慈悲の魔物






1名無しのウツボ
このスレはパラレルワールドからやってきた5人組について語るスレで~す
アンチしてもいいけど、専用スレ建てて勝手にやって
ここは一応平和スレってことでお願いしま~す
あと、あるじくんの悪口言ってやべぇ呪いかけられても自己責任ね


2名無しの厳格寮生
>>1乙


3名無しの不屈寮生
>>1スレ立てはありがたいけど、絶妙に腹立つな


4名無しの勤勉寮生
てか、あの5人ってマジでパラレルワールドからやってきたの?


5名無しの熟慮寮生
>>4そうなんじゃね? 先生達も魔力の質とか確認して、同一人物認定してたわけだし


6名無しの高尚寮生
ドッペルゲンガーとか変身薬使ったやべぇ奴って可能性は?


7名無しの慈悲寮生
>>6それにしては現れ方とか不自然すぎるだろ
何で空から降ってくるんだよ


8名無しの不屈寮生
>>7それな
異世界人だって棺から現れたわ


9名無しの勤勉寮生
異世界人が棺から現れるというパワーワード


10名無しの厳格寮生
>>9この学園の入学式って頭おかしいよな


11名無しの慈悲寮生
>>10それは言わないお約束だから


12名無しの熟慮寮生
>>10ロイソよりマシだと信じたい


13名無しの奮励寮生
確かに


14名無しの勤勉寮生
あっちはマジで頭おかしいことしてそう


15名無しの不屈寮生
動物たちの作ったアーチとかくぐってんじゃね?


16名無しの慈悲寮生
>>15ありそ~~~~~!!!


17名無しの高尚寮生
花とか散らして、全校生徒でお出迎えしてそう


18名無しの奮励寮生
目に浮かびすぎて嫌


19名無しの不屈寮生
嫌てwwwwwwwww
分かる


20名無しの厳格寮生
てか、“慈悲の魔物”って何なの?
グレート・セブンのパクリ???


21名無しの慈悲寮生
>>20海の魔女のパクりなら殺しますね


22名無しの高尚寮生
落ち着け


23名無しの熟慮寮生
向こうの連中曰く、
「“慈悲の魔物”が存在しないなんて世界の損失じゃん。かわいそ」
「ええ、まったくです」
「グレート・セブンが存在しないレベルの悲劇じゃな」
らしいけどな


24名無しの勤勉寮生
珊瑚の海とか輝石の国で起こった戦争で活躍した英雄なんだっけ?


25名無しの熟慮寮生
>>24そこら辺の戦争の資料、こっちではほとんど残ってないもんな
教師陣がそわそわしてたわ


26名無しの勤勉寮生
戦争が一番酷い時代を生きてきたっぽいし、下手すりゃグレート・セブンより年上なんだが???


27名無しの厳格寮生
え、待って……?
つまりグレート・セブンと対面してる可能性もワンチャン……?


28名無しの不屈寮生
>>27


29名無しの慈悲寮生
>>27


30名無しの慈悲寮生
おい、誰か声掛けに行けよ


31名無しの熟慮寮生
>>30無理だろ


32名無しの慈悲寮生
>>30パラルドとは言え、寮長がいる時点で話しかけるなんて無理


33熟慮名無しの寮生
>>32パラレルワールドを略すな
一瞬考えちまったじゃねぇか


34名無しの高尚寮生
>>33むしろよく分かったな???


35名無しの厳格寮生
でも、おとなりさんはそんな怖そうじゃなくね?
英雄って呼ばれてるくらいだし、ロイソ系では?


36名無しの不屈寮生
いや、かなり物騒なやり取りしてたしぞ


37名無しの勤勉寮生
>>36物騒なやり取り?


38名無しの不屈寮生
あるじくん「おとなり、俺達に攻撃してきた場合のみ反撃を許可する。でも、どんなにむかついても殺すなよ? 死体が出ると色々と面倒だからな」
おとなりさん「了解した。殺さないように気を付けるよ」


39名無しの奮励寮生
物騒!!!


