ことなかれ主義
マイページ
プロフィール
更新履歴
本棚
ストーリートーク
コメント返信
ダイレクトメッセージ
滲む赤
「俺は、お前を―――――とは認めない」
その言葉は、意図して鋭く突き立てるように放たれた。
少しでも響いてくれ、と。何かを感じてほしい、と。傷つけるためではなく、希うような切実さを持って。
自分を嫌っていっているのではない。
己の我がままであると知りながら、それでも言わずにはいられなかったのだろう。
己の放った言葉に傷つきながら、それでも己の心のために。
あるいは―――、俺と言う刀の矜持のために。
(”大倶利伽羅”という刀のために)
2/4ページ
前へ
次へ
スキ
しおり
ページ一覧
表紙
本棚
TOP
読者登録
このサイトの読者登録を行います。
読者登録すると、このユーザーの更新履歴に新しい投稿があったとき、登録したアドレスにメールで通知が送られます。
ログインして読者登録
非会員で読者登録