慈悲の魔物
“慈悲の魔物”なんて、誰が付けたか分からない名称です。そう呼ばれているから、そう名乗っているだけ。
そも、慈悲なんて曖昧なものは与える側と受け取る側の認識で変わるもの。
姐さんにだって慈悲の心はある。ただそれが、自身が敵と認識する相手には、一切与えられないだけで。
NRCの治安の悪さを考えると、そのうち賢者の島が消し飛ぶ可能性が高いです。
☆学園長が胃薬とお友達になるまであと何日―――――?
それから、ジャミルはもちろん勉強熱心な子だし、ツバキ大好きっ子なのでマイナーな歴史も勉強しました。
あまりにも凄惨な記録だったから吐くかと思ったけど、いい主になるために頑張ったよ! だから褒めてくれ!!!(切実)
ちなみにこのシリーズでも、カリムはNRCに遅れて入学します。
でも、この話のジャミルはそんなに不満が溜まっていないので、カリムが理由でオバブロすることはないと思います。
そこら辺を入れると上手くまとまらなかったので、ばっさりカットしました。
また、姐さんがジャミルを「特別」とか「唯一無二」とか言うけれど、それは姐さんがジャミルを“私の刀”枠に収めたからです。
ガチの特別枠。
ジャミルのためなら命も惜しまないし、惜しくないし、魂だって捧げる所存。
カリムのこともちゃんと好き。彼の立ち位置は“自身の先輩やら後輩に当たる審神者“枠。
守りたいし大事にしたいし仲良くしたい子。庇護下に置かれています。