40名無しの奮励寮生
死体が出ると面倒って発想なに???????


41名無しの慈悲寮生
熱砂の倫理観マジでやべぇな


42名無しの不屈寮生
殺さないように気を付けるって台詞があまりにも強者


43名無しの勤勉寮生
>>42ガチの強者だよ
向こうでは5本指どころか3本指に入るレベルの魔法士っぽい


44名無しの厳格寮生
>>43それガチ?


45名無しの勤勉寮生
>>43ソースは?


46名無しのホタルイカ
守銭奴氏曰く、「妖精王の防衛魔法を指先一つで破壊する」らしいよ
以下、そのときのやり取り

あるじ氏「破壊せず、まったく同質同系統の魔力を練り上げて、あらゆる魔法を無効化することも可能だぞ」
ギザ歯氏「それ魔力量も同等にしないと反発するんじゃねぇ?」
あるじ氏「おとなりならその程度の魔力操作、造作も無い」
蝙蝠氏「あのお方ならば呼吸と同程度の些事であろうなぁ」
守銭奴氏「相変わらず規格外ですねぇ」
ギザ歯氏「なんかもうずるいよね。極大魔法とかバンバン使ってもピンピンしてるし」
あるじ氏「ああ。そもそも、魔力不足になったことがないそうだ」
ギザ歯氏「魔力まで無尽蔵なの? やばぁ……」
蝙蝠氏「基本スペックから格が違うのぉ……」
あるじ氏「まぁつまり、俺の使い魔は最強ということです」

って、あるじ氏がドヤってましたわ


47名無しの勤勉寮生
寮長じゃん


48名無しの慈悲寮生
妖精王の防衛魔法を指先一つで破壊は盛りすぎでしょ


49名無しの熟慮寮生
まったく同質同量同系統の魔力を練り上げてあらゆる魔法を相殺するって何???


50名無しの厳格寮生
ユニーク魔法とかではなく?????


51名無しの高尚寮生
蝙蝠先輩に格が違うって言わしめるとか何事……?


52名無しの慈悲寮生
極大魔法とか、一発でも使ったら魔力枯渇するでしょ


53名無しの奮励寮生
下手すりゃオバブロする前に死ぬんですが???


54名無しの熟慮寮生
魔力不足になったことがない???????


55名無しの不屈寮生
突っ込みどころしかないんだが???


56名無しの熟慮寮生
こんなやべぇ生き物を野放しにしておいて大丈夫なの?


57名無しのクリオネ
一応、あるじさんの命令を無視したことはないようだよ

ギザ歯さん「上下関係はきっちりしてるから、あるじくんに敵意向けなきゃ大丈夫だよ」
守銭奴さん「万が一敵対してしまっても、あるじさんが“殺すな”とおっしゃっていましたので、殺されることはないでしょう。しかし、あるじさんはおとなり様、いえ、おとなりさんに甘いので、おとなりさんが楽しそうになさっていると“一人くらいならいいかな?“と言い出しかねません」
ギザ歯さん「お互いのことになるとぶっ飛ぶの、なんなんだろうね」
学園長先生「それ、“甘い”という表現で合ってるんですか???」
猫好き先生「あるじの倫理観がおかしいのか、熱砂の国の倫理観がそうさせたのか……」
犬好き先生「面談かカウンセリングが必要かもしれませんね……」
守銭奴さん「平和なときもあるんですよ。スカラビアの大浴場を全部スライムにしたのだとか」
ギザ歯さん「あー、それ聞いた。てか写真見せて貰ったよ。スカラビア生が笑い転げてる動画も。熟慮の精神捨てたの?ってくらい馬鹿な光景だったよ。でも楽しそうだった~」
守銭奴さん「うちではやるなよ」
ギザ歯さん「え~。じゃあ今度なんかやるときはオレも参加させてもらお」
マッスル先生「落差が酷すぎないか!!?!?」


58名無しの慈悲寮生
先生達に頭の心配されるあるじくんがぶっち切りでヤバい奴ってことは分かった


59名無しの厳格寮生
ギザ歯くんも若干引いてない???


