ヒロアカ世界に転生した姐さんの話
・刀剣乱舞×ヒロアカ
ホー常の娘になる姐さんの話。
前提
ホー常成立済み。
公安所属のプロヒーローになった常闇くん。
剛翼なしのホークス。
人身売買組織(指定ヴィラン団体の一つ)で個性配合の末に生まれた椿。
公安が嗅ぎつけた案件で、ホークス指揮のもと、常闇らが解決。
一番危険で、一番汎用性があり、一番商品としての価値を見出されていたのが椿で、保護したヒーロー側も同じ見解。
“敵”になられては厄介であると判断され、公安でヒーローとして育成する案が持ち上がる。
けれど、そういう人間を生み出したくないホークスが普通の家庭で育てるべきと判断。
しかし、個性の強さを鑑みると、なかなか里親が見つからない。
悩んでいるのを常闇に見破られ、自分たちが引き取ればいいのでは、と提案。
その結果、ホー常の養子に入ることに。
常闇椿
3歳の頃に個性が発現。現在5歳。
『反射』の個性を持つ親と『回復』の個性を持つ親との間に生まれた。
組織では個性使用の強要、暴言や暴力などを受けていた。
全てではないものの、前世の記憶があるため、他の子供より大人しく、個性の制御も出来ている。
しかし、精神が肉体に引き摺られている一面があり、言動が幼くなるときがある。
個性『拒絶』
攻撃を反射したり、怪我を拒絶して治すことが出来る。
窓を邪魔だと感じてすり抜けてしまったり、空気を弾いて空中を歩いたりすることも出来る。
(BLEACHの織姫の能力に+αしたような個性)
***
常闇「今日からここが君の家だ。さぁ、どうぞ」
椿「………お邪魔します」
黒影「オ、挨拶出来テ偉イナ! デモ、家ニ帰ッテ来タトキハ、“タダイマ”ッテ言ウンダゼ!」
椿「……ただいま」
***
ホークス「え、待って? 5歳児の服ってこんなに小さいの!? 嘘でしょ!?」
常闇「ほ、ホークス! く、靴がこんなに小さい……! 手のひらに乗ってしまう……!!」
ホークス「ひぇぇ、小さい……。かわいい……」
黒影「椿小セェナ! 頑張ッテ大キクナレヨ!」
椿「うん、頑張るよ」
将来、両親より高身長になる椿である。
***
公安委員会、エントランスにて
常闇「休憩前にすいません、ホークス」
ホークス「それはいいよ。君達の顔見れるの嬉しいし。それより、どうしたの?」
常闇「ええ、実は、先日帰宅なさった際、随分とお疲れだったでしょう? それ以来、椿がいたく心配していて、あなたにお弁当を作りたいと……」
ホークス「え、椿が?」
椿「……ごめんなさい。ちゃんとご飯、食べているのかなって」
ホークス「ううん。心配してくれてありがとう。ご飯はちゃんと食べてるよ。……お弁当作ってきてくれたって本当?」
椿「うん。ふみくんとシャドーと一緒に作ったんだ」
ホークス「そっか、ありがとね。…………何人前?」
常闇「ふふ、俺達の分も一緒に入っているんです。よろしければ、ご一緒させて頂けませんか?」
ホークス「え、やった。二階の休憩スペースなら空いてると思うから、そこで一緒に食べよっか」
***
モブ職員「あれ、ツクヨミさんって今日お休みじゃありませんでしたっけ?」
モブ職員「委員長の体調を心配した娘さんとお弁当を作ってきたんですって」
モブ職員「ああ、なるほど……。それであんなに溶けきった顔してるんですね」
モブ職員「幸せそうな顔してますよねぇ。………午後はきっと、こっちに回ってくる書類が倍になりますよ」
モブ職員「あの人、ツクヨミさんと顔合わせた後だと、仕事のスピードが桁違いに上がりますもんね……」
モブ職員「最近では娘さんでもその効果を発揮するみたいですよ。今日は黒影含む、三人に思いがけずに会えたから、きっと定時で帰宅するんじゃないですかね……」
モブ職員「帰宅させてあげたいですね……」
