悪夢を見せるのは君だけど、






 ロケット団たちはいつも以上に遠くに吹き飛ばれて、そこで夜を明かした。
 木にひっ掛った状態で、彼らは苦笑した。


「悪いわね、あんたたち。私のせいで余計にふっ飛ばされちゃって」
「いいよ、別に。いつものことだし」
「そうなのにゃ。それに、いいものが見れたのにゃ」


 そう言ってニャースが眼下を見降ろす。ムサシたちもそれにならった。
 視線の先では、笑い合うサトシとシンジがいる。
 仲間たちの目を盗んで手をつなぐ光景は初々しくて微笑ましい。
 あの後彼らがお互いの気持ちを確かめあうことが出来たのだとわかる、そんな光景だった。
 自分たちの作ったしあわせの光景を見て、ロケット団の3人組は笑うのだった。


「「「なんだかとっても、いい感じ~!」」」




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