60名無しの勤勉寮生
やっぱ役職持ちってヤバい奴しかおらんのやなって


61名無しの不屈寮生
>>60今更定期


62名無しの高尚寮生
そう言えば、蝙蝠殿が爆音くんに怒鳴ったってマジ???


63名無しの勤勉寮生
え、マジで?
あんなに爆音に甘い高尚副寮長が???


64名無しの慈悲寮生
>>63高尚副寮長じゃなくて蝙蝠先輩な
同一人物だけど、ややこしいからきっちり分けろ


65名無しのハナダイ
>>63ホントだよ~
あんな風に怒る蝙蝠ちゃんなんて初めて見たから驚いちゃった

経緯としては、おとなりさんが蝙蝠ちゃんと親しげに話しているのを見て、ヤキモチ妬いちゃった感じかな?

爆音くん「蝙蝠様に対して馴れ馴れしいぞ、貴様!」
爆音くん「大体、何故貴様のような不審な輩が蝙蝠様と親しげに話しているのだ!」

って喧嘩腰に突っかかっちゃってさ
それを聞いて蝙蝠ちゃんがすっごい怒りだしたんだ

蝙蝠ちゃん「不敬!!!!!!!!!!」
蝙蝠ちゃん「この方は今の平和のために尽力した立役者。多くを失い、自らも血を流し、それでも立ち上がった者。歴史に名を残した英雄である。膝をつき、頭を垂れよ。我らがこうして微睡んでいられるのは、先人達の功績あってこそ。地に額づいて感謝を述べよ」

歯を剥きだしにして、瞳孔の開いた目で爆音くんを睨み付けててさぁ
超怖かったよ~
そのあと、おとなりさんが蝙蝠ちゃんを宥めて仲直りしたんだけど、爆音くんもガチびびりしてて大変だったんだよ


66名無しの高尚寮生
向こうではガチで英雄扱いなんだな……


67名無しの厳格寮生
でもこっちでは資料も残ってないじゃん?
そんな状態で英雄って言われてもって感じ


68名無しの不屈寮生
てか、おとなりさん長生きしすぎじゃない? 戦争時代から生きてるんだろ?
妖精族より長生きなんじゃない?


69名無しの厳格寮生
>>68そんな種族いるの?


70名無しの熟慮寮生
>>69猫好き先生曰く、何百年も前になら存在したらしい
こっちの歴史だと不老不死を求めた権力者達によって絶滅したみたいだけど


71名無しの奮励寮生
歴史の闇~~~~~!!!


72名無しの熟慮寮生
>>70おい、不用意な情報を載せるな
このスレ見てた寮長がおとなりさんに突撃かましちゃっただろ


73名無しの不屈寮生
流石光属性
そのまま情報を引き出してくれ


74名無しの熟慮寮生
寮長「なぁ、おとなり! こっちではお前の種族が絶滅しちまってるみたいなんだ! そっちは大丈夫なのか!?」
副寮長「おい、そんなことを聞くんじゃない! 無神経過ぎるぞ!!」
おとなりさん「ああ、こちらでも私以外の“隣人”は絶滅していると思うよ。ここ数百年、同胞を見た覚えがないし」
寮長「えぅ………」
副寮長「ほらぁ!!!」
おとなりさん「かなり大規模な『“隣人”狩り』があったからなぁ。多くの血が流れたのは確かだよ」
寮長「」
副寮長「」
あるじくん「『“隣人”狩り』……。確か、“隣人”の血肉を取り込むことで、長寿の恩恵を受けられるという思想のもとで行われたという……?」
おとなりさん「ふふ、主は博識だな。その通りだ。私も追いかけ回された覚えがあるよ」

寮長と副寮長は顔面蒼白
ギザ歯くん達は揃って虚無顔してました


75名無しの慈悲寮生
こちらモストロ・ラウンジ
従業員一同、撃沈してます


76名無しの厳格寮生
>>75オクタ寮長達も?


