山姥切国広中心のネタプロット






審神者、刀剣入り乱れのちゃんねるネタ。
腐向け要素あり。
にゃんにく、ちょもんば、にこんば中心の山姥切国広愛され。
若干ちょぎくにっぽい表現もあり。

【一文字が偽物くんを囲おうとしてる件】

俺が本丸に降ろされるまでに一体何があったんだ……

いや、それこっちのセリフな???
一文字が???
偽物くんってことは山姥切国広だろ?
何で一文字が???
一文字とそんな関わりある奴……だったわ
呪い仲間と小田原組か……
スレタイのメンツって? 山鳥毛も入ってる?
長義は新入りなの?

>>入っているよ
>>そう、最近シール交換で来たんだ
逆に一文字の三振りは最古参に分類される刀達だね
本丸発足時に一文字の刀の入手イベントが開催されていたらしい
だから初期刀である偽物くんと仲が良いのは分かるんだが、なんであんなことに……

一文字一家が最古参ってすげぇな
あんなことってのは?

偽物くんと同じ部隊で出陣することになったとき、ゲートに向かう途中で山鳥毛とすれ違ったんだ

山鳥毛「今から出陣か?」
偽物くん「ああ」
山鳥毛「そうか。武運を祈る」

そう言って、慣れた動作で流れるように指先に口付けたんだよね
俺は驚いて他の刀達を振り向いたんだが、誰も気にする素振りすら見せないんだ
偽物くんは偽物くんで

偽物くん「ありがとう。行ってくる」

ってサラッと受け流すし……
俺がおかしいのか? としばらく頭を抱える羽目になったよ……

お、おう……
マジか……
相手が審神者だったら一瞬で落とされてるやつじゃん……
待って、南泉くんとか日光さんもこんな感じなの???
マジだったらギャップが凄い

>>三振りでそれぞれ違う距離の詰め方をして慣らしてる感じかな

日光も偽物くんが荷物を抱えていたら必ず全部持とうとするし
万屋とかの人混みなんかでは肩やら腰やらを抱いて庇うように歩くし
その度に偽物くんが面白くないって顔をしてたな

偽物くん「子供扱いするなって何度も言ってるだろ!?」
日光「俺はお前を子供扱いしたことはない」
偽物くん「なら、俺を侮っているのか!?」
日光「……そう捉えるか……」

不本意と言わんばかりの顔をした日光が、偽物くんの顎を捉えて上を向かせた

日光「どう扱っているか知りたいなら教えてやるが、」
偽物くん「いや、良い! 侮っていないならそれでいい!!」

本能的に危険を察知したのか、後ろに飛び退いた偽物くんはそのまま逃げ出した

日光「……ふむ、この距離は逃げられるか」
日光「そのまま逃げられては適わんな。今一度、距離を計り直さなければ」

逃がす気さらさらないな???

顎クイじゃん!!!
少女漫画かよ!!!
>>少女漫画でもやらねぇよ……

内番に向かう途中、猫殺しくんに後ろから抱きしめられている偽物くんを発見したんだ
猫殺しくんは眠っているようだった

俺「……どういう状況なのかな?」
偽物くん「寒いと言って引っ付かれて、そのまま眠ってしまったんだ。起こすのも忍びないので、そのままにしている」
俺「……お前、今どういう感情でそのままにしてるの?」
偽物くん「えぇと、大きな猫に懐かれたような……?」
俺「そいつ、刀剣男士だからね?」
偽物くん「分かっている。侮っているとか、そういう訳ではない。ただ……」
俺「ただ?」
偽物くん「ただ、子供扱いされているようで恥ずかしくて……。動物に懐かれたと思って精神衛生を保っている」
俺「……ああ、そう」
偽物くん「ああ、そうだ。南泉は猫として、山鳥毛と日光は何の動物だと思う?」
俺「猫殺しくんだけじゃないのかよ!!!」

写しの危機管理能力どうなってんだ

あっぶねぇ
これ、堀川派はどういう反応してんの
下手すりゃ流血沙汰じゃん
堀川派って結構過激派だからな……

本丸の刀達に聞いてみたことあるよ……
>>で書いたのを見たときに、俺だけ感性が違うのかと思って……

鯰尾「ああ、あれですか。いつもの事です」
物吉「僕らが来た時にはしてましたね、あれ」
後藤「最初は逃げたりしてたんだけどなぁ……」
鯰尾「なんて言うか、慣らされた?」

