【国広】主を侮辱された刀剣男士の反応【怖い】






1 名無しの刀剣
死って一種の救いなんじゃないかと思った……


2 名無しの刀剣
2げと


3 名無しの刀剣
スレ立て乙


4 名無しの刀剣
てかスレタイ、俺たちの前で主を侮辱したやつがいんの?


5 名無しの刀剣
何それ自殺願望者?


6 名無しの刀剣
てか、>>1のSAN値がやべぇぞ


7 名無しの刀剣
国広ってどの国広だよ
正直どの国広も切れたらやべぇっていう印象しかねぇ


8 名無しの刀剣
>>7それな


9 名無しの刀剣
てか、スレタイ他人事っぽいんだけど、>>1は切れなかったの?


10 ガオー
>>7山姥切国広
>>9スレタイの「主」は俺らの主じゃなくて、主の後輩の審神者のこと

スレタイの侮辱された主こと後輩
うちの本丸で研修受けて審神者になった奴
男か女か迷うレベルの男顔
超絶男前
剣の腕はなかなかのもので、錬度の低い刀剣男士なら勝てるんじゃないか?
心根の綺麗なやつで、主にとっても俺たちにとっても自慢の後輩
正直こいつを侮辱されて俺らも割とガチで切れかけた


11 名無しの刀剣
男顔ってことは女審神者かぁ


12 名無しの刀剣
自慢の後輩って良いなぁ
俺らの所に来た見習いはあんまり自慢できる感じじゃなかったから


13 名無しの刀剣
剣術が使えるのか!
しかも俺らに勝てそうとかすげぇ!


14 ガオー
んじゃ、経緯行くぞー
俺らの本丸も始動を始めて3年以上たつんだけど、そろそろ演練の高レベ枠やってみるか―って通達が来て、初めて高レベ枠として演練に参加したんだ
その時の対戦相手の中に後輩もいてな
後輩の刀剣達とは本気でやり合って見たかったから、正直興奮した
まぁ、先輩の意地で俺らが勝ったけど、他の奴らと比べると手ごわかったな!


15 名無しの刀剣
胸熱ってやつだね!


16 名無しの刀剣
先輩と後輩の戦い……見たかったです!


17 ガオー
ここまでは良かったんだ
主も後輩の成長ぶりを見て嬉しそうだったし
でも問題はこのあとだ
主が初高レベ枠の感想を求められて、担当役人と一緒に席をはずした時、役人たちの声が聞こえたんだ

役人1「アレが噂の審神者か。ただの小娘じゃないか。容姿も霊力も大したことないな」
役人2「刀剣男士様方も何故あれを選んだのやら。アレに顕現されて、いかれてしまったんじゃないのか」

あからさまに、後輩を見て、確実に後輩に聞こえるように言ってきたんだ
それが聞こえた瞬間、後輩の刀剣達が抜刀しようとして、後輩が制した
傍にいた二振りは腕を掴まれて止められてたな
俺たちも押さえこんで止めたんだけど、本気で止めなきゃ止まんなかったな
錬度差あるはずなのになぁ……


18 名無しの刀剣
予想外に罵られていた件


19 名無しの刀剣
これは抜刀しますな!


20 名無しの刀剣
てか、後輩の本丸ってわけあり?
噂になってるってことは、何かあるの?


21 ガオー
>>20後輩の本丸はおぼっちゃま審神者の本丸を引き継いだ審神者なんだ
噂になってるのはそれで
こんな風に罵ってくるのはおぼっちゃま審神者に優遇されてたやつが優遇されなくなった奴辺りってところだな

続き
役人は反論も何もしてこない後輩に調子に乗ったのか、更に声をあげて後輩を嗤った

役人1「ああ、すべて図星か!刀剣男士様にとりいって、主ともてはやされて浮かれていたんだろう!」
役人2「今頃になって自分の無能さに気づいたようだ!さっさと審神者を退けばいいものを!」

それを聞いて後輩刀剣達は更にブチ切れた
何かもう、ちょっとした絶望だったよな


22 名無しの刀剣
錬度差あるはずなのに全力出してやっと、だもんな
もうこれ以上怒らせんな!って気分にもなるわな


23 名無しの刀剣
てか、役人マジクズなんだけど
審神者を退けって
これ戦争なんだけど?
審神者の確保難しくて拉致とか起こしてきた癖に何言ってんの?