77名無しの慈悲寮生
>>76寮長達も


78名無しの熟慮寮生
あるじくんの弱味握ろうとした罰が当たったんじゃね?


79名無しの慈悲寮生
>>78その可能性が大いにある


80名無しの不屈寮生
こちらサバナ談話室
寮長が超険しい顔でスクリーン見てます


81名無しの勤勉寮生
>>80不老不死とか長寿を求めるのって、権力者か頭のイカれたマッドサイエンティストが多いもんな


82名無しの熟慮寮生
あるじくん「初耳なんだが?」
おとなりさん「そうだったか?」
寮長「…………人間のこと、怖かったりしないのか?」
おとなりさん「いいや? むしろ愛しいと思っているよ」
寮長「え?」
おとなりさん「そんな妄想に縋らなければならないほどに儚い命だなんて。あっという間に朽ちてしまう身体だなんて。なんて脆くて憐れでかわいいんだろう。……なんてな」
守銭奴くん「…………貴方にとっては我々のあがきなんて、矮小な生き物が何かしてるなぁ程度のものなんでしょうね」
おとなりさん「そうでもないさ。私は宙に手を伸ばし続ける人の強さを知っている。短命であるからこそ、何かを残そうと足掻く人の美しさを知っている。そして何より、人の弱さという怖さを知っている」
ギザ歯くん「弱いことが怖いの?」
おとなりさん「人はな、自分たちが弱いことを知っている。身体能力では人魚や獣人には勝てない。魔力では妖精には勝てない。だから彼らは、数で、武器で、淘汰されないように抗ってきた。だからこうして、彼らは生きているんだよ」
おとなりさん「私は懸命に生きる“命”が好きなんだ。だから私は、人が好きだよ」

考え方というか、視点が完全に人外のそれなんだわ


83名無しの高尚寮生
マジで思考回路が妖精とかそっち系だわ


84名無しの慈悲寮生
人間賛歌って感じだな


85名無しの勤勉寮生
不老不死求められて追い回された経験があって出てくる感想じゃねぇんだわ


86名無しの勤勉寮生
同胞刈り尽くされても尚人間が好きってさぁ~~~!!!


87名無しの熟慮寮生
おとなりさん「さぁ、こんな楽しくない話は終わりにしよう。思わず笑ってしまうような話をしよう」
ギザ歯くん「なんか面白い話あんの?」
おとなりさん「この間、御曹司が私からあるじを取り上げようとしたときの話なんだけど、そのときにちょっとしたお仕置きをしてな。地面をトランポリンのように弾む材質に変えて、空高く飛ばしてやったんだ」
あるじくん「あ、あれかwwwww」
守銭奴くん「そ、それ、僕も見てましたwww 5メートルくらい飛んでましたよねwwwww」
おとなりさん「そうだ。そのあと、地面を凍らせて、立てなくしてやった」
あるじくん「御曹司が腹から滑っていったのには笑ったwww」
守銭奴くん「綺麗に滑っていきましたよねwwwww」
ギザ歯くん「何それ見たかったwwwww」
おとなりさん「映像なら見れるよ」
ギザ歯くん「え、見たいwwwww」
おとなりさん「はい、これ」

は?????


88名無しの厳格寮生
どうした?


89名無しの不屈寮生
御曹司がおとなりさんからあるじを取り上げる???


90名無しの奮励寮生
てか、御曹司で遊ぶな


91名無しの高尚寮生
地面の材質を変えるってさぁ……


92名無しの熟慮寮生
>>91それな
まぁた超絶魔法をさらっと出してきよる……


93名無しの不屈寮生
御曹司くんかわいそうwwwwwww


94名無しの熟慮寮生
おとなりさんが自分の記憶を引きずり出した
こう、映画のフィルムみたいな感じで、ズルッと

寮長「えっ!? 何だ、その魔法!?」
おとなりさん「うん? ああ、これか? 記憶処理魔法の一種だよ」
副寮長「記憶処理魔法?」
おとなりさん「戦時中に作られた魔法でな。元々は自軍に不利になる情報を事前に抜き取っておいて、敵軍に情報が渡らないようにする魔法だったんだ」
あるじくん「へぇ……。初めて聞く魔法だな?」
おとなりさん「ああ。これは現在では禁忌魔法の一つとされているんだ。下手をすれば戦争を引き起こしてしまうからな」
あるじくん「そんなに危険な魔法なのか?」
おとなりさん「ああ。国家の重要機密なんかも簡単に抜き取ってしまえるからな」
あるじくん「それは……、確かに危険だな」


