【演練でとんでもないテロに遭った】
1 名無しの刀剣
温度差で死ぬかと思った……
2 名無しの刀剣
グッピーが死んだ???
3 名無しの刀剣
テロって何ぞ?
4 名無しの刀剣
>>2あの温度差なら死ぬだろうな……
>>1こと山姥切国広
初期刀、極個体
本歌とはあまり仲良く出来ていない
以下、切国
主
男審神者
テンションが高く、あまり空気が読めない
護衛:御手杵
隊長:俺
部隊員:鯰尾、物吉、南泉、和泉守、堀川の兄弟
女審神者
演練の対戦相手、緋色の刀を帯刀していた
護衛:同位体、極個体
隊長:鶴丸
隊員:山姥切、小夜、今剣、厚、長谷部
演練の途中、システムトラブルが起こったとかで、俺達は待機を命じられたんだ
そのとき、近くで待機をしていたのが彼女の本丸だった
次の対戦相手ということもあって、俺は何となくその様子を見ていたんだ
そうしたら、何となく違和感を覚えてな……
5 名無しの刀剣
おお、まんばか
6 名無しの刀剣
切国がスレ立てとか珍しいな
7 名無しの刀剣
>>6極実装されてからは結構増えたけどな
8 名無しの刀剣
主に対しての評価にフォローが一つもない件についてwwwww
9 名無しの刀剣
帯刀ってのが気になる
緋色の刀って刀剣男士ではないの?
10 名無しの刀剣
何その女審神者。超物騒
11 名無しの刀剣
違和感?
12 切国
>>9いや、ただの刀だ
だが、大切にされているのが一目で分かる、良い刀だった
>>11まず長谷部がピリピリしていない
小夜が微笑みを浮かべている
鶴丸が想わず二度見してしまうほどに大人しくて穏やか
そして何より驚いたのが、俺の同位体が本科と並んで談笑しているということだ
13 名無しの刀剣
14 名無しの刀剣
15 名無しの刀剣
息しろ、山姥切国広
16 名無しの刀剣
審神者もびっくりしたけど、より重傷な奴がいたから落ち着いた
17 名無しの刀剣
伊達や左文字もダメージ受けてそうだよな
18 名無しの刀剣
大人しい鶴さん……?
19 名無しの刀剣
お小夜の微笑みについて詳しく
20 名無しの刀剣
大人しい鶴丸なんて解釈違いです!!!(鶴丸いません)
21 名無しの刀剣
>>20涙拭けよ……
22 名無しの刀剣
>>20ぞうきんしかないけど使う?
23 名無しの刀剣
>>22ひでぇwwwww
24 切国
>>19他の隊員の話を聞きながら口元を緩めて、時折声を出して笑っていた
続き
俺は、俺の本丸ではまずあり得ない光景に呆然としてしまった
それから我に返って、悪いと思いつつ、ちょっと聞き耳を立ててしまった
ちなみに俺の様子に気付いた鯰尾も同じように聞き耳を立てている
今剣「めんてなんすとやらは、まだおわらないのでしょうか?」
審神者「もう少し我慢してくれ。ここで起こる不具合は君達に直接影響が出る。メンテナンスは大事な事だよ」
今剣「そうですね。でも、ちょっとおなかがすいてしまいました」
同位体「…………おにぎりを作ってきたんだが、食べるか?」
「「「食べる」」」
俺の同位体が控えめに言った瞬間、女審神者含む全員が同位体を振り向いた
八つ時は、腹が減るよな……
25 名無しの刀剣
おやつの時間はな、仕方ない
26 名無しの刀剣
お腹空いてるいまつるちゃんかわいすぎかよ……
27 名無しの刀剣
っていうか、女審神者ちゃん、思ったより男口調だった
28 名無しの刀剣
>>27それ
しゃべり方、男前過ぎかよ
29 名無しの刀剣
切国のおにぎり、俺も食べたい……
30 切国
厚「国広のおにぎり、おいしいから好きなんだよな~!」
小夜「わざわざ作ってくれたの……?」
同位体「丁度八つ時に重なる時間だったから、お腹が減るだろうと思ってな」
審神者「ありがとう、国広」
今剣「わ~い、おにぎりです! なかみはなんですか?」
同位体「肉味噌だ。刻んだ茄子も入れてある」
鶴丸「俺の好きなやつ……!」
長谷部「最高か。ありがたく頂こう」
本科「でかした国広。いただきます」
「「「いただきます」」」
まさかの国広呼びに俺は思いっきり噎せた
そんな俺に気付いた兄弟と物吉が俺達に加わった
31 名無しの刀剣
32 名無しの刀剣
33 名無しの刀剣
34 名無しの刀剣
死ぬな、切国!
