ジャミルの友達が姐さんだったら 小ネタ






イデア「『愛されすぎて困っちゃう♡』がガチの人、初めて見た……」
ジャミル「俺以外にもたくさん居ますけどね。まぁ、誰かに認知される前に、どうにかなってしまうことが多いだけなんですが」
イデア「ひぇっ」

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ツバキ「ジャミルはどこか遠くに行きたい願望があるから、あちらのものに好かれやすいんだろうな」
カリム「そう言えば、星送りのとき、そんな願いを口にしてたって聞いたなぁ……」
ツバキ「ジャミルは凄い奴だ。どこにだって行けるし、何にだって成れる。でも、その願いが、あちらのものに利用されるかもしれない。けれど、そんなことは許されない」
カリム「うん。ジャミルの願いが、ジャミルを不幸にするために使われるなんて絶対に駄目だ」
ツバキ「もしそうなったとき、彼を繋ぎ止められるのは私達しか居ないぞ、カリム」

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ツバキ「私の目にはきっと、“真実”が写っているのだろうから」

***

ツバキ「うちの家系、女性が異様にモテるんですけど、父も大分異性にモテるんですよね」
イデア「ああ……。ツバキ氏って何か、女子校とかだったら王子様って呼ばれてそうだもんね……」
ジャミル「一部では呼ばれていますよ」
イデア「マ? ラノベ展開過ぎんか???」
ツバキ「まぁ、私もそこそこモテるんですが、私の場合は片想いを楽しんでいる人が多いんですよね。でも、父は違うんです」
イデア「あ、モテる自覚あるんだ……。でも、お父さんはどう違うの?」
ツバキ「父が学生だった頃、学校から帰って家の鍵を開けようとしたとき、鍵がなくなっていることに気付いて、落としたかなと魔法で鍵を開けようとしたら、中から同じ学校に通う先輩が“お帰りなさい”って出てきたらしいんです」
イデア「ひぃっ!? 何それこっわ……。窃盗に不法侵入? おまわりさん、こいつです!」
ジャミル「そもそも、どうやって自宅の特定をしたんだ……?」
イデア「さらに怖いことに気付かんといて、ジャミル氏!!」
ツバキ「後日判明したことなんですが、複数人でローテ組んで、父をストーカーしていたようです。そして、鍵を手に入れられた人が最初に告白する権利を得るとか何とか……」
イデア「待って? そんなん恐怖しか湧かないじゃん? それで告白してOK貰えると思ってたの? その共犯者全員???」
ツバキ「みたいですね。恋は盲目とは言いますが、ここまで来ると、頭の病気を疑いますね」
ジャミル「ツバキに好意を寄せる女性も、大分アレな人が多いとは思っていたが……。アレでも相当ライトな人種だったんだな……」
ツバキ「私に好意を向ける人達とは大分方向性が違うから、比べることは出来ないかな……」
ジャミル「ああ……。君の場合は宗教だもんな」
イデア「宗教???」
ジャミル「“ツバキの愛するものごと愛してこそ“とか”ツバキのためなら何でもする“を有言実行するタイプが多いんです。彼女等はツバキが不利益を被ることをとことん嫌うので、コミュニティ内の自浄作用も凄いんですよ。でも、ツバキに危害を加えない人ならやばい人種でも同志として認めてしまうので、ガチでやばい人も野放しになっているんですよね……」
イデア「どっちもどっちの濃さ。胃もたれするレベルで草も生えぬ」
ジャミル「生やしてください」
イデア「無茶言いよる……」
ツバキ「まぁ、一番やばいのにモテるのはジャミルなんですが」
イデア「この話やめよっか」

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【語り継げ】新入生は同じ轍を踏むな【失態】
当時1年生だった現2年生のやらかしを新入生に語るスレ。

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異世界飛んじゃった系の話。
原作軸に迷い込んで、ジャミルが神降ろししたとか?