95名無しの高尚寮生
おいおいおい


96名無しの熟慮寮生
禁忌魔法をさらっと使うな


97名無しの不屈寮生
寮長がソファから滑り落ちたんだけど


98名無しの厳格寮生
>>97不屈寮長が!?


99名無しの厳格寮生
うちの寮長も紅茶吹き出した


100名無しの慈悲寮生
ラウンジも阿鼻叫喚だよ


101名無しの高尚寮生
いや、考えるまでもなくヤバい魔法だろ


102名無しの奮励寮生
国家機密抜き取れるなんて戦争待ったなしだろ


103名無しの熟慮寮生
おとなりさん「また、これは人に使うのは非常に難しい魔法なんだ。自分に使うのは結構簡単なんだがな」
あるじくん「感覚が分からないからか?」
おとなりさん「そうだ。そこに気付くなんて流石だな」
あるじくん「初歩的なことだろ。褒める所じゃないさ」
おとなりさん「私が褒めたいだけだよ。それで、戦時中に敵軍の情報を抜き取ったり、敵軍の認識をすり替えたりすることで自軍に有利に戦況を操作しようとしたんだが、調整が難しくて、魔法を掛けた相手が壊れてしまったんだ。まぁ、壊れても代わりが居たから、最終的にはエキスパートと言えるほど上達した者もいるが」
あるじくん「おとなりも?」
おとなりさん「いや、私はまず自分に使ってみることにしたんだ。相手に魔法を掛けるより、自分に掛ける方が感覚も分かるしな」
あるじくん「大丈夫だったのか?」
おとなりさん「もちろん。この手の魔法の練度は高いと自負している。主なら出来るだろうが、禁忌魔法に指定されてしまっているのがネックだな……」
守銭奴くん「あるじさんに禁忌魔法を教えないでください!! っていうか、禁忌魔法ならおとなりさんもアウトじゃないですか!!?」
おとなりさん「私は法律に縛られていないんだ。私の故郷はすでに無く、どこの国にも属していないからな」

何で楽しくない話に持ってっちゃうの
守銭奴くんが言葉に詰まっちゃったじゃん


104名無しの奮励寮生
ホントにな


105名無しの勤勉寮生
ほのぼのさせろ~~~~~!!!


106名無しの慈悲寮生
壊れても代わりが居たっていう表現、戦争の嫌なところを凝縮させている感じがして吐き気がする


107名無しの厳格寮生
>>106分かる


108名無しの勤勉寮生
てか、同胞刈り尽くされて、その上故郷すらもないの……?


109名無しの熟慮寮生
おとなりさん「それに、私を法律で縛ったら、今の平和を否定することになる。私達を悪魔と罵って、首を落とさなければならなくなる」
あるじくん「おとなり………」
おとなりさん「だって私達はたくさんの命を奪ってきた。あらゆるものを破壊してきた」
あるじくん「でも、それは………っ」
おとなりさん「英雄と讃えられる一方で、怪物として恐れられてきた。それが私だ。“慈悲の魔物”の正体だ」
寮長「そんな………」
おとなりさん「何故、“魔物”だと、“獣”だと呼ばれているか分かるか? もしものとき、罪悪感なく私を殺すためだよ」
あるじくん「………っ!」
おとなりさん「まぁ最も、現在の世に、私を殺せるような者がいればの話だがな」

笑って言うことじゃない


110名無しの高尚寮生
ホントになぁ!!!




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