24 名無しの刀剣
賄賂貰ってる方が悪いに決まってるのにね


25 ガオー

同田貫「おい、落ち着け。殺すなよ」
燭台切「やだなぁ、僕たちがこの程度で人を殺すような輩だと思う?」

同田貫に押さえられながらも満面の笑みを浮かべた燭台切
まだ理性残ってる?ほかの奴らを説得できるか?ってちょっと期待したよな

燭台切「正解だよ」

で す よ ね
主を罵られて笑ってられる奴なんていないよな
奴は瞳孔をカッぴらいて口元を歪めていただけだった
アレは獲物を狙う獣の目だったし、その顔は到底伊達男を名乗らせられるようなもんじゃなかった


26 名無しの刀剣



27 名無しの刀剣
ひぃっ


28 名無しの刀剣
いや、怒るよ!主を無能とか言われたら!


29 名無しの刀剣
でも、燭台切さんが理性を失うほど起こるとは思わなかったなぁ


30 名無しの刀剣
むしろ良くここまで我慢できるな
俺だったらとっくに真っ二つにしてる


31 名無しの刀剣
太刀打撃一位を怒らせるとか・・・


32 名無しの刀剣
同田貫は先輩の刀剣なんだよな
訳わかんなくなりそうだから、演練メンツ教えてくんね?


33 ガオー
>>32悪ぃ、忘れてた

後輩刀剣部隊
護衛:一期一振
隊長:山姥切
隊員:燭台切、大倶利伽羅、五虎退、三日月、宗三

ちなみに俺たちの部隊はこんな感じ
護衛:太郎太刀
隊長:歌仙
隊員:俺、秋田、薬研、次郎太刀、同田貫

最悪なことに太郎太刀、歌仙、秋田の三振りが主について行ったから、俺ら四振りで七振りを止めなければならないっていう、な


34 名無しの刀剣
おっふ


35 名無しの刀剣
七対四とか辛いな・・・


36 ガオー

一期「命が惜しくないようですな」
五虎退「いち兄の手を煩わせるまでもありません。僕が退けて御覧に入れましょう」
薬研「頼もしいな、五虎退!だが、今は落ち着いてくれ、頼むから!」
宗三「落ち着いていられるわけがないでしょう?奴らは姐様を侮辱した。斬り捨ててしかるべきでしょう」
次郎「気持ちは分かるけど落ち着きなって!後輩の立場が悪くなっちまうよ!」
三日月「ならば承認を残さぬよう、すべて斬り伏せればいいだけだ。そうだろう?」
俺「それに俺が同意すると思ってんの!?それ最悪の選択肢だからな!?」
大倶利伽羅「そもそも他に選択肢などないだろう?」
俺「より最悪だった!!!」

俺たちも後輩も必死に止めてたんだけど、気持ちが分かるだけについつい手を緩めそうになって大変だったな
ちなみに後輩はちょっとうんざりしてるというか、疲れた顔してた
多分、役人の対応に辟易してんだろうな
それを見て、更に手を緩めそうになったが、頑張って耐えたぜ


37 名無しの刀剣
よく頑張った


38 名無しの刀剣
これは手を緩めてしまいそうですね・・・


39 名無しの刀剣
後輩さん・・・
頑張ってください・・・!


40 名無しの刀剣
主が辟易するほど役人たちに罵られていると考えたら腸が煮えくりかえる


41 名無しの刀剣
>>40それな


42 名無しの刀剣
後輩のとこの刀剣達、相当腹にすえかねてたんだろうなぁ・・・


43 ガオー
>>42多分な
今回の件でたまって多分が爆発したんだろ
後輩の制止をあんまり聞きいれてなかったし

いい加減俺たちもブチ切れたいし、止めるのも辛くなってきたからそれ以上煽るのやめてくれ!って念を込めつつ、俺は役人に目を向けた
そうしたら丁度、後輩も役人たちに目を向けたらしくてさ
役人たちはそっちと目を合わせちまったんだ

役人2「何だ、その目は?お前をやめさせるなんて簡単なんだぞ?」
役人1「許してほしかったら媚びてみろ。顔は見れたもんじゃないが、体は女だ。袋でもかぶせれば……」

この言葉が耳に届いた瞬間、俺たちも切れちまって、全員が抜刀した
けど、俺たちが動き出す前にすでに動き出している奴がいてだな
しかもそいつが俺たちを正気に戻すほどの殺気を放っていたんだ
それが今まで一言も話さなかった山姥切だった


44 ガオー
山姥切は刀を鞘に納めたままの状態で、刀を役人たちの足をめがけて振り下した
ボキッ、ゴキンって音がして、役人たちが悲鳴をあげてその場に転がった

山姥切「うるさいな」

山姥切が役人2の喉元を鞘で突いた
ごちゅって肉が潰れたような音が今でも耳に残ってる
そこでようやく、役人たちは俺たちの怒りに気づいたらしい
顔を真っ青にして震え始めた