三振りともどこか遠くを見ていたのが印象的だったな……

祖「切国くんも逃げたりしてたし、止めた方が良いのかなーとも思ったんだけど、馬に蹴られたくはないからね」
謙信「山鳥毛たちもほんきのようだったから、ようすみすることにしたんだぞ。そうしたら切国のほうが、『げきれいをこばむのはしつれいなんじゃないか?』というしこうにおちいったみたいで」
祖「本刃が受け入れちゃったから、今更止められないよね」
謙信「いつのまにか、それをあたりまえにされてしまったんだぞ!」

祖は困ったように笑ってたし、謙信は面白くなさそうにしていたよ

堀川「兄弟も子供じゃないんですから、いちいち口を出すつもりはありません」
堀川「……でも、兄弟は堀川派の傑作。それを損なわせるような事があってはならないんです。もし、彼らが兄弟に傷を負わせるような事があったら、僕らは彼らを許さない」
堀川「まぁでも、彼らはきっと誠実なお付き合いをしてくれる刀達だと思っていますので!」
山伏「うむ。彼らにはその名に恥じぬ対応を期待しておる!」

と言いつつ、その目はまったく笑っていないんだよなぁ……

ちなみに主は「恋は人を強くする」と言って肯定的だよ
「刀剣男士も人の心を持って降されたのだから、新たな感情の発露には意味があるはず」とのこと

一文字一家、用意周到すぎか???
慣らされちゃったのか~~~
堀川派ェ……
みんなも諦めたというか、諦めさせられたというか……

他にもあるんだよね
寒さの厳しい冬の日のことなんだけど、内番を終えた一文字一家が手を真っ赤にしてたんだよね
軽い霜焼けのようだったよ

偽物くん「何度目だ、あんたら」

すでに何度か同じような目に遭っているようで、偽物くんは呆れ果てていたよ

猫殺しくん「手袋してるとやりにくいんだよにゃあ」
偽物くん「気持ちは分かるが、それでこうなっているんだろう?」
山鳥毛「はは、耳が痛いな」
偽物くん「笑い事じゃないだろう」
日光「すまない。濡れた手袋のまま作業をしていたらこうなっていた」
偽物くん「いや、それ大分冷たいだろう? もう少し気をつけてくれ」

偽物くん「はぁ……。まぁ良い。そら、手を貸せ。あっためてやるから」

そう言って偽物くんは三振りの手を順番に握ったり、息を吹きかけたりして温めていたよ
順番を待っている間にも抱きつかれたり、頬やら首やらを触られたり……
最初はガチでやらかしたのかも知れないけど、そいつら絶対確信犯だぞ
霜焼けになったら無条件で手を握って貰えることに気づいて味を占めたな、こいつら

やってることは可愛いんだけど、なんでこんなに不穏に感じるの……?
>>分かる……
何となく怖いよね……
微笑ましい行動なんだけどなぁ~~~!
あれかな、囲おうとしてるって思ってる先入観があるから怖いのかな?
ちょっとうちの一文字呼んでくる
>>やめて差し上げろ

>>行動だけならね

これは俺が来る前のことで、鯰尾から聞いたことなんだけど、鯰尾が縁側を歩いていたときに、内番中の猫殺しくんと偽物くんが見えたそうだ
日差しが照りつける中、涼しそうに作業をしている偽物くんに、熱さでだれていた猫殺しくんが声をかけたそうだ

南泉「お前暑くねぇの?」
切国「普通に暑いが?」
南泉「その割に涼しそうな顔してんにゃあ?」
切国「そんなに暑いならさっさと終わらせるぞ」

と偽物くんが後ろを向いた時、そのときに猫殺しくんが首筋に触れたんだそうだ

切国「ひっ!?」
南泉「お、本当だ。お前もちゃんと汗かくんだな」
切国「あ、当たり前だろ!? というか汗をかいてて汚いから触るな! あんたが汚れる!」

と綺麗なタオルで猫殺しくんの手を拭いてやったらしい
そんな偽物くんを見下ろしながら、猫殺しくんはやばい目をしながら舌舐めずりしていたとのこと

鯰尾「あれはちょっとホラー味を感じました」
鯰尾「あれはちょっと見過ごせない感じだったので、堀川さんに報告しなきゃって思ったんです」
鯰尾「でも1番のホラーは、そう思ったときには、もうすでに堀川さんが隣にいた事ですよね」

と語った
ちょっと背筋に怖気が走ったよね
彼は何かな?
刀剣男士ではなく暗殺者なのか?

ひえっ
堀川に全部持って行かれた
さすが闇討ち暗殺お手の物を公言するだけのことはある……




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