35 名無しの刀剣
生きろ、まんば!
36 名無しの刀剣
分かるけど、分かるけれども!
37 名無しの刀剣
本科が俺を国広呼び……?
幻聴では……?
38 名無しの刀剣
本科は俺相手にでかしたなんて言わないだろう
39 名無しの刀剣
亜種って言う可能性があってだな……
40 名無しの刀剣
てか、まんば
具材も自分で作ったのか?
うちのまんばはあんまり料理できないから意外だ
41 名無しの刀剣
着々と切国の仲間が聞き耳を立てているのに加わっているのがおもろいwww
42 切国
同位体「どうだろうか……?」
審神者「とてもおいしいよ、国広」
今剣「国広のごはんはいつもおいしいです!」
鶴丸「文句の付けようがない」
小夜「茄子がほどよい大きさで食感が楽しめるのもいいね」
本科「優」
厚「正直、どんぶりで食べたい」
「「「分かる」」」
よほど美味かったのか、審神者以外は真顔だった
でも絶対美味いと分かる
肉と米の相性は最高だからな
物吉と兄弟が顔を覆って、俺と鯰尾は腹を鳴らした
俺達が相手本丸に注目しているのに気付いた主達が加わって、本丸一同で相手本丸の聞き耳を立てることになった
43 名無しの刀剣
全員揃ったwwwww
44 名無しの刀剣
夕飯前だぞ、まんば!
45 名無しの刀剣
くそ、腹減ってきた……
46 名無しの刀剣
肉と米は最高だよな……
47 名無しの刀剣
>>46分かる
明日死ぬって分かったら、俺なら絶対肉と米を食べる
48 切国
同位体「すまない。今日の夕飯はカレーグラタンだ」
本科「カレーグラタン?」
厚「初めて聞く名前だな。どんな料理なんだ?」
同位体「俺も食べたことはないんだが、カレーの中に一口大に切ったパンを入れて、上にチーズを掛けてオーブンで焼いた料理だそうだ」
小夜「パンとカレーって合うのかな?」
鶴丸「……それを聞くのは藪蛇では」
審神者「ふふ、とてもおいしい料理だよ。パンはお米と違って、汁気をよく吸うんだ。だから、味がよく沁みて、食感ももちもちと柔らかくなるんだよ。噛み締める度にお米とは違う小麦の甘みがカレーの辛みと一緒に口の中に広がるんだ」
長谷部「カレーとチーズは合うのですか?」
今剣「それをきいてしまうのですね、長谷部」
審神者「もちろんだとも。カレーは味が濃いから、チーズの塩気が丁度良い塩梅になるし、カレーの辛みをチーズがまろやかにしてくれる。ただのカレーとはまた違った風味が味わえるんだ」
厚「ヤバい。飯テロってやつだ、これ」
審神者「私はそこに卵を入れるのも好きだな。とろとろの半熟たまごをカレーに絡めて食べると、優しい味わいになって、とてもおいしんだよ。あと、ハンバーグを入れるのも、食べ応えが増して好きだな。ハンバーグから溢れる肉汁がまたたまらないんだ」
同位体「待て、審神者! アレンジとか、今日絶対に食べられないものの話はやめてくれ!!」
本科「今食べたばかりなのに……!!」
今剣「うぅ……審神者がいじわるです……!」
審神者「すまない。帰りに万屋に寄って帰ろう。ハンバーグは難しいが、たまごのアレンジなら、たまごさえあれば出来るからな」
相手の刀剣男士達が歓声を上げた
俺達の腹は悲鳴を上げた
49 名無しの刀剣
これは酷い
50 名無しの刀剣
酷い飯テロを見た
51 名無しの刀剣
カレー食いたくなってきたじゃん……
52 名無しの刀剣
うち、今日はあっさり系なのに、ガッツリ系が食いたい口になっちゃったぜ……
53 名無しの刀剣
夕飯前なのにお菓子開けちゃったや……
54 名無しの刀剣
あまりにもえぐい……
55 名無しの刀剣
今日の夕飯がカレーの俺は勝ち組だな!
56 名無しの刀剣
うちは肉じゃがだ
57 名無しの刀剣
うち焼き肉!