山姥切「なぁ、お前達。何故お前たちがこうして生きていられると思う?」

山姥切は綺麗な笑みを浮かべた

山姥切「姐さんが人の死を望まぬ人だからだ」

山姥切ってやっぱり綺麗な刀だなって改めて思わせるような、本当に綺麗な笑顔だった
けど、今はその笑みが怖い
死ぬほど怖い
いっそ怒りをかたどってくれてた方がましだって、そう思わせるくらいの殺気を纏っていたからな!
正直敵じゃなくてよかったって本気で思ったね


45 名無しの刀剣



46 名無しの刀剣



47 名無しの刀剣



48 名無しの刀剣
え・・・?
山姥切ってこんなやつだっけ・・・?(震え声)


49 名無しの刀剣
俺の知ってる山姥切と違う・・・gkbr


50 名無しの刀剣
怒ってるのに笑うのやめてほしい
その笑みが綺麗であればある程怖いから


51 名無しの刀剣
てーか、肉が潰れた音なんて、俺ら聞きあきてるだろ
何で耳に残ってんだよ(震え声)


52 ガオー
>>51俺も分かんねぇよ!(泣)

山姥切「姐さんに感謝することだ。お前たちの命は姐さんの慈悲によってつなぎとめられているのだから」

役人たちが恐怖に涙を流しながら、深く深く頷いた。
それに満足げに笑いながら、山姥切は続けた

山姥切「けれど、俺たちがそろそろ限界なんだ。お前達があまりにも姐さんを侮り、傷つけるから」

役人たちが絶望のどん底に突き落とされたのが分かった

山姥切「だから」

山姥切が足を振り上げた
そしてぶちゅ、と何かを踏み抜いた音がして、役人1が白目を剥いて気絶
何をした、と思って役人に目を向けると、役人の股の部分が真っ赤に染まってて、思わず内股になったよな
こいつ、潰しやがった、って


53 名無しの刀剣



54 名無しの刀剣



55 名無しの刀剣



56 名無しの刀剣
ひっ


57 名無しの刀剣
ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!?!?


58 名無しの刀剣
たまひゅんした


59 名無しの刀剣
タマヒュンってレベルじゃない


60 名無しの刀剣
思わず手で押さえた


61 名無しの刀剣
>>60それな


62 名無しの刀剣
お前も同じ男だろ!!?


63 名無しの刀剣
「同じ男だからじゃないか?」って、うちの山姥切が言ってて戦慄した


64 名無しの刀剣
>>63ひぃっ


65 ガオー

山姥切「次はない」

そう言った山姥切の顔は見えなかった
けど、見えなくてよかったって本気で思ったな
その表情を向けられた役人2が恐怖で泡を吹いて気絶したし
そして山姥切は役人たちに興味を失くしたように俺たちの所に戻ってきた
その顔があんまりにもいつも通りで、今見てたものは何だったのか
白昼夢でも見てたのかって思ったよな

山姥切「姐さんの先輩(※俺たちの主のこと)遅いな。迎えに行くか?」

って、何事もなかったかのように言ってくるし
俺たちはもう、こいつだけは怒らせちゃいけない、敵に回したらだめだ、って肝に銘じつつ、遠い目をするしかなかった


66 名無しの刀剣
国広ェ・・・


67 名無しの刀剣
・・・・・(遠い目)


68 名無しの刀剣
折れ、山姥切の布を剥ごうとするのやめる


69 名無しの刀剣
冷や汗が止まらないんだけど、どうしよう


70 ガオー
でもな、本当に怖いのはここからだ
俺がこんだけブチ切れたのに、よく殺さなかったなーって、心の中で(※重要)思ってたら、山姥切が不意にこっちを見たんだ

山姥切「だって、殺してしまったら、そこで終わりだろう?」

って

山姥切「死んだら人がどうなるかなんて俺は知らない。だったら、この世で恐怖に苛まれ続ければいいって思ったんだ。生きている限りずっと、俺という恐怖に」

名案だろ?って感じで、得意げな笑みを浮かべてたよ
こんな場面でなきゃ、微笑ましかったろうに







無邪気な笑顔がこれほどまでに怖いと思ったことはなかった


71 名無しの刀剣



72 名無しの刀剣



73 名無しの刀剣



74 名無しの刀剣



75 名無しの刀剣
おれもう、やまんばぎりのかおみれない


76 名無しの刀剣
それな


77 名無しの刀剣
山姥切国広最恐伝説(白目)




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