ジャミル「ヤバい……。鬼子母神が来てしまった……」
フロイド「キシボジンってどんな神様なの?」
ジャミル「元々は子供を食べる鬼……オーガだったらしいんだが、そのオーガを祀ることで子供を守る女神になったらしい。しかし、現在でも他人の子供を食べてしまうことがあるらしく、我が子認定されなければ危険なんだ。鬼子母神のことは必ず“母”として接しろ。食い殺されるぞ」
フロイド「何でそんな危険なオーガを退治じゃなくて祀る方に持って行ったの!? 東方の国ってやっぱ頭おかしいよねぇ!?」
ツバキ「はは、君だけ置いて帰ろうか?」
フロイド「ごめんなさい!!!」
ツバキ「まぁ、その認識も理解出来る。しかし、そのときすでに退治できるほど柔ではなかったと言うことだろう。ならば、祀るなり何なりして、静まって貰った方が被害が少ないと考えるのも当然だ。無理に倒そうとしても、無為に被害を拡大させるだけだしな」
ジャミル「他国だったらあまり無い考えだよな。他国なら英雄と呼ばれるような魔法士なり何なりが派遣される」
ツバキ「たくさんの命を食い尽くした生き物が、ただの生き物であるはずもなかろうに。そこに考えが及ばないのか?」
ジャミル「夢見がちなんだろ。もしくは英雄を絶対視しているか、だな」
ツバキ「はは、夢を見るのは勝手だが、死ぬのは他人だぞ? 夢を見ていた奴らに背負えるのか?」
ジャミル「さぁ? そもそも、背負うという発想がないだろう。無責任な奴らだから、こいつは本物の英雄ではなかったのだ、くらい言ってのけるだろうさ」
ツバキ「ああ……。人心ってそんなものだよな」
フロイド「何なの、この二人……。オレでももうちょい人の心あるよ?」

ジャミル「さて、他をどうしようか。俺達の守りは万全になったが、帰還のためにはもっと別の神を喚んだ方が良いだろう?」
ツバキ「ああ。道中安全ならば佐田彦大神がいいだろう。あとは元の世界との縁を辿るのに、縁結びの神が良いか。縁結びと言えば大国主大神だな」
フロイド「ねぇ、それって本当に一個人が喚べるような神様? いや、そもそも神降ろしが普通は出来ないんだけどさ」
ツバキ「祖国では挨拶や感謝を伝えるために喚んだりするが」
フロイド「うっそでしょ。感謝はともかく、挨拶するためにわざわざ喚ぶの? 怒られない?」
ツバキ「挨拶は大事だろう? その大切な行いをしない方が無礼だ」
ジャミル「東方の国で神社やお寺に訪れる機会があったら、挨拶は欠かすなよ。あと、ものは大事にしろ。ああいった場所にあるものは、みんな何かしら意味のあるものだ。傷付ければ天罰が下るぞ」
ツバキ「最悪死ぬから気を付けろ」
フロイド「死と隣り合わせ過ぎる……」
ツバキ「そうだな。向こうから死がやってくるからな」
フロイド「来ないでぇ……」

***

↑と同じネタ

ジャミル「鬼子母神はなんて?」
ツバキ「“ああ、やや子。愛しきやや子。お前を悲しませる不届き者は、みな母が喰ろうてしまおうね“と言っている」
フロイド「待ってお母さん! それはちょっと待って!?」

***

レオナ「そういやお前ら、神のお気に入りって割には、加護は受けてねぇんだな」
ジャミル「受けてもいい事なんてありませんしね。全部突っぱねてますよ」
ツバキ「私は与える側ですしね。まぁ、私が与えられる加護なんて、たいしたものではないんですが」
レオナ「お前、人間だよな???」
ツバキ「私は人間ですが、何代か前の当主が現人神なんです。故に、私にも僅かに神の血が流れているんです」
レオナ「うっそだろ、おい」
ジャミル「東方の国の国民は、割とそういう人間が多いですよ。そこら辺に歩いている人が、実は人為らざるものの血を引いているなんてザラにあります」
ツバキ「親族にも何人か、半神半人がいますよ。もしくは妖や精霊の血を引いている人も少なくはないですね」
レオナ「何なんだ、お前の一族。いや、東方の国はよ」
ジャミル「高天原かみのくににお邪魔できるような人間がいる国ですね」
レオナ「頭痛くなってきたな……」
ツバキ「これで頭痛を覚えるなら、国の象徴たるお方の話をしたら、白目剥いてぶっ倒れてしまいますね」
ジャミル「泡吹いて病院送りの間違いじゃないか?」
レオナ「俺もそう思う……」
ジャミル「レオナ先輩ともあろうお方が、キャラ崩壊してますよ」
レオナ「疲れてんだよ、察しろ」

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ツバキ「カリムが殺されたら私は世界を呪うけど、滅ぼそうとまではしないだろうから」