58 名無しの刀剣
おい、やめろ
食べ物の名前を羅列するな
59 切国
俺達が腹を押さえて蹲っていることに気付いた審神者達が慌ててこちらに駆け寄ってきた
審神者「大丈夫ですか!?」
長谷部「お前達、何があった!?」
鯰尾「いえ、大丈夫です……」
もの「はい……。具合が悪い訳ではないので……」
本科「では、何があったんだい?」
主「お、お腹が空いてしまっただけ、です……」
「「「ああ……(察し)」」」
八つ時は、腹が減るよな……
60 名無しの刀剣
うん、分かるよ……
61 名無しの刀剣
しかも、とんでもない飯テロされてるしな……
62 名無しの刀剣
お腹空いてるときの飯テロほど、残酷なものはない
63 名無しの刀剣
だがしかし、自業自得である
64 名無しの刀剣
>>63言ってやるなよwwwww
65 名無しの刀剣
>>63確かに盗み聞きしたのは切国達だけれどもwwwww
66 切国
自分たちが悪いのは分かっている(白目)
同位体「えっと……クッキーならあるんだが、食べるか?」
「「「食べる!!!!!」」」
鶴丸「よほど腹が減っていたんだなぁ……」
長谷部「分からんでもない……」
小夜「というか、クッキーも持ってきていたんだね」
同位体「足りないと言われたとき用にと。……あまり味に期待しないでくれ。菓子類はあまり作ったことがないんだ」
まさかのクッキーも手作りだった
審神者「国広の料理はとてもおいしいですよ。もちろん、お菓子も絶品です」
今剣「はい! 国広はりょうりじょうずなんです!」
同位体「ハードルをあげるのはやめてくれ!」
本科「俺も保証しよう」
同位体「本科まで!」
悲鳴のような声を上げる同位体を見て、鶴丸達が微笑ましげに笑っていた
本科も本科様の顔で笑っていた
本科のあんな顔、小田原でしか見たことないんだが……
ちなみにクッキーはめちゃくちゃ美味かった
67 名無しの刀剣
68 名無しの刀剣
69 名無しの刀剣
70 名無しの刀剣
し、死んでる……
71 名無しの刀剣
小田原って国広が打たれたときのことか?
72 名無しの刀剣
へぇ~
国広って本科のこと「本科様」って呼んでたんだ~
73 名無しの刀剣
もしかして、ちびんばだったときの話か!?
74 名無しの刀剣
ガタッ
75 名無しの刀剣
ガタタッ
76 名無しの刀剣
審神者及び国広兄弟は落ち着け
77 名無しの刀剣
>>76だって僕の知らない兄弟の話ですよ!?
気になるじゃないですか!!
78 名無しの刀剣
>>77弟のことなら私も気になりますので、お気持ちは分かります
79 名無しの刀剣
なんでそんなにおだやかなんだ、そこのほんか
80 名無しの刀剣
>>79変換すら出来てねぇ……
81 名無しの刀剣
>>79しかも料理についてはめっちゃ褒めてるしね
82 名無しの刀剣
俺も料理が上手ければ本科と話が出来るようになるのだろうか……
83 名無しの刀剣
もしかして温度差で死ぬってこれのことか?
84 名無しの刀剣
>>83ああ、自本丸の長義との落差というか、温度差で?
85 切国
>>84正解だ
俺が混乱の渦に叩き落とされていると
物吉「国広さんと山姥切さん、仲が良いんですね」
鯰尾「こっちは喧嘩ばっかで大変ですよ~」
南泉「正直、化け物斬りが穏やかすぎて気味が悪い、にゃ」
物吉達が爆弾を落とした
同位体「悪くはないと思う」
本科「まぁ、否定はしないかな」
主「いや、そこで否定しない辺り、かなり仲良いですよね!? うちの長義さんなら確実にガチ切れしてますよ!? あと、南泉くんは喧嘩売らない!!」
主は本気で黙っていて欲しい
事実が胸に痛い
あと、南泉は自分の発言が主以外にスルーされて、微妙な顔をしていた
審神者「それは国広が努力したからですよ」
主「努力……?」
審神者「はい。これはあくまで私の持論なのですが、相手を大切に想うなら、理解したいと思うはずだと。相手が好きなら、自分を知って欲しいと思うはずだと。相手を知り、自分を理解して貰うなら、思考の言語化は必要不可欠。だから私は言葉を惜しみません」
主「言葉を、惜しまない……」
審神者「はい。国広は私の考えに賛同して、山姥切に対して言葉の限りを尽くしたんです。そうしているうちに、山姥切の方も自分の考えを口にするようになって、今に至るんです。彼等も最初から、こうだったわけではないんですよ」
主「な、なるほど……」
