神様のお気に入りなのに、どうして生け贄に捧げられてしまったの？　神様は助けてくれないの？
神様の中にも色々な考えを持つものがいるからです。夭折させて、さっさと高天原に連れていきたいもの。長く生きて欲しいと考えるもの。
今回は、さっさと手元に置きたいと考えている勢力が勝ってしまっただけの話。
神様の気分で振り回されて、ジャミルも大変だな……。
ちなみに、天罰を下してくれたのは長く生きて欲しい勢と、ジャミルを傷付けるのは許せない勢です。

ジャファー様そっくりな姿で顕現される紅化粧。紅化粧に対するイメージが形作られたものなので、口調や性格などはででにーの彼とは全くの別物です。
ジャミル至上主義な、戦場帰りの野蛮で物騒なお刀様。名前の由来が“常にその刀身を血に染めていたこと”から来たものなので、その気性の荒さは推して図るべし。


トゥレーラ・ラフターラ
イグニハイド寮所属。カリム達と同じ新入生。
深い紫の髪に、榛色の瞳。
10話でカリムにぶつかって、カリムに助け起こされた生徒。
所謂勘違い男という奴で、いつも傍に居るジャミルを敵だと判断し、タチの悪いものに捧げた。
捧げたのが他の人間だったならば、己の所業が返ってくるだけで終わっただろう。
しかし、よりによって神のお気に入り（ジャミル）を害してしまったことで天罰が下った。