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シルバー「ツバキ殿、あなたはリリア先輩に気に入られている」
ツバキ「そうなのか? それは嬉しいな」
シルバー「ああ、良いことだと思うし、俺も嬉しい。しかし、少し問題があってな……」
ツバキ「問題?」
シルバー「その……リリア先輩は料理が壊滅的なんだ」
ツバキ「料理が壊滅的」
シルバー「ああ。そして本人は、自分を料理上手だと思っている」
ツバキ「お、おお……」
シルバー「しかも、折を見ては自分の料理を振る舞いたがるんだ。悪意などは一切なく、完全な親切心で」
ツバキ「何というか、最悪のパターンだな……?」
シルバー「そうなんだ。しかも、割と本気で体調を崩すレベルの料理なんだ。だから、リリア先輩に料理を振る舞われたら、何かしらの理由を付けて、食べるのを避けて欲しい」
ツバキ「了解した。まぁ、立場を理由にすれば、彼なら分かってくれるだろう」
シルバー「そうしてくれると助かる……」

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ツバキ「顕現せよ、学び舎の守護者達よ」

各寮を顕現させると、グレート・セブンそっくりな人型になる。
話し方とかはででにー原作とは異なったりする。

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割とアホやってる幼馴染みトリオ

ツバキ「くだらないのに楽しかったのは、“これ以上ないほどクソダサいTシャツを探し出してきた奴が優勝”ってゲームかな」
ジャミル「正気の沙汰じゃなかったよな」
カリム「徹夜明けのテンションになってたよな」
ツバキ「頭がイカれていたのは否めない。しかし、あんな狂ったデザイン、どこで見つけてきたんだ?」
ジャミル「君こそ、どこであんな眼精疲労を起こしそうな服を発掘してきた?」
カリム「極彩色で凄かったよな。ジャングルにでも行ってきたのか?」
ツバキ「カリムが見つけてきたやつもヤバかったよな」
ジャミル「ああ。魔法薬の色を写し取ったような色をしていたやつな」
カリム「オレも見つけたとき、ちょっとびっくりしたぜ。あんな色のTシャツ、需要あるのか?」

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ツバキ「うぇ……。これ何の毒だ?」
ジャミル「どれだ? ……ん、トリカブトだな」
レオナ「毒入り飲料を回し飲みするな」
トレイ「そもそも、何で判別できるんだ」
ケイト「いや、その前に保健室でしょ!? 先生ー! ツバキちゃんとジャミルくんが毒飲んだー!」
リドル「そもそも、保健室でどうにかなるの……?」
カリム「解毒剤ならあるぞー」
ヴィル「この物騒トリオ、誰かどうにかしてちょうだい」
ラギー「無理じゃないッスかねぇ……」

ツイステッドワンダーランドには解毒剤があるという設定。
現実世界では有効な治療手段はないので、取り扱いにはご注意ください。

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ケイト「ツバキちゃんはマジカメやんないの? ロイヤルソードアカデミーとかめちゃくちゃ映えそうだし、東方の国も綺麗なところなんでしょ? もしかしたらバズっちゃうかもよ?」
ツバキ「確かにどちらも綺麗な場所ではありますが、私には必要ないかと。美しいものを見せたいと思う人は、大抵そばに居ますから」
ケイト「ひぇぇ、男前……。ま、確かに見せたい人がそばにいるなら、必要ないよね」
ツバキ「はい。でも、美しいものを誰かと共有したいという気持ちは分かります」
ケイト「……ちょーっと買いかぶりすぎじゃない? オレはそんな高尚な気持ちでマジカメやってるわけじゃないよ?」
ツバキ「良いんじゃないですか? 例えそれが承認欲求だとしても。あなたの投稿で、誰かが心をあたためることもあるでしょう」
ケイト「…………ツバキちゃんがロイヤルソードアカデミーに選ばれた理由が分かっちゃったや」
ツバキ「それこそ、買いかぶりすぎですよ。私は、彼等のような、根っからの善人ではありませんから」

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カリム「あの二人、お互いにドン引きし合ってるの、端から見てたらめちゃくちゃ面白いんだよな」
ラギー「カリムくんでも、そういうこと思うんだ……」

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ツバキ「オンボロ寮について? それを私の口から話すことは出来ない」
ツバキ「私達には、意図して口を閉ざさなければならないときがあるんだ」
ツバキ「故に、“それ”が何であるかを語ることは出来ない」
ツバキ「今はまだ、そのときではない。そして、その役目は私のものではない」
ツバキ「まぁ、そう遠くない未来に、そのときは来るだろうさ」




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