審神者「山姥切国広。君は自分の精一杯を見せていると、自信を持って言えるか? 言葉を惜しんだことはないと、本当の想いを伝えられたと、確信を持って」
審神者の言葉に、俺は思わず押し黙った
俺はいつだって口下手で、言葉足らずだ
俺は俺なりに自分の考えを口にしているつもりだが、それが相手に伝わっているかと言われると自信がない
まとまらない考えを口に出すのは憚られて、口を噤んだこともある
だから俺は頷くことは出来なかった
同位体「なぁ、同位体。本科は好きか?」
俺「当たり前だ!」
同位体「それだけはっきり言えるなら大丈夫だ」
俺「……え?」
同位体「努力できているかという問いには、あんたは返答すら出来なかった。だが、同位体は本科の想いに自信を持って答えを出した。なら、その想いは本物だろう。相手に対して、確かな情があるのなら努力できるはずだ。いや、大切に想っているのなら努力するべきだ」
同位体「お前も俺だ。俺が出来たんだから、お前に出来ない道理はない」
そう言って微笑んだ同位体は“本当に俺か“と聞きたくなるほど眩しかった
86 名無しの刀剣
ひぇぇ……
何だこの純然たる男前は……
87 名無しの刀剣
この本丸の国広は極前からこんなもんだぞ
88 名無しの刀剣
>>87それ
極める前から、既に自分の進むべき道というか、在り方を見つけてたよな
89 名無しの刀剣
この本丸の刀剣達は極める前から極めてるからな
この審神者の刀であることを
90 名無しの刀剣
マジか
91 名無しの刀剣
極める前からこんなに男前だったのかよ、このまんば……
92 名無しの刀剣
>>91だが、弟力もすこぶる高い
強くてかっこよくて、更にかわいさも兼ね備えた最強の山姥切国広だ
93 名無しの刀剣
この本丸は審神者も刀剣男士達も最高
はっきりわかんだね
94 名無しの刀剣
この審神者ちゃん、凄い子なんだな……
95 名無しの刀剣
極める前から極め後の思考に持って行ける程のあるじ力……
戦闘力53万ありそう
96 名無しの刀剣
>>95どっちかって言うと、たらし力かな?
97 名無しの刀剣
>>9553万どころじゃない件
98 名無しの刀剣
>>97それな
99 切国
極める前からこうだったのか……
凄いな、この本丸の審神者と同位体は……
俺が驚いて返事が出来ないでいると、同位体が本科に耳打ちをした
すると本科が俺に近寄ってきて、ぽんと頭に手を置いた
そして、ゆっくり俺の髪を撫でながら言ったんだ
本科「お前なら出来るよ、山姥切国広。だってお前は、俺の自慢の写しなんだから」
誉桜が爆発してしまった俺は悪くないと思う
100 名無しの刀剣
101 名無しの刀剣
102 名無しの刀剣
103 名無しの刀剣
本科に頭を撫でられるとか羨ましい……!!!
104 名無しの刀剣
その本科は同位体の見た都合の良い幻覚なのでは???
105 名無しの刀剣
うちの本科は絶対にしてくれない
一度折れて、生まれ変わってもしてくれない
106 名無しの刀剣
怒濤の山姥切国広wwwww
107 名無しの刀剣
存在すら疑われるほんば可哀想wwwww
108 名無しの刀剣
実在するから
この審神者の本丸に山姥切長義居るから
109 名無しの刀剣
まぁ、気持ちは分かる
110 名無しの刀剣
え? これマジなの?
審神者、信じられない……
111 名無しの刀剣
しかも審神者ちゃんとこのまんばがお願い? したからしてくれたっぽいし、審神者ちゃん本丸のW山姥切仲良すぎでは???
112 名無しの刀剣
>>111努力の賜物だろう
113 名無しの刀剣
審神者が不屈の体現者というか、努力の化身みたいな人だから、刀剣男士達も影響されてんだろうなぁ……
114 切国
このあとはメンテナンスが終了し、演練が再開されたんだが、結果は言うまでもなく惨敗だった
そして、結果を見た俺の本科から一言
本科「何だ、この戦績は。まったく、俺の写しをナノエウなら、それ相応の結果を残せ。恥を許すな」
機嫌が悪かったのか、いつもの数倍言葉に棘があった
先のことがあって、俺はちょっと泣いた
な? 温度差で死ぬだろう?
115 名無しの刀剣
これは温度差で死にますわ……
116 名無しの刀剣
ああ……
グッピーどころか、全山姥切国広が死ぬな……
117 名無しの刀剣
確かにどんでもないテロだわ……
118 名無しの刀剣
まぁでも、別の本丸とは言え、長義に激励されたんだ
頑張れよ、まんば!
119 切国
ああ、もちろんだ!
120 名無しの刀剣
終わり
