イナイレ夢
「なぁ、小鳥遊。私って、不動の恋人だよな?」
何が言いだすのよ、この子は。
というか、何があったのよ、二人の間に。
そんなことを思っていると、南条が言った。
「この前、不動に何も言わずに、小鳥遊と買い物行って、帰ってきたら、無言で打っ叩かれた。」
「はぁ!?ふざけんじゃないわよ、不動!!
私と別れた後、そんなことされたの!!?」
こんなに、かわいい南条を打っ叩いたっですって!?
南条が傷ものになったら、どうするつもりなの!?
責任とれるの!!?
「もう別れなさい。でもって、殺す勢いで殴りなさい。」
「え!?や、やだよ!やっと、恋人同士になれたのに・・・。」
ああ、駄目だわ、この子。色々と駄目だわ。
そして、そんな泣きそうな顔をやめて。
罪悪感でどうにかなりそうだわ。
「本音が聞きたいよ・・・。」
不動は、私のこと、本当にに好きなのかな・・・?
そんなことを呟きだす。
「本音を聞かせてよ・・・・・。」
とりあえず、不動は死刑決定ね。串刺しにするわ。
「ん?」
何?この突き刺さるような痛い視線と、妙に優しい視線は。まさか。
「・・・ストーカーは犯罪よ、不動。」
「へ!?」
「・・・・・・・いつから、気付いてた?」
たった今よ、今。私には殺意を向けてくるのに、南条には熱い視線を向けてるから。
逆に気付かない、南条の方がすごいわよ。
そう言ってやると、南条はキョトンとしてしまった。
「それより、南条を殴るなんて、どういうつもり?火であぶってやるわよ。」
南条が青ざめるけど、気にしない。とりあえず不動がムカつくから。
「恋人なら、本音位、言ってあげなさいよ。」
捨てられるわよ?
南条は全力で首を横に振る。
すると、不動は私だけ来るように言った。
***
「で、何で、南条を殴ったの?それと、本音を言いなさい。」
「原因はお前だ。」
はぁ!?・・・って、それ。
「妬いたのね、私に。」
「うるせぇ。
別に買い物位、付き合ってやるってのに、何も言わねぇで、
しかもお前と行ったってことにムカついて、殴るなんて、くだらねぇことしちまったんだよ。」
私はため息をついた。
「まさか、不動がヤキモチを妬くなんて。」
「黙れ!!」
私はもう一度ため息をついて、一発、殴ってやった。
「な、テメェ!!」
「そのセリフは、南条に言ってやりなさい。
それが、あんたの本音でしょ?」
あんたの本音を、聞きたがってたわよ。
そういうと、不動は全力で南条のところに向かった。
こっそり見てみると、南条は泣きながら笑ってた。よっぽど嬉しかったのね。
不動が照れながら、慌ててたのには、笑ったわ。
それにしても、本音が聞けてよかったわね、南条。
***
オマケ
小鳥遊「よかったわね、南条。」
南条「うん、ありがとうな、小鳥遊!」
小鳥遊「あら、嬉しい。まさか、南条が抱きついてくれるなんて。」
不動「くたばれ、小鳥遊ぃぃぃ!!!」
小鳥遊「どうやら、私の方が好かれてるようね。」
不動「死ね!!!」
南条「え、えと・・・。」
不動「こっちに来い、南条!!」
南条「え?あ、うん。」
不動「南条。お前が好きなのは俺だよな?」
南条「~~~!!聞く必要なんてないじゃん・・・。」
小鳥遊「バカップル。まぁ、幸せそうだからいいけど。」
