幸せの捜索願 番外編






あとがき

呪術師達の善人センサーに引っかかった椿。
禪院フェイスな少女の健気な言葉に、彼等の善良な部分が黙っていられなかった。
というか、禪院フェイスって書いて気付いたんですが、姐さんって元から禪院フェイスに近いものがありました。
黒髪で切長の目。性別不明の涼しげな美形。割と禪院の素質あったな……。
そのままの顔でも伏黒家って通りそう。
でも今世では、多分目の色が恵と同じかな。
お母さんが黒なら、お母さん似って事で黒のままでもいいけど。

ちなみに最後の五条さんと宿儺のやり取りは甚爾くんともやっていたりする。
そして甚爾くんも言葉の真意に気付いて、宿儺に対してほんのちょっと警戒心を緩めています。
というか、普段のやり取りで恵はお気に入り認定されていると分かるし、何やかんやで椿にも絆されているのが見て取れるので、まぁ余程のことでない限りは殺されないと思っています。
原作軸の宿儺の所業を見れば考えを改めるでしょうけどね。

きっと椿の最期は、後悔の果てにある。
けれど、身を削り、魂を燃やし、全てを注ぎ込んだ後のことだから。きっと残るものは、何も無い。
そんな椿を「最高の道化だった」と笑うのがこの世界線の宿儺様です。
椿の人生を喜劇と称するのは、きっとこの世界では彼だけでしょう。




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