ジャミルの友達が姐さんだったら
この世界線での審神者はめちゃくちゃ忙しい。
神託を受け取ったり、御用聞きしたり、霊的な事件の解決に赴いたり、他国からの問い合わせに対応したり。
他国とのやり取りは外交官に任せているけれど、東方の国はタブーが多いので、神様関連の問い合わせは清庭家に直通。
その問い合わせの多さは専門部署が設けられるほど。
東方の国の神秘に一番詳しい上に、他国が知りたいことを全て握っているのだから仕方ないね。
もちろん、審神者以外の神職の方々とも連携を取っているけれど、他国より神様が地上に近い分、トラブルも多い。
神職関係は東方の国でも一二を争うブラック企業(?)です。
ちなみにツバキもジャミルも神々のお気に入り。ツバキは孫娘。ジャミルは俺の嫁。
ツバキは「大きく育て、すくすく育て」と見守られているのに対し、ジャミルはいつ隠されてもおかしくはない気に入られ方をしている。
神々からお嫁さんにしたいとか、自分の子を産んで欲しい、とプロポーズを受けている。
何故気に入られているのかは本人も不明。カリムの方が気に入られそうなものなのに、と思っている。
死後は誰かに浚われる可能性が高い。遺体が残れば良いね。
また、東方の国からそのような心配があることをアジーム家やバイパー家に告げられているので、原作より自由に過ごせている。
ガチで夭折してしまうかもしれないので、そんな子に我慢を強いるのは酷すぎるという温情である。
そのため、この世界線のジャミルはオーバーブロットしない。そもそもツバキがさせない。
ジャミルが神様のお気に入り認定されていると知ったあとに高位の存在がおいでなすったことで、実は教師陣は盛大に慌てふためいていました。
どう対処したものかと考えているうちにお帰りになったから盛大に安堵した。
ちなみにしばらくはこっそりとジャミルを監視していたりする。だって、向こうが会いに来るくらいのお気に入りとかヤバすぎるもの。
しかし、正直何故うちに選ばれるような生徒を神様が好いているのだろう、と不思議がっている。どちらかと言えば、カリムの方が神様に好かれそうな気がする、とも。
しかし、お気に入りはジャミル。神様の感性が人間と同じはずもないので仕方ないね。
モブ教師ことユーラス・ダーラント
召喚術の教師。
元NRC生。かつてはイグニハイドに所属していた。
魔力を帯びた生き物―――――魔法生物に興味関心が深く、また造詣も深い。
それが高じて召喚術にのめり込み、最終的に召喚術の教師に落ち着いた。
東方の国の固有種に興味があり、あわよくばを期待して対談の場に出ていた。
人と関わるのは好きではないけれど、好奇心のためなら陽キャにも絡む。
東方の国の特使
清庭家から派遣された、清庭家の分家に当たる家柄の方々。
白い面布のお方は半神半人。お稲荷様の系譜。化かし合いが得意。
黒い面布の4人は妖の先祖返り。それぞれぬらりひょん、化け狸、カワウソ、天狗。大分薄まっているので、そこまでの力は無い。
ツイステッド鬼子母神
元々は子供を食べる鬼女だったが、神として祀ることで子供を守る女神となった。
しかし、自分を母として慕う子供以外を守る気はなく、鬼子母神のことを“母”と呼び、女神から“我が子”として認識されなければ食い殺されてしまう。
そのため、女神を祀る神社などに参拝に行くときは、家に帰るような気安さで、母に甘えるように祈らなければならないとされている。
ツイステッド沼御前
6メートルを超える長い髪を持つ。上半身が若い美女で下半身が大蛇。
沼から上半身だけを覗かせて、人を惑わして襲うとされる妖怪。
現在は神社に祀られ、神格化している。
ツイステッドミシャグジ様
石の神と蛇の神が習合し、現在では白蛇の姿をした神様とされている。
子孫繁栄や五穀豊穣の御利益があり、東方の国の各地に神社がある。
また、子孫繁栄を司っているからか、神様の中でも子供好きとして知られている。
ツイステッド大物主神
蛇の姿をした国造りの神の一柱。
時代の転換期や、歴史上で活躍した偉人達を守った逸話が数多く残っている。
そのため交通安全、家内安全、病気平癒など、守護に特化した御利益があると信じられている。