審神者と呪いの世界
清庭椿
術式「切断」
どれだけ成長しても領域展開や極の番を使えないという天与呪縛がある。その代わりにあらゆる術式を切り裂く事が出来る。無下限を切り裂く事も可能。
***
√五条→椿
審神者やってた前世では、審神者になってから友人が出来なかったので、今世では友人と仲良く過ごしたいと思っている。
だから、恋愛よりも何よりも友情を取りたい。
そんなことを考えているときに五条に告白されて、友人で居たいと泣いてしまう。
翌日、髪を切ってスカートをやめる。元々スカート好きじゃないし。
ちなみに姐さんはかなり情緒不安定な状態です。
五条:ねぇ、半日くらいちんこ萎える動画とか画像ってない?
五条:補助監督のミスで一部屋しか取れなかったみたいで、今夜椿と二人で過ごすことになっちゃったんだよね
伏黒:ばっっっかやろう!!!
伏黒:何でそんな少女漫画のテンプレを踏襲してんだ、あんたは廊下で寝ろ!!!
五条:ホテルの人に怒られるじゃん。それに椿が許してくれないよ
虎杖:確かに椿さんは許してくれないよね……
釘崎:女子がいるグループLINEでなに聞いてんのよって突っ込もうと思ってたのに……
釘崎:まぁ、廊下で寝るのは現実的じゃないわね。あの人なら自分が廊下で寝るって言い出しそうだし
五条:そうなんだよ。だから何か丁度良さそうなのない? 正直ヤバい
硝子:【髪を切った直後の写真】
夏油:【初めてスラックスを履いてきたときの写真】
硝子:【目元が赤くなってる写真】
五条:ありがとう。一週間ぐらい萎えそう
五条:っていうかそれ以上は任務に支障きたしそうだから勘弁して
虎杖:え、えげつねぇ……
釘崎:これなら大丈夫じゃない?
伏黒:むしろこれで手ぇ出したら最低過ぎると思う
***
√逆ハー気味
術式は上記と同じ。
高専時代にはさしす、七海に矢印を向けられている。
教師になってからはさしす、七海、狗巻、真希、真依に矢印を向けられている。
家入「…………太ったかも」
夏油「え? そうなのかい? 全然変わっていないように見えるけど」
五条「ダイエットすんの? ウケるwww」
夏油「こら、悟。女の子にそんなこと言ってはいけないよ」
家入「デリカシー死んでんのか?」
椿「でも、必要ないと思うけどな。今でも私が抱きしめたら、折れてしまいそうなのに。それ以上痩せてしまったら、私が君を抱きしめられなくなってしまう」
家入「ダイエットやめるわ」
五条「判断が早いwwwww」
夏油「まぁ、椿の言うとおりだと思うけど」
五条「まぁ硝子はな。でも、ダイエットした方が良いデブにはなんて言うの?」
椿「こら、そんな風に言うもんじゃない。でも、そうだな……。抱きしめてしまいたくなる、と言うかな。きっと柔らかくて、腕の中に閉じ込めたら、幸せになれそうだから」
家入「ちょっと太ってくる」
五条「おいやめろ」
夏油「じゃあ痩せている子には?」
椿「手を広げて、おいでって言うかな。痩せている子は寒がりが多いらしいから、あたためてあげたい」
家入「寒いからあたためて」
五条「お前はさっきから抜け駆けしようとすんなよ、硝子。俺とかはどうよ? よく桜に攫われそうって言われるんだけど」
椿「首から上だけが? それを言った人は随分と猟奇的だな……」
家入「んぐっふwwwww」
夏油「ひぃwwwww」
夏油「ねぇ、見て。新しい呪霊を捕まえたんだ。術式も持ってて、凄く便利そうなんだよね」
椿「へぇ、どんな術式を使うんだ?」
夏油「糸に括り付けられた石を見てくれる?」
五条「待てや」
夏油「なんだい、悟。邪魔をしないでもらおうか」
五条「いや、邪魔するわ。何しようとしてんだよ」
夏油「何って……。術式を見せてあげようとしただけだよ?」
五条「いや、どう見ても催眠術。俺でなくても止めるわ」
椿「何をしようとしていたのか知らないが、私に精神感応系の術式は効かないぞ?」
五条「そんでお前は何で自前のメンタルでそれが可能なんだよ。おかしいだろ」
夏油「え? 術式の効果とかではなく?」
椿「私は切断しか出来ないからな。それは術式の効果ではないよ」
夏油「うっそだろ……」
五条「残念だったな、傑ぅ! ざまぁwwwww」
夏油「…………悟、表に出ようか」
五条「俺は表に出る用事なんてありませ~ん。一人で行けよ」
椿「じゃあ、私はこれで」
五条「好きです、付き合ってください!」
夏油「ちょっと、悟。抜け駆けは許さないよ」
五条「早い者勝ちですぅ!」
夏油「椿、実は私も君のことが好きなんだ。良かったら私と付き合わない?」
五条「真剣味のない告白~! 俺の方が絶対いいよな!?」
夏油「……悟より私の方が気が合いそうじゃないか? 椿も食べることが好きだし、一般家庭出身だから価値観も似てるだろうし」
五条「価値観なんていくらでも変わるもんだっての! 何なら俺が変えてやるし!」
椿「二人が私に対して本気なのは構わないけれど、私が必ずどちらかに応えなければならない義理はないよな?」
「「えっ」」
椿「私は君達のどちらとも付き合う気がないので、お断りさせていただく」
「「えっ」」
椿「そういうわけで、この話は終わらせて貰う。私はこれから任務だから、それじゃあ」
「「………………えっ」」
五条「俺達以外が椿に告白? 許すわけ無いじゃん」
家入「お前が許すことじゃないだろ。でも、お前ら以外が告白しようとしたらどうすんの?」
五条「まず俺が四肢を捩じ切って行動不能にする」
夏油「残った部分を私の呪霊に食べさせて証拠隠滅って寸法さ」
家入「クズ共め………」