ジャミルの友達が姐さんだったら 小ネタ
スカリー「エスコートさせて頂いても?」
ツバキ「エスコートされるのは、あまり好きではないんだ。隣に並んでくれないか?」
スカリー「そうなのですね。では、そのように」
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スケリントン「そして僕と一緒に全体を見て回るのはスカリーくん、ユウくん、グリムくん、ツバキくん」
スカリー「やったー!」
ツバキ「お、私は監督生達と同じチームか」
監督生「よろしくお願いします!」
スカリー「おお、素敵な貴方もご一緒なのですね」
ツバキ「よろしくな、グレイブス」
スカリー「ええ、楽しい時間をお約束いたしますよ。どうぞよろしくお願いします」
ジェイド「スカリーくん、お待ち頂けます???」
ジャミル「
イデア「まぁ、仕方ないとは思うけどね……」
マレウス「ほう。リーチはシルバーの好敵手というわけか……。ふふ、面白いな……」
ヴィル「人の恋路を面白がってんじゃないわよ……」
レオナ「趣味が悪ぃな……」
***
ジャミル「寮長が揃っているチームが一番どうしようもないじゃないですか」
レオナ「寮長が揃ってたのが問題なんだよ」
ツバキ「私がこのチームに入った方がよかったのでは……?」
イデア「勘弁して!!!」
ヴィル「絶対何が何でも止めてくるじゃない……」
ツバキ「問題行動は諫めるべきですから」
マレウス「一番の問題児が言うことではないな?」
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スケリントン「サリーにご飯も作ってもらっているから、期待していてくれ。彼女はとっても料理上手なんだ」
ツバキ「この世界の料理、か……。嫌な予感がするな……」
ジェイド「…………お聞きになります?」
ジャミル「一体何が入っているんだ……?」
ツバキ「猿の脳でも混ざっているんじゃないだろうな?」
ジャミル「猫の心臓とどっちがマシだ?」
ツバキ「どちらもご遠慮願いたい。だがまぁ、赤子の生き肝よりはマシだな」
ジェイド「流石にそこまでのものは使われていませんから」
エペル「実際に使われている材料の方がマシに思えてくるの、何なんだろうね……」
トレイ「というか、実際に混じっていたことがあるのか? その材料が? 料理に???」
ツバキ「いや、薬に」
セベク「薬に!!?!?」
エペル「結局口に入れるものじゃないですか!!」
ジャミル「流石の東方の国でも、普通の市販薬には入っていないよ。不老長寿の妙薬とか、そういうものを生み出そうとした人間が使った材料だよ」
ジェイド「どうしましょう……。やはりツイステッドワンダーランドの方が野蛮だと言われても、今後否定出来なくなってしまいました……」
ツバキ「そちらで一体何があったんだ……?」
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ツバキ「何というか、本当にもう、“どいつもこいつも……”と言いたくなるな???」
ジャミル「気持ちは分かる。分かるが口にしないでくれ、虚しくなる」
ツバキ「それに対抗できるハロウィン・タウンのメンツもあれだな」
レオナ「あれと比較するんじゃねぇ……」
ツバキ「ロイヤルソードも胸焼けを起こすときはあるが、ナイトレイブンカレッジは胃もたれするな」
イデア「どっちもげんなりするやつ……」
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ツバキ「もう帰りたいな……。私だけ先にお暇させて頂いてもいいか?」
ジャミル「ふざけるな、俺も一緒に帰らせろ」
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イデア「ああもう、早く帰りたい……」
トレイ「確かに、常識の違いだったり、色々大変だよな」
レオナ「お前はいつもこんな訳分からねぇ奴らを相手にしてんのか?」
ツバキ「まぁ確かに、ハロウィン・タウンの方達とは常識に差異を感じますが、言葉が通じるだけマシかと」
リドル「…………君が仕事で相手取っている相手は、話も通じないのかい? いや、そういう化け物やモンスターがいることは分かっているけれど、ゴーストは言葉が通じるだろう?」
ツバキ「いや、学園にいるようなゴーストの方が珍しい。私が相手取っているのは、例え言葉が通じても、“殺さないで”の言葉に“おはよう”と返すような化け物達だよ」
アズール「なまじ同じ言語を使用する分、不気味さが増しますね……」
ジャミル「実際に目にすると、そんな感想では済まないがな」
イデア「実際に目にしたことあるんかーい!」
トレイ「本当に恐ろしいな……」
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ツバキ「こちらの魔女も箒で飛ぶんだな」
セベク「箒と言うより枝のようだがな」
ツバキ「私もやってみてもいいか?」
エペル「気を付けてくださいね。結構癖があるというか、コントロールが難しいので」
ツバキ「そうか。気を付けよう」
ツバキ「お、意外と飛べそうだな。確かに癖があるが、悪くない」
セベク「と、飛んでる……!?」
エペル「ど、どうやって!?」
ツバキ「私は"道具"とは相性が良いんだ。物の使い方というのかな、その扱い方に長けているらしい」
エペル「さ、流石ツバキサン……」
セベク「相変わらず規格外だな……」
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ヴィル「1年生ってどうしてこう血の気が多いのかしらね」
レオナ「ああ。もう少し協調性ってもんを学んでくれると助かるんだがなァ」
イデア「あと素直さね……。絶賛黒歴史製造中の1年生って斜に構えた奴ばっかりだから……」
マレウス「仕方あるまい。もう少し成長すれば落ち着きというものを学ぶだろう」
ジャミル「!? そ、それをよりによってあなたたちが……言いますか!?」
ツバキ「見事なまでの棚上げだな。目が曇っているようだから、晴らして差し上げるべきか?」
ジャミル「君がそんな事をしたら、この世の真実が見えてしまうだろう。発狂して死ぬぞ」
ツバキ「真実を差し出されたくらいで発狂なんて、随分と心が弱いな」
リドル「この世の真実が見えたら発狂するの???」
ツバキ「往々にして、人というものは都合よく出来ている。見たくないもの、見なくていいものを、素通りすることが出来る」
イデア「まぁ、人間ってそういうもんですし……」
ツバキ「ですが、私の目は、そうやって掛けられたフィルターを外して
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神職関係者「黒曜石の君、ヤバいものに好かれすぎでは???」
神職関係者「清庭の次期当主も相当なたらしだと思っていたが、それを上回ってくるとは……」
神職関係者「人外共はすれ違いざまに一目惚れするな~~~!!」
神職関係者「人外特攻が付与されたフェロモンでも出してるのか……???」
神職関係者「やば、黒曜石くんが求愛受けてる!!!」
神職関係者「差し出されてるものがえげつねぇ!!!」
ツバキ「ジャミル! 待て! 待ってくれ! それは受け取ってはいけない!!」
ジャミル「いや、受け取らないが???」