双子の魂
赤ん坊状態で病院のベッドに逆行。
二人で隣に並べられて寝かされ、お互いの顔を見て絶句。
そして自分達の顔を見つめて幸せそうなハナコとレイジに更に絶句。
「まさか双子が生まれるとはね」
「私も驚いたわ。ふふっ、でも可愛い。お互いに見つめあってる」
「兄妹って分かるのかな?」
((はあああああああああああああああああああ!!?!?))
「ハナコさん……! 何、兄貴の毒牙に引っかかってるんですか……!」
「毒牙って……」
レイジには容赦ないシンジ。
「まさか、シゲルがオーキド博士ポジションについているとは思わなかった」
「そしてオーキド博士はバックパッカーをしながら、お得意の体当たり研究か……」
「博士は自分の年齢を顧みた方がいいと思う」
シゲルは若き天才博士。オーキドはフィールドワークを主に行うアグレッシブ博士。
「親馬鹿には限度がない。愛が天井知らず。上限って知ってる?」
「兄馬鹿も底がないけどな」
「え?」
「自覚なしかよ」
サトシはシスコン。
もしシンジが傷つけられたらピカチュウとかゴウカザルとかに最大パワーでボルテッカーとかフレアドライブさせるくらいに。
いつの間にか伝ポケと遭遇しているサトシン♀。
「今思えば、昔海でおぼれた時に助けてくれたポケモンってルギアじゃないか?」
「え? マナフィとカイオーガじゃなかった?」
「「…………」」
「「ちょっと待て、いつの話だ」」
「森で迷子になった時に道案内してくれたのってギラティナだよな?」
「え? 俺はてっきりミュウだと……」
「「…………」」
「「だからそれ、いつの話だ」」
「時々影が変な形になっているんだが、」
「時々悪夢を見るんだけど、」
「ダークライか」
「ダークライだな」
トラブルに巻き込まれる回数が多すぎて話がかみ合わないこと多数。
ポケモンはマサラでもらう。
サトシはピカチュウ(記憶なし)。シンジはヒトカゲ。
「サトシばかりずるくないか」
「え?」
「生まれた町も、もらうポケモンも、前と変わらない。お前だけ男に生まれているし、母も同じ人だ。サトシばかりずるいだろう」
「えええええええええ、ご、ごめん!」
「……(ムスッ」
(あれええええええ!? シンジってこんなわがままな奴だっけ?)
サトシはシンジに甘い。
そしてシンジはサトシに甘えてる。
前世と合わせて生粋の末っ子だからね、シンジは!
旅立ち。
ピカチュウが電撃を放ってオニスズメに当ててしまう。
オニスズメに追いかけられ、サトシがシンジを突き飛ばしてオニスズメに自分を狙わせる。
「トキワシティで合流な!」
一人になったシンジが呆然としたままとりあえずトキワシティに向かおうとしてオニスズメが残っていることに気づく。
「逃げるなら全部ひきつれて逃げろよおおおおおおおおおお!!!」
サトシと血縁になったことによりトラブルホイホイ体質に。
ヒトカゲと一緒に逃げているとヒトカゲが転んでしまう。
そしてシンジがヒトカゲを庇って攻撃を受けようとしたら電撃。
エレキッド(記憶あり)参上。
その頃のサトシ。
ピカチュウを庇いながらオニスズメから逃げる。
カスミ(記憶なし)と出会って自転車を借りる。
そしてピカチュウを庇うサトシの背中を見てピカチュウが思い出す。
オニスズメを撃退してホウオウに旅立ちを祝福されながらトキワへ。
シンジはトレーナーとバトルしつつトキワへ。
えげつない戦法を使って相手トレーナーにドン引きされつつも着実にヒトカゲのレベルを上げていくよ!
サトシだったらポケセンにいるだろうと当たりをつけてポケセンへ。
するとエレキッドがピカチュウから電気を受信。
ポケセンでサトシと合流。
ロケット団撃退のためにピカチュウに雷を落として回復。ロケット団撃退。爆発。
あれ? 何か強すぎねぇ? もしかして前世の経験値引き継いでる?
特性:テレパシーの色キルリアと遭遇。
(何でこんなところにキルリアがいるんだよ、可笑しいだろ。しかも隠れ特性の色違いとか)
サトシの血縁になってポケモンホイホイになったよ! やったね、シンジちゃん!
改めてサトシの妹になったんだと再確認しつつ、ちょっといざこざがあってキルリアゲット。
からのキュウコンとひでりロコンの親子に遭遇。
ロケット団の襲撃のせいで雨の降る森で一人(+ヒトカゲとキルリア)迷子になったシンジが、また珍しいポケモンをホイホイしちゃったぜ!
しかもひでりロコンを狙うトレーナーと遭遇してしまったよ!
無理やり親子を引き離そうとするトレーナーたちに見ていられなくなったシンジがバトルをおっぱじめちゃうよ!
でも残念! ヒトカゲもキルリアもまだまだ未熟だよ!
防戦一方に陥る中でロコンを連れていこうとしたトレーナーにシンジが突っかかる!
そんなシンジに攻撃しようとしてヒトカゲがブチ切れるよ!
ヒトカゲ進化! リザード!
そして強くなったリザードとトレーナーを返り討ちにするよ!
サトシは10歳くらい、シンジは5歳くらいに記憶を取り戻しても面白い。
「昔は可愛かったのになぁ……」
「いつのことだ」
「記憶が戻る前かな」
「今は可愛くないのか? おにーちゃん?」
「可愛いです」
「ちょろいな、お前」
「おにーちゃんやってた時期が長すぎた」