愛から始まる
あとがき
私は人として死にたいので神隠しは断固拒否派です。
(ここので神隠しとは、神域に連れていかれて人ではなくなり、永久を生きることになる、というご都合設定で考えています)
本当に愛し合っているのなら永遠も苦痛ではないのかもしれませんが、無理やり連れていかれたら、いくら自分の刀剣だからって親愛とか友愛も冷めてしまうと思います。
ちなみに私は確実にマイナス値に振り切れるだろうな、と思います。
もし仮に好きになったとしても、それは本当の愛じゃなくて、犯人を怒らせてはいけないっていう被害者の自己防衛ゆえの想いだと思います。
結果、どっちも報われないし、幸せになれない。
人生に限りがあるから人は一生懸命になるのだろうし、幸せになろうと努力するのだと思います。
だから、終わりがある方が、きっといい。
ところでタイトルですが、これはもちろん姐さんとその刀剣達を表しています。
男女だったら普通愛の前に恋が来ると思うんです。
しかししょっぱなに姐さんは「彼らのためなら魂すら差し出す(ガチ)」だし、刀剣達も「自分達は姐さんのもの(真顔)」っていう、いっそおぞましいほど苛烈な思いを抱いています。
むしろこれを愛と呼んでいいのかというくらい。
しかし愛以外の表現が思いつかないんですよねー。
誰か、ぴったりの表現知りません?
それから、姐さんの言葉の解釈は、ご想像にお任せします(笑)