。
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