神々との日々






片足の神の第一章 神々の日々を語っていこう




「おはよう、カイト。今日も美しいね。」

アフロディがカイトにそう言った。
美しい金色の髪を揺らしながら。
カイトも、肩より少し長い銀髪を揺らした。

「あー、はいはい。嬉かねぇよ。」

見た目に反して、結構男らしい性格のカイトは、美しいだなどと言われて、嬉しいなんて思わない。
むしろ、怒りすら感じる。

「ツンデレかい?かわいいね。」
「ちげぇよ、変態。」

カイトはため息をついた。
自分よりも美しい男に、美しいと言われて、嬉しい奴はいるのだろうか?
説得力がないにも程がある。

(そんなセリフ、好いた奴だけに言えよな。)

カイトは知らない。
アフロディがカイトを好いていることを。
アフロディは知らない。
カイトの過去を。

全ては今、ここから始まる。

愛と美の女神のごとく、この恋を実らせることができるのだろうか?
片足の神は女神の気持ちに、答えるのだろうか?
さぁ、神々の物語は始まった。
さぁ、神々の日々を語っていこう。




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