右大将リリア×姐さん






記念日によせて
最初は自分と同じ苦しみを抱えていることに共感して始まった二人。
ある種の傷の舐め合い。
それが友愛のようなものに変わって、その延長にあるような親愛に変わっていく。
それが愛に似たものになって、最終的に愛になる。
ツバキは恋は分からないけれど、愛は知っているので、己の心情の変化をしっかりと把握している。
リリアの方が器用そうに見えて、実はめちゃくちゃ不器用だったら良いな。
自覚も遅いし、自覚したらしたで、気恥ずかしくなってぎこちなくなる。
ツバキはそこも把握しているので、ニコニコ見守ってる。
ツバキの方が圧倒的に上手。
ちなみに誕生日は忘れてしまっているので、どうせなら目出度い日を祝おう、と原作通りに1月1日。
原作では入学の際に適当に決めたものらしいですが、ここではツバキに祝って貰うためです。
自覚はまだまだ薄いけど、割とツバキが好き。

男心というもの
右大将時代はあんまり見た目に頓着していなさそうなイメージ。
でも、この話ではツバキという妻が居るので、「かわいい」と言われるのが我慢ならない。
NRC入学時には原作通りに「かわいい」と自負するか、ツバキにだけは「かっこいい」と思われていたいと悶々とするか、悩みどころですね。
ツバキが男前なあまり、開き直ってしまいそうではある。




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