姐さんと捻れた世界






慈悲の魔物

ツイステ世界に転生した元女審神者の姐さん。
妖精とはまた違った長寿種の“隣人”に転生しており、既に人の心を失いかけている。
けれど、かつての記憶は意地でも忘れない。
人の心や記憶を大切なものと思えなくなるのが嫌で、人の心に触れる為に熱砂の従者に召喚される。
そして熱砂の従者の使い魔的なものになってほのぼの学園生活を送る。
捏造過多、原作崩壊、キャラ崩壊、チート設定注意。



元女審神者がツイステ世界に人外として転生する話。
捏造過多、原作崩壊、キャラ崩壊、主人公がチート。
この話の主人公こと姐さんはチート設定です。
姐さんは凡人ですが、たまにはチートにしたくなるのです。



ツバキ
ツイステッドワンダーランドきっての長寿種であり、ごく少数しか存在しない種族。
その種族は、その長寿さ故に、世界に寄り添うものという意味で"隣人"と呼ばれている。
ツバキ個人は"慈悲の魔物"、"仁の獣"などと称されることも。

前世の本名を真名と定めており、それを知るのはジャミルのみ。
普段は『ツバキ』と名乗っている。

見た目は涼しげで整った顔立ち。中性的で、男女どちらとも受け取れる。
性別は無性。繁殖のときにだけ不定性となる。
2メートルを軽く超える長身。

この世界でも戦争経験者。つまり、今の平和な世界を作った立役者。
教科書にも、その名前が記載されている。

熱砂の国での知名度は低い。熱砂の国だと勉強熱心な人だったら知っている程度。
地域によって英雄と呼ばれる人が違うのと同じ原理。
有名なのは輝石の国や珊瑚の海などの寒い地域。あとは同じ長寿種の多い茨の谷。

優秀な魔法士で、世界で3本の指に入るだろう実力者。

元人間であるが故に、他の"隣人"と比べると人間視点で物事を考えられる。
だが、リリアの3倍以上長生きしているため、徐々に思考が侵食され始めている。
しかし流石というべきか、刀剣男士の事については一切色褪せる事なく、その全てを記憶している。

今も昔も変わらずに刀剣男士を心から愛している。
今世ではその愛を、主たるジャミル・バイパーにすべて注ぐつもりでいる。



ユニーク魔法

「血に濡れた大地。荒れ果てた故郷。死せる土では一輪の花すら芽吹かない。―――――我らに眠りを(ララバイ)」
治癒魔法の完全上位互換。死の淵からの蘇生を可能とする。
自分の寿命と引き換えにすれば、さらなる治癒を可能とする。例えば、切り落された手足を再生させたりだとか。
しかし、死者を蘇らせることは出来ない。理をねじ曲げることは出来ない。

「流れる血潮。枯れない涙。この嘆きが聞こえるか。―――――我らの願いは届かない(グッバイ・ワールド)」
リアルと勘違いさせるほどに優れた幻覚を見せる魔法。
ツバキは主に、自分の過去の体験を相手に見せるために使用。これによって相手を発狂させて戦闘不能に追い込むことが出来る。

「我らは英雄という偶像。いずれ人に倒されるもの。平和のための犠牲となるもの。未来あるものよ、我らを踏み越えよ―――――どうか我らに救済を(ル・ソレイユ)」
発動と同時に、全てのものが行使者を敵と見なす魔法。
全ての敵意を、悪意を、怨嗟を、憎悪を、殺意を引き受け、あらゆる厄災の受け皿となる。
ぶっちゃけると高度な自殺である。
ちなみに“我ら”と言っているのは、英雄と呼ばれたのが自分一人ではないから。

「生を望め。死を嫌え。―――――人よ、神に挑もう(レクイエム)」
一種の洗脳魔法。自身の言動を用いて相手の心に働きかける。
また、対象者の戦闘能力を上昇させたり、精神汚染への対抗力を上げる効果もある。
言動が伴っていればいるほど、より効果を発揮する。
ツバキが審神者だった頃、無意識にしていたことが魔法として確立されたもの。
審神者だった頃と違うのは、全ての対象者に威力を発揮するところとバフ盛りが可能なところ。
心が折れかけた者達を鼓舞したり、戦争時に大